合成性フェロモントラップによるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生消長の把握
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメ合成性フェロモン剤を誘引源としたトラップによる雄の誘殺消長は、設置場所の成虫の発生消長を反映している。トラップとしては、水盤トラップと粘着トラップで誘殺雄数に差が...
要約 近年、水田作大豆で発生する青立ちの発生要因は、登熟期間の高温や土壌水分ストレスによる着莢の減少である。青立ちと着莢は負の相関があり、1節莢数が1以下となると青立ちが発生しやすい。登熟期の高温、乾...
関東・信越及び周辺地域の水田転換畑におけるダイズシストセンチュウ発生状況
要約 関東・信越及び周辺地域のダイズ栽培水田転換畑計78地点を調査した結果、千葉、岐阜以外の各県でダイズシストセンチュウの存在が確認でき、特に長野、新潟及び従来は発生が知られていなかった富山県での発生...
要約 カラス類2種合計の営巣密度は、植生図から計測した樹林と他の5つの土地利用区分との隣接長および畑地の面積率によって、2種の比率は樹林面積率によって高い精度で予測できる。 キーワード 鳥獣害、密度推定...
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメの主要殺虫剤に対する感受性評価の基準となるLD50を明らかにした。 キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、殺虫剤、感受性、LD50 背景・ねらい アカヒゲホソミ...
合成性フェロモントラップによるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生消長の把握
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメ合成性フェロモン剤を誘引源としたトラップによる雄の誘殺消長は、設置場所の成虫の発生消長を反映している。トラップとしては、水盤トラップと粘着トラップで誘殺雄数に差がな...
関東・信越及び周辺地域の水田転換畑におけるダイズシストセンチュウ発生状況
要約 関東・信越及び周辺地域のダイズ栽培水田転換畑計78地点を調査した結果、千葉、岐阜以外の各県でダイズシストセンチュウの存在が確認でき、特に長野、新潟及び従来は発生が知られていなかった富山県での発...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 放棄された水田放牧草地はイネ科草種が繁茂し、それらを餌資源としてアカヒゲホソミドリカスミカメ等のカメムシ類が多発生する。 キーワード 水田放牧、水田、カメムシ類、虫害、イネ科牧草 背景・ねらい 水...
斑点米カメムシ類は特定の発育段階の籾を好み種特有の加害部位がある
要約 イネカメムシ、クモヘリカメムシ、アカスジカスミカメは、胚乳が縦伸長途中から幅伸長途中の籾を主に加害し、ホソハリカメムシはより登熟が進んだ籾も加害する。籾の加害部位は、カメムシの種による特異性が...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 イタリアンライグラスにおけるアカヒゲホソミドリカスミカメ成虫のすくい取り効率は平均21%で、草の状態(草丈・生育ステージ)による差はない。イネ出穂後の水田におけるすくい取り効率は15%である。 キー...
要約 ジノテフラン剤、クロチアニジン剤(粉剤DLおよび液剤、水溶剤)を用いると出穂期10日後頃の1回散布でアカヒゲホソミドリカスミカメの防除が可能である。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカスミカメ...
要約 サルやシカのエサ量が最も減少する冬期に、集落の耕作地やのり面、集落に近い林道の路肩などに、豊富な緑草帯が形成される。明確な緑草帯が形成されるのは、前年秋期に、除草、耕耘、稲刈りなどの最終作業が...
要約 高さ1mの金網柵に「忍び返し」状の折返しをつけることで、イノシシによる跳躍侵入を防ぐことができる。安価で容易に入手できる建築資材の溶接金網を折り曲げて、防護柵が作れる。 キーワード 鳥獣害、イノシ...
斑点米カメムシ類は特定の発育段階の籾を好み種特有の加害部位がある
要約 イネカメムシ、クモヘリカメムシ、アカスジカスミカメは、胚乳が縦伸長途中から幅伸長途中の籾を主に加害し、ホソハリカメムシはより登熟が進んだ籾も加害する。籾の加害部位は、カメムシの種による特異性が...
要約 長期持続型箱施用剤を広域に使用すると、山形県下ではイネドロオイムシ、コバネイナゴの発生密度は低下する。この場合、これらを対象とした防除を2~3年中断でき、長期持続型箱施用剤を基幹とする複数年防...
要約 暖地水田作経営において,打込式代かき同時土中点播直播を核とする新技術体系の導入は,最大年間約270万円所得が増大する。経営規模が20ha以下の場合,水稲移植をやめ,汎用型直播機による全作物の作付けを行う...
要約 コバネイナゴ3齢幼虫に対して、航空防除で使用されている薬剤の感受性を局所施用法で調査したところ、中央致死薬量が地域により数倍の違いがみられ、また年次の経過に伴い感受性が上昇している地点もある。...
要約 アルファルファタコゾウムシ成虫は水田地帯周辺の樹林・山林内で越夏する。 キーワード レンゲ、アルファルファタコゾウムシ、越夏 背景・ねらい 本種は、1982年に侵入が確認されたレンゲの重要害虫である。...