要約 小麦「ユメシホウ」は温暖地の平坦地に適したパン用硬質小麦品種である。高分子量グルテニンサブユニット5+10をもち、製パン適性がある。 キーワード コムギ、硬質、パン用 背景・ねらい 関東地域で生産され...
要約 小麦品種「ふくほのか」は、「シロガネコムギ」に比べてほぼ同熟の早生で、多収で外観品質も同程度で良好である。製粉歩留が高く、「ゆでうどん」の粘弾性に優れ、製めん性も高い。地産地消向け品種として新...
要約 小麦の止葉と上位第2葉との葉耳間長から幼穂長の推定が可能で減数分裂期の判定に活用できる。また、葉耳間長から出穂期に達するまでの日平均積算気温も推定可能で、穂揃期追肥や赤かび病の薬剤防除適期の予...
要約
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約
要約 小麦成熟期におけるネズミムギの発生状況を、達観調査基準に基づき評価ランクを決定する。評価ランクごとの減収率の指標を活用することにより、労力のかかるネズミムギの発生量調査や小麦の収穫調査をするこ...
デオキシニバレノールおよび農産物検査規格に対応した小麦調製法
要約 赤かび粒率の基準値を目安に比重選別を行えばデオキシニバレノールの基準値および他の農産物検査規格も満たすことができる。安定した調製を行うためには整粒割合による仕分け・ロット形成が有効である。 キ...
要約 硬質小麦品種「ミナミノカオリ」は、「シロガネコムギ」より出穂期は1日遅く、成熟期は同程度もしくは1日遅い。うどんこ病には強いが赤かび病にはやや弱い。収量は低いが、タンパク質含有率が高く素麺用に適...
硬質小麦における実肥施用は赤かび病の発病とかび毒蓄積に影響しない
要約 暖地・温暖地向け硬質小麦「ニシノカオリ」および「ミナミノカオリ」において、蛋白質含有率向上を目的とした開花期の実肥施用は、赤かび病の発病とかび毒蓄積に影響しない。 キーワード 赤かび病、硬質小麦...
穂発芽耐性に優れ、かび毒汚染の少ないパン用春まき小麦「北見春67号」
要約 「北見春67号」は「ハルユタカ」、「春よ恋」に比べ穂発芽耐性が優れ、赤かび病菌による子実中デオキシニバレノール濃度が低い。収量は「ハルユタカ」より多く、「春よ恋」並かやや多い。製パン性は「ハルユ...
デオキシニバレノール汚染に対応した春まき小麦の赤かび病に対する薬剤防除対策
要約 発病とデオキシニバレノール汚染の関係解明と薬剤評価などの結果から、春まき小麦の赤かび病に対する薬剤防除対策として、効果の高い薬剤を開花始から1週間間隔で3回散布することが合理的である。本成果に...
デオキシニバレノール汚染に対応した秋まき小麦の赤かび病の薬剤散布方法
要約 発病とデオキシニバレノール(DON)汚染の関係解明と薬剤評価の結果から秋まき小麦の赤かび病に対する薬剤防除対策として、効果の高い薬剤を開花始と1週間後の2回散布でDON汚染低減とMicrodochium nivaleによ...
要約 小麦新品種「トワイズミ」は温暖地以西の平坦地に適応する日本めん用小麦品種である。多収で、粒の外観品質が優れ、赤かび病には「農林61号」よりやや強く、うどんこ病にはやや弱い。製粉性と粉の明度が高く...
要約 短稈で、耐倒伏性に優れ、多収で、めん色、食感が優れる小麦「きぬの波」を奨励(認定)品種として採用する。 キーワード 小麦、奨励品種、加工適性、きぬの波、耐倒伏性 背景・ねらい 埼玉県における小麦栽...
要約 早熟で収穫が梅雨にかかりにくく、短稈で耐倒伏性が強く、多収で品質が優れる小麦品種「イワイノダイチ」を奨励品種に採用する。 キーワード コムギ、早熟、イワイノダイチ、奨励品種 背景・ねらい 本県の小...
要約 早生で、多収の硬質小麦「ハナマンテン」を奨励(認定)品種として採用する。 キーワード コムギ、奨励品種、硬質、製パン性、早生 背景・ねらい 埼玉県では、パン用硬質小麦「ハルイブキ」を認定品種として...
小麦「ニシノカオリ」における赤かび病防除同時尿素葉面散布による開花期追肥
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、開花盛期及びその7~10日後頃の赤かび病防除時期に 2%程度の尿素液を乗用管理機で葉面散布することにより、土壌表面への開花期追肥と同等に 子実タンパク質含有...
要約 水稲の在来種「シシクワズ」は、芒が長く、野生イノシシの防除技術の研究素材として利用できる 可能性が高い。 キーワード 野生イノシシ、シシクワズ、水稲、芒 背景・ねらい 本県の中山間地域ではイノシシ...
製パン適性の高い小麦品種「ミナミノカオリ」の熊本県における特性
要約 硬質小麦品種「ミナミノカオリ」は、「ニシノカオリ」より出穂期が1日、成熟期が1日遅く、収量、タンパク質含有率は同程度であるが、製パン適性が高いため、熊本県の奨励(認定)品種に採用する。 キーワー...
麦作雑草カラスノエンドウの出芽の特徴と除草剤による効果的防除法
要約 カラスノエンドウは小麦播種後1ヶ月間で累積出芽本数の約50%しか出芽せず、それ以降も緩慢に出芽し続けるが、播種直後に土壌処理除草剤のジフルフェニカン・トリフルラリン剤あるいはペンディメタリン剤、2...