要約 重粘土転換畑において、改良型アップカットロータリにより耕うんと同時に畝立て播種を行うか、慣行の播種作業時に被覆尿素を施用することにより、大豆の湿害を回避することができる。畝立て栽培を行うと7~...
要約 パン用小麦である「キタノカオリ」はめん用小麦「ホクシン」に比べ耐倒伏性は あるが、低収となり易い。子実重 600kg/10a、子実タンパク含量 11.5%以上を目指した窒 素施肥法として起生期~幼穂形成期の増肥...
要約 ズッキーニのハウス抑制栽培において、ハウス屋根面を外部遮光し、さらにマルチ資材として地温上昇抑制型フィルムを併用すると、規格外果の発生が少なく、8・9月の前期収量が安定する。 キーワード ズッキー...
要約 障害型冷害によって不稔が発生した飼料イネは硝酸態窒素濃度が上昇する傾向にあるが、窒素多量施用条件下においても極めて低い水準に留まる。 キーワード 飼料利用、飼料イネ、ウシ、粗飼料、硝酸態窒素 背...
要約 水稲の障害不稔に対する危険度は、幼穂伸長モデルによる危険期の特定とその期間の冷却量を求めることで、予測できる。 キーワード 水稲、障害不稔、幼穂伸長モデル 背景・ねらい 水稲の障害不稔は、低温が長...
要約 水稲とのブロックローテーションを前提としただいず不耕起栽培では圃場排水対策が特に重要で、額縁明渠に加え播種溝に交差した弾丸暗渠を施工する。このことにより茎疫病発生も軽減される。また、雑草対策は...
要約 障害型冷害によって不稔が発生した飼料イネは硝酸態窒素濃度が上昇する傾向にあるが、窒素多量施用条件下においても極めて低い水準に留まる。 キーワード 飼料利用、飼料イネ、ウシ、粗飼料、硝酸態窒素 背...
要約 「夢あおば」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適する...
要約 北陸地方の重粘土転換畑では、梅雨時の湿害を被った大豆は、下位分枝に着生する莢数の減少によって減収する。しかし、100日タイプの被覆尿素を基肥に施用することで、湿害大豆の莢数および収量は増加する。 ...
要約 無加温ハウスを活用したこまつなの冬期安定生産には、べたがけ栽培を前提に、低温伸長性・耐凍性に優れた品種を11月上旬に溝底播種することが有効である。 キーワード こまつな、べたがけ、溝底播種 背景・...
要約 最も冷温感受性の高い穂ばらみ期に根圏部を加温すると、障害型不稔の発生程度が減少する。 キーワード 水稲、穂ばらみ期、障害型不稔、根圏部加温 背景・ねらい 平成5年の大冷害により東北の稲作は大被害を...
北海道における不耕起播種機を利用した水稲乾田直播の作業体系と施肥
要約 作溝型不耕起播種機を利用したチゼルプラウ耕起→レーザ均平→鎮圧→不耕起播種機の作業体系により、播種関連作業時間をこれまでより1時間/ha短縮でき、必要な苗立ち数を確保できる。側条施肥が有効で、初期生...
矮性のクロタラリア(Crotararia breviflora)の線虫密度低減効果と緑肥としての利用
要約 矮性のクロタラリア(C.breviflora)は、従来のクロタラリア(C.juncea)に比べて草丈が低く茎に柔軟性があるため、耐倒伏性が強くすき込み時の作業性に優れる。また、線虫対抗植物のラッカセイと同等の線虫...
要約 「北陸183号」は寒冷地南部における熟期が早生の晩で、やや短稈、偏穂重型、大粒、多収の粳種である。白米中の易消化性タンパク質であるグルテリン含量が少ないことからタンパク質摂取制限の必要な慢性腎不...
要約 水稲「空育163号」は北海道で中生の早に属する耐冷、やや多収、良食味の粳種である。「きらら397」の一部に替えて作付けすることにより寒地における産米の食味向上と安定生産を図る。 背景・ねらい 平成12年...
要約 カラーピーマンの長期どり栽培に適する作型は1月下旬播種、4月上旬定植であり、基肥は多収効果のあったロングショウカルを用いる。整枝法は主枝4本仕立て、側枝2節摘心を行う。また、主枝第12分枝節まで主枝...
要約 岩手県中南部の6月どりキャベツ栽培では、定植後の生育促進技術と作期の組み合わせにより6月上旬~下旬の連続収穫が可能となる。積雪地帯の場合、前年中にマルチまでの圃場準備をしておくことで定植作業を早...
要約 水田土壌にリン酸が蓄積している実態にもとづき、水稲のリン酸吸収量と土壌中の可給態リン酸(トルオーグ法)水準に対応したリン酸施肥基準を策定し、可給態リン酸30mg/100g以上では無施用とした。 背景・ね...
要約 水稲「山形71号」は熟期が極早生の良質、良食味の粳種である。品質は「みちのくわせ」より明らかに優り、食味は「ササニシキ」に近い良食味である。平成12年度から山形県で「みちのくわせ」に代えて山間部対...
要約 水稲「空育158号」は寒地では中生の大粒系統であり、玄米に酒造好適米特有の心白を発現し、酒造適性が高い。 背景・ねらい 北海道にはこれまで心白を多く発現する酒造好適米品種がなかった。しかし、近年の...