要約 市販の芝刈ロボットは、モモ、スモモ、ナシ、ブドウ、オウトウ、リンゴ、ブルーベリー、カキの果樹園の下草管理に利用でき、その際、走行の障害は簡易な方法で対策ができる。また、休耕圃場への適用では、面...
土着天敵ハダニアザミウマの定着性はハダニの立体網の存在により促進される
要約 ハダニ類の有力な土着天敵のうち、ハダニアザミウマは、オウトウハダニ、ナミハダニなどの造網性ハダニ種に対して定着性が高い。一方、ヒメハダニカブリケシハネカクシは、造網性の有無にかかわらずハダニ...
要約 オウトウ新品種「紅ゆたか」は、「高砂」とほぼ同時期に収穫可能な早生種である。結実が安定し、果実は6~9gと早生種では大きく、食味良好である。本品種は「佐藤錦」等と交雑和合性であるが、「高砂」、...
早生で結実・食味の良好なオウトウ新品種「紅ゆたか」(系統番号:オウトウ山形C7号)
要約 オウトウ新品種「紅ゆたか」は、「ビック」に「C-21-7」を交雑して育成した早生系統である。「高砂」と同時期か数日早く収穫できる。結実良好で、果実は6~9gと早生種では大きく、食味良好である。本系統...
ブルーベリーにおける防虫網を用いたオウトウショウジョウバエの物理的防除
要約 ブルーベリー園を目合い0.98mmの網で被覆すると、オウトウショウジョウバエの被害を完全に防止できる。網の被覆は、ブルーベリーの樹体、生産性及び果実品質に影響を及ぼさない。 キーワード ブルーベリー、...
小型粘着トラップ利用による果樹マルカイガラムシ類のふ化時期把握法
要約 果樹の枝に小型粘着トラップを設置し、トラップに捕獲された幼虫を調査することにより、マルカイガラムシ類のふ化時期を把握できる。 キーワード モモ、オウトウ、小型粘着トラップ、マルカイガラムシ類、ふ...
要約 オウトウ新品種「紅きらり」は、「レーニア」に「コンパクトステラ」を交雑して育成した自家和合性の中生種であり、「佐藤錦」と同時期か数日後に収穫できる。果実は8~9gと大きく、着色・外観が良好で、酸...
リンゴ園でのスピードスプレーヤによる農薬散布時のドリフト対策
要約 オウトウ園やモモ園に近接するリンゴ園でのスピードスプレーヤによる農薬散布において、風の条件や片側散布、農薬の選択、防薬ネット等の対策を組み立てることで、近接園へのドリフトを低減できる。 キーワ...
自家和合性で着色・食味の良好な新品種候補「オウトウ山形C10号」
要約 オウトウ新品種候補「山形C10号」は、「レーニア」に「コンパクトステラ」を交雑して育成した自家和合性の中生種であり、「佐藤 錦」と同時期か数日後に収穫できる。果実は8~9gと大きく、着色・外観が良好...
要約 オウトウ樹脂細菌病の主要な病原菌であるPseudomonas syringae pv.morsprunorumに 対する感受性には品種間差異が認められ、「佐藤錦」と比較して、「紅さやか」、「山形C6号」、「セネカ」の感受性が低く、...
ブルーベリーにおけるオウトウショウジョウバエの防虫網による防除技術
要約 ブルーベリー園を目合い0.98mmの網で被覆することにより、オウトウショウジョウバエ成虫の侵入を完全に防止できる。未熟果も加害されるため、果実が着色し始めたら被覆する。 キーワード ブルーベリー、オウ...
要約 クサギカメムシによるオウトウ「佐藤錦」の果実被害は、満開3週間後までの加害では落果、4週間後では落果する果実と落果せずに被害部がくぼんだ状態で肥大する果実が混在する。満開5週間から6週間後まで...
要約 オウトウ幼果菌核病の薬剤防除の適期は、葉腐れでは開花直前、幼果腐れでは満 開期である。開花直前の防除は灰星病の花腐れ防除時期と一致し、同時防除が可能である。 キーワード オウトウ、幼果菌核病、灰...
要約 近年、静岡県内のもも産地で多発傾向にあるももせん孔細菌病多発園周辺のおうとう、うめ、にわうめに見られるせん孔症状の病原はももせん孔細菌病と同種の菌である。 キーワード おうとう、うめ、にわうめ、...
要約 オウトウ新品種候補「オウトウ山形C5号」は大玉・着色良好・高糖度の良食味品種である。極晩生で果肉は硬く、日持ち性良好であり、オウトウ栽培地全域に適する。 背景・ねらい
基幹品種である「佐藤錦...
要約 コアオメクラガメLygocoris(Apolygus)lucorumは、年3回成虫が発生し、ヨモギ等の寄主植物の組織内に産み込まれた卵で越冬する。 背景・ねらい コアオメクラガメは、近似種ツマグロアオメクラガメと同様にウ...
要約 オウトウ幼果菌核病の葉腐れ防除は、開花直前の展葉期に薬剤を散布することによって可能であった。また、花器感染による幼果腐れは、開花期間中の薬剤散布によって防除できた。 背景・ねらい 近年増加傾向に...
要約 山形県のおうとうで、新害虫コアオメクラガメの発生と加害が確認された。本種の幼虫は、5月上旬~下旬におうとうの展開中の葉と幼果を吸汁加害し、1日1頭当たり100個程度の吸汁痕を形成する。1新梢先端の葉...
要約 福島県においてオウトウショウジョウバエの発生が確認された寄主植物は、オウトウの他にソメイヨシノ、ナツグミ、クワ、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ナワシロイチゴ、モモ、イヌザクラ、アメ...
成果の内容・特徴