要約 施設ピーマンでは、定植時にアセフェート粒剤を処理し、ミカンキイロアザミウマの密度急増期にスピノサド水和剤、クロルフェナピル水和剤、DDVP乳剤などを散布することで、密度を低く抑え、本種が媒介するト...
要約 京都府内トウガラシ産地に分布する青枯病菌には現行台木品種に対する病原性の差異から3種の病原性グループが存在する。各グループに対して「明石ピーマン」は強い抵抗性を示すことから伏見および万願寺トウ...
近紫外線除去フィルム被覆下での天敵類によるピーマンアザミウマ類防除
要約 促成栽培ピーマンにおいて,施設の被覆資材に近紫外線除去フィルムを使用し,ククメリスカブリダニ(100頭/株)を定植直後から約1週間間隔で3回放飼し,定植1ヶ月後にタイリクヒメハナカメムシを(1頭/株)放飼...
近紫外線除去フィルム被覆下でのVerticillium lecani製剤によるピーマンアブラムシ類防除
要約 Verticillium lecanii製剤(バータレック水和剤)は,近紫外線除去フィルムで被覆した促成栽培ピーマンの栽培施設内でも使用可能であることが明らかになり,1000倍液を定植直後から約1週間間隔で4回散布するこ...
要約 夏秋ピーマン栽培における近紫外線除去フィルムの利用は通常のフィルムに比べスリップス数が減少し、収量も同等かやや多くなり有効である。大分県農業技術センター・畑地利用部 背景・ねらい 夏秋ピーマンで...
リンゴにおける新害虫ツマグロアオカスミカメの発生とその被害の確認
要約 秋田県鹿角市においてツマグロアオカスミカメによるリンゴへの加害が確認された。被害の症状は、葉では多数のせん孔が生じ、幼果では窪みや奇形、サビの形成が見られた。 背景・ねらい 2000年6月上旬に、秋...
光反射シートと天敵の併用による施設抑制栽培ピーマンのアザミウマ類の防除
要約 施設抑制栽培ピーマンのヒラズハナアザミウマとミカンキイロアザミウマに対して、光反射シートを外周に設置した施設へのタイリクヒメハナカメムシ株当たり0.5頭の定植2週間以内とその約10日後の2回放飼は、...
トマト黄化えそウイルス(TSWV)のペチュニアの切離葉による簡易検定法
要約 トマト黄化えそウイルス(TSWV)症状葉の磨砕液をペチュニアの切離葉へ汁液接種し、褐色の局部病斑形成の有無を調べることで、本ウイルスを簡易検定することができる。この方法は酵素抗体法(DIBA法)と同程度...
ヒラズハナアザミウマによる施設ピーマン果実被害の発生と薬剤防除
要約 ヒラズハナアザミウマ幼虫の密度急増期に薬剤防除を行うことで、果実ヘタ部表面の褐変、ヘタ部裏側およびヘタ部と果実部が接している部分の黒変といった被害を防ぐことができる。 背景・ねらい
近年、...
要約 ピーマンの新品種「鹿島みどり」は、TMV-p(PMMoV-J)抵抗性を有した青果栽培用F1品種で、L3抵抗性遺伝子をホモに持ちその抵抗性は極めて強い。果実は中長形で、果色の緑が濃く、果肉が薄く軟らかい。高温期...
要約 施設栽培ピーマンに萎ちょう症状を呈する新病害を、Nectria haematococca(Fusarium solani)によるピーマン立枯病と命名する。 背景・ねらい
高知県の施設栽培ピーマンに株が萎ちょうし、やがて枯死...
トバモウイルスで汚染されたピーマン種子の非破壊簡易検出法(直接免疫染色法)
要約 ピーマンの種子におけるトバモウイルスの汚染を非破壊的に検定する技術を開発し、直接免疫染色法(DISA)と名付けた。DISA処理した種子は無処理種子と同等の発芽力を保持している。また、DISAの検出精度はEL...
要約 ウド栽培にサトイモ、ネギ、イネ科緑肥作物等、ウド萎凋病菌に感染しない作物を取り入れることにより、連作障害の主因となっているウド萎凋病発生の抑制が可能である。 背景・ねらい ウド産地の根株養成ほ場...
要約 トマト黄化えそウイルス(TSWV)によるトマト及びピーマンの黄化えそ病はアザミウマ類(特にミカンキイロアザミウマ)を低密度に保ち、ハウス周辺の雑草除去及びTSWVの感染しやすい野菜,草花を圃場周辺に植...
近紫外線除去フィルムとククメリスカブリダニの併用によるピーマンのアザミウマ類防除
要約 促成栽培ピーマンにおいて、施設の被覆資材に近紫外線除去フィルムを使用し、ククメリスカブリダニ(100頭/株)を定植直後から約1週間間隔で3回放飼すると、定植2ヶ月後までアザミウマ類の密度を被害許容水...
要約 ヤガ科(オオタバコガ、タバコガ、ハスモンヨトウ、ヨトウガ等)幼虫に対する主要な寄生性の在来天敵は、Campoletis chlorideae 、Meteorus pulchricornis、Microplitis mediator、トビコバチ科1種、ヤドリ...
コナジラミ類およびアザミウマ類に対する光反射シートの防除効果
要約 光反射シートを施設外周に設置すると、コナジラミ類とアザミウマ類の侵入を抑制する。また、施設内に設置すると、コナジラミ類の密度増加を抑制し、アザミウマ類の侵入を抑制する。 背景・ねらい 環境保全型...
要約 キャベツバーティシリウム萎凋病の病原菌は、Verticillium longisporumおよびV. dahliaeである。V. dahliaeはナス系、トマト系、ピーマン系、エダマメ系の4系統に判別される。 背景・ねらい 群馬県内のキャ...
要約 ピーマンから採取したチャノホコリダニ雌成虫の薬剤感受性を検定した結果、コテツフロアブル、ケルセン乳剤、マイトクリーン、モレスタン水和剤の4剤に高い感受性が認められる。宮崎県総合農業試験場・環境...
シミュレ−ションによるミナミキイロアザミウマに対するナミヒメハナカメムシの放飼効果の評価
要約