予測を含む気象データを利用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援システム
要約 気象情報と利用者が登録した作付け情報から、発育ステージを予測するとともに、適切な追肥量や施用時期、病害の予測情報等の栽培管理支援情報をインターネット経由で届ける農業情報システムである。農業気象...
放牧適性や飼料品質に優れる北海道向けフェストロリウム品種「北海1号」
要約 フェストロリウム「北海1号」は多回刈で多収、季節生産性が平準であるなど放牧に適し、飼料品質も優れる。根釧地域の一部のような越冬条件の厳しい地域を除く北海道全域に適する。 キーワード フェストロリ...
「タカナリ」の脱粒性を改善した中生の多収性水稲新品種「オオナリ」
要約 「オオナリ」は多収性品種「タカナリ」の突然変異系統で、温暖地東部では熟期が"中生の早"に属する粳種である。原品種「タカナリ」に比べて脱粒性が改良されているため、収穫時の収量損失が少なく、粗玄米収...
関東平野部におけるナタネ品種「キラリボシ」の播種適期と栽培管理法
要約 茨城県南部でナタネ品種「キラリボシ」を10月中に播種することで、凍害にあうことが少なく、梅雨前にコンバイン収穫できるようになる。秋雨による冠水害を避けるために畝立て栽培を行い、転換初年目圃場では...
要約 「なつあおば」は極早生の多収系統で、熟期の異なる稲発酵粗飼料用品種との作期分散による収穫期拡大により、刈り遅れによるサイレージ品質の低下を防ぐことができる。 キーワード イネ、飼料イネ、極早生、...
要約
要約 気象観測データおよび予測データを用いて農作物生育予測情報、深水管理情報等の情報を発信するウェブシステムは、GISソフトウェアにより任意の地域の情報を提示し、生産関係者が農業気象災害軽減のための栽...
要約 道央においては、一般的な開閉管理の無加温ハウスでホウレンソウの寒締め栽培が可能である。さらにハウスの換気側窓を終日開放して寒気暴露すると、一般的な開閉管理に比べて10日程度出荷を前進できる。厳寒...
γーアミノ酪酢(GABA)が多い発芽玄米用糖質米新品種「あゆのひかり」
要約 「あゆのひかり(北陸169号)」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、短稈、偏穂重型の糖質米系統である。重量当たりのGABA含量が一般品種の3倍前後で、水溶性多糖(植物グリコーゲン)を乾物重当たり30...
要約 関東北部における2003年夏季の低温、及び日射量の不足は、飼料用トウモロコシの収穫までに至る栽培日数を延長させ、雌穂の乾物収量に大きな被害を与えた。その被害の様相から登熟遅延型の冷害であった。 キ...
要約 水稲「越南176号」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 水稲「イクヒカリ」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
冷害気象下の「コシヒカリ」の移植と直播の作期による気象条件と収量・品質変動
要約 H15年の冷害気象条件下で、晩生品種「コシヒカリ」の作期の違いによる登熟温度(出穂後40日間の平均気温)の変動幅は16~21℃であった。主な低収要因は、籾数及び日射量の低下による千粒重の減少及...
要約 無加温ハウスを活用したこまつなの冬期安定生産には、べたがけ栽培を前提に、低温伸長性・耐凍性に優れた品種を11月上旬に溝底播種することが有効である。 キーワード こまつな、べたがけ、溝底播種 背景・...
北海道における不耕起播種機を利用した水稲乾田直播の作業体系と施肥
要約 作溝型不耕起播種機を利用したチゼルプラウ耕起→レーザ均平→鎮圧→不耕起播種機の作業体系により、播種関連作業時間をこれまでより1時間/ha短縮でき、必要な苗立ち数を確保できる。側条施肥が有効で、初期生...
要約 水稲「めばえもち」は寒冷地南部では中生の早に属する糯種で、短稈で、偏穂数型の系統である。玄米の胚芽部分が一般品種の約3倍あり、水に浸漬した胚芽に含まれる機能性成分(ギャバ)量が多いことから発芽...
冬期寡日射条件下での無加温パイプハウスにおけるコマツナの無被覆栽培
要約 冬季に寡日射条件となる秋田県におけるコマツナの無加温パイプハウス栽培では、保温資材で被覆すると軟弱に生育し、糖やビタミンC含有率が下がり、栄養価が低下する。また、作物体の耐凍性も高まらず、凍害...
要約 ストックの直播きの栽培で、10月中旬~2月下旬に収穫するためには、極早生品種を用いて、8月第1半旬~9月第1半旬に播種する。また、12月以降では最低5度Cに加温することが必要である。 背景・ねらい ストッ...
要約 飼料用トウモロコシの4品種について,日平均気温の6℃以上を積算した有効積算温度を用い,絹糸抽出期と黄熟期の予測が可能となるモデル式を得た。 背景・ねらい 飼料用トウモロコシの的確な作付け計画や栽培収...
寒冷地の無加温ハウスにおけるナバナ「オータムポエム」の播種期と育苗法及び摘心時期
要約 寒冷地の無加温ハウスにおいて、冬期間に継続してナバナを収穫するための適播種期は9月中旬で、収量は200kg/aが可能である。9月播種の育苗日数は、セルトレイ50穴、72穴で21日以内、98穴で14日以内が適当で...