要約 播種から収穫まで耕起しない狭畦不耕起栽培は、慣行の耕起播種・中耕培土栽培と比較して、ダイズ白絹病の発生を減少させる。狭畦不耕起栽培による白絹病の抑制は中耕培土前の段階でも認められる。 キーワー...
地域資源、畦連続使用栽培、緑肥間作を活用した南九州地域の有機畑輪作体系
要約 ダイコン作付前焼酎廃液濃縮液施用、ダイコン作付後無施肥サツマイモ畦連続使用栽培、畦間エンバク間作の組み合わせによる有機栽培体系でダイコン、サツマイモともに慣行栽培とほぼ同等の生産性を複数年得る...
要約 2012年12月31日で全廃となった土壌くん蒸用臭化メチル剤の代替技術として開発した国内8地域4品目対象の産地適合型マニュアルによる栽培は、同剤使用時の慣行栽培に対し何れも90%以上の収量を確保することが...
エアロビック・ライスの連作による収量漸減現象に非生物的要因が関与する
要約 収量漸減現象が認められるエアロビック・ライス連作圃場からの採取土壌を用いたポット試験において、薬剤や熱処理によって生物的要因を排除してもイネの生育に有意な改善が見られないことから、この現象には...
施設栽培ニラにおけるニラえそ条斑病対策を目的としたネギアザミウマ防除体系
要約
ニラのネギアザミウマに対して、ベンフラカルブマイクロカプセル、クロチアニジン水溶剤、スピノサド顆粒水和剤の殺虫効果が高く、これら3薬剤を基幹とした防除体系により本種およ...
要約 リンゴ作規模1ha以上層では、マルバ普通栽培体系のもとで労働集約的な管理を実現している。1ha未満層では、基本技術の手抜き化がみられるが、有袋栽培を維持していることから、4月以降の貯蔵リンゴ生産の担...
熱帯牧草Brachiaria humidicolaの硝酸化成抑制作用のアンモニウムイオンや低pHによる誘導
要約 熱帯牧草Brachiaria humidicolaの根からの分泌物は、土壌で進行する硝酸化成を抑制する作用を有するが、その作用は酸性条件下のアンモニウムイオンにより強く誘導される 背景・ねらい
これまでの我...
隣接カンキツ園への距離20m以内にあるカンキツ新植園での定植直後のミカンキジラミ防除の必要性
要約 カンキツグリーニング病媒介虫ミカンキジラミ(Diaphorina citri)は、既存カンキツ園との距離が20m以内にある新植園には、定植後半月内で多数侵入し、1ヶ月内に第一世代を出現させ、その...
飼料用トウモロコシ畑に蔓延したヒルガオ防除には播種前年の秋耕が有効
要約 ヒルガオが蔓延した圃場では、前年の2回の秋耕と慣行のアトラジン・メトラクロール剤の土壌処理で飼料用トウモロコシ収量への影響はほとんどなくなり、ヒルガオはほぼ消滅する。1回の秋耕でも上記除草剤処...
要約 西日本においても、葉かび病抵抗性遺伝子Cf-4 を持つ品種に感染するトマト葉かび病菌(Fulvia fulva)の4種のレース(レース4、レース4.11、レース2.4、レース2.4.11)が発生している。レース4、レース4.11...
飼料用トウモロコシ畑に蔓延したヒルガオ防除には播種前年の秋耕が有効
要約 ヒルガオが蔓延した圃場では、前年の2回の秋耕と慣行のアトラジン・メトラクロール剤の土壌処理で飼料用トウモロコシ収量への影響はほとんどなくなり、ヒルガオはほぼ消滅する。1回の秋耕でも上記除草剤処...
飼料用トウモロコシ畑に蔓延したヒルガオ防除には播種前年の秋耕が有効
要約 ヒルガオが蔓延した圃場では、前年の2回の秋耕と慣行のアトラジン・メトラクロール剤の土壌処理で飼料用トウモロコシ収量への影響はほとんどなくなり、ヒルガオはほぼ消滅する。1回の秋耕でも上記除草剤処...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...
畑作地における夏季の湛水処理によるネコブセンチュウ密度低減効果
要約 春作のタバコと秋冬ダイコンの栽培体系において、夏季にほ場を50日間湛水状態にすることにより、ネコブセンチュウの密度を低減できる。 キーワード ネコブセンチュウ、湛水 背景・ねらい 宮崎県東諸県郡国富...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...
要約 薬剤散布装置付き全自動移植機を利用すると、定植と同時に植え穴に土壌施用剤を正確に散布できる。また、作業時間は慣行手作業の25%に短縮でき、作業負担は慣行手作業の26%に低減し、作業姿勢も深い前屈姿勢...
温度、土壌水分、耕耘がイチビの出芽に与える影響と発生パターン
要約 イチビは温度で15℃以上、土壌水分で25~55%の水分域で発芽勢が高い。自然条件では降雨の2~3日後に発生が増加し、その傾向は約1ヶ月間続く。また、その後の耕耘の刺激により再度、出芽のピークが訪れ、10月...
要約 「ワセシロ」、「男爵薯」、「とうや」を利用した秋作によるばれいしょの採種栽培体系では、全粒植え可能なS、2S規格のいも数は春作採種栽培より多く生産できる。秋作で生産された種いもの塊茎肥大は春作種...
要約 レーザー制御によりレベラー整地した圃場では均平度が高く、乾田直播栽培を行う場合、耕起型、不耕起型いずれの播種機でも高い苗立ち率が得られる。さらに、早期入水により除草剤散布回数は3回に削減でき、...