要約 「たちあやか」は「たちすずか」と比較し出穂期が2週間程度早い「中生の早」であり、熟期の近い「ホシアオバ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、糖含有率が高いため、稲発酵粗飼料専用の稲品種...
要約 水稲「夢の舞」は寒冷地南部では早生に属し、多収で良食味である。耐冷性、いもち病抵抗性が強いため、中山間部の稲作の振興に資することが期待できる。 キーワード イネ、耐冷性、多収、直播、低コスト、夢...
要約 「きんのめぐみ」は、東北地域中部では“中生の中”に属する粳種である。食味は「あきたこまち」並の良食味で、精米時に胚盤が残りやすい特性を持つ。耐倒伏性は強く、いもち病圃場抵抗性、障害型耐冷性、白葉...
暖地向きで良質な紫黒もちの水稲新品種候補系統「さよむらさき」
要約 水稲「さよむらさき」は、暖地に適する中生の紫黒もち系統である。耐倒伏性に優れ、玄米外観品質は「朝紫」より黒色の発色が良くやや優れる。玄米にアントシアニンを含むほか、一般のもち米より食物繊維、タ...
茎葉多収で糖含量が高い稲発酵粗飼料用水稲新品種「たちすずか」
要約 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強く、糖含量が高く、中性デタージェント繊維の消化性が高いため、ホールクロップサイレージ用の飼料用稲専用品種と...
いもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を持つ極良食味の新品種候補系統「中部125号」
要約 「中部125号」は温暖地東部では中生の早に属する、中間型の水稲粳種である。陸稲「戦捷」からいもち病圃場抵抗性遺伝子 pi21 を導入する際に、 pi21 座と密接に連鎖する不良形質をDNAマーカー選抜によって除...
要約 「中部糯110号」は温暖地東部では中生の晩に属する、偏穂重型の水稲糯種である。穂いもち抵抗性遺伝子Pb1及び縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-iを持つ。外観品質に優れ、粘りが強く、餅の食味は極良好である。 キ...
要約 本県の中山間地帯では「ヒメノモチ」が作付けされているが、熟期が早く雀の食害、また、穂発芽被害が多い。そこで、「越南糯196号」を採用することにより、生産の安定を図る。 キーワード 水稲糯、「越南糯1...
いもち病抵抗性が強く、極良食味の新品種候補系統「中部111号」
要約 「中部111号」は温暖地東部では中生の中に属し、いもち病抵抗性が強く、「ミネアサヒ」「コシヒカリ」並みの極良食味のうるち系統である。いもち病防除を省けることで消費者ニーズに応えることができる。 キ...
イネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1の菌系特異性と葉いもち抵抗性
要約 いもち病抵抗性遺伝子Pb1による葉いもち抵抗性発現と穂いもち抵抗性の菌系特異性について、Pb1準同質遺伝子系統を用いて検定した結果、葉いもち抵抗性は11葉期以降高まり、穂いもち抵抗性に菌系特異性はみら...
要約 水稲「南海糯140号」は、南海糯112号/関東糯148号(後の「モチミノリ」)の組合せから育成された早生・糯系統で、良質・多収である。宮崎県における中山間地に普及している中生の大粒糯品種「ミヤタマモチ」...
要約 「祭り晴」は、収量、品質の安定した良食味の早生品種である。耐倒伏性及び縞葉枯病抵抗性、耐いもち病などの耐病性を備えているので、「晴々」の食味改善品種として中山間部から平坦部対象に奨励品種に採用...
要約 水稲「南海127号」は、西海186号/南海102号の組合せから育成された粳系統で、晩生、極良食味、強稈、やや大粒、多収の特徴がある。このため晩生「ユメヒカリ」等の品種に替わって、長崎、宮崎、鹿児島で普及...
良食味水稲新品種「玉系91号(彩の光)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 麦あと栽培に適し、良食味・良質で対倒伏性強、縞葉枯病抵抗性で、脱粒性を有し普通型コンバイン収穫容易な中晩生の水稲新品種「玉系91号(彩の光)」を育成した。普通型・汎用型コンバイン収穫向けとして準奨...
良食味強稈多収水稲新品種「玉系95号」の育成と奨励品種採用(予定)
要約 良食味・良質、縞葉枯病抵抗性、耐倒伏性極強、中晩生で多収の水稲新品種「玉系95号」を育成した。中山間・山添地域を除く県下全域に適する。埼玉県のブランド米向けとして奨励品種に採用する。 背景・ねら...
要約 「南海121号」は、愛知52号/ミネアサヒの組合せから育成された粳系統で、早生、極良食味、強稈、いもち耐病性中、穂発芽難の特徴がある。このため「日本晴」等の早生品種に替わって福岡県と宮崎県で普及が...
要約 水稲「南海121号」は、愛知52号/ミネアサヒの組合せから育成された粳系統で、早生、極良食味、強稈、いもち耐病性中、穂発芽難の特徴がある。このため「日本晴」等の早生品種に替わって、福岡県と宮崎県で普...