要約 岩手県における白インゲンマメは5 月下旬~6 月上旬の播種で、栽植密度を700~1,400 本/a とすることにより倒伏が少なく、収量及び品質において最も安定するが、立毛条件において成熟後日数の経過とともに、...
要約 循環式催芽器による催芽時の食酢50倍液処理は、イネ褐条病に対して安定して高い防除効果が得られる。浸種前の化学薬剤による種子消毒、温湯種子消毒と組合わせて使用でき、種籾の発芽や苗形質への影響も実用...
要約 チルト乳剤25のオオムギ穂揃い期の散布によって、裸黒穂病子実保菌率が低減し、それを種子として用いると発病が抑制される。トリフミン水和剤、ベンレートTコートによる種子消毒は、裸黒穂病保菌率が高い種...
要約 キャンバスホース法による蒸気土壌消毒は、トウガラシマイルドモトルウイルスによる ピーマンモザイク病の土壌伝染防除に有効である。 キーワード 蒸気土壌消毒、キャンバスホース法、PMMoV 背景・ねらい ト...
イネいもち病の育苗期感染苗による本田持ち込みと種子消毒の抑制効果
要約 イネいもち病は、育苗期感染苗の移植によって本田に持ち込まれる。ベンレート水和剤1,000倍を混用した種子消毒は、苗いもちと育苗期感染に高い効果を示し、本田持ち込みによる葉いもちの初期発生を抑制する...
要約 苗の葉いもちに対して効果の高いジクロシメット顆粒水和剤1,500倍液のかん注による育苗期防除(伝染源の排除)と本田における葉いもち防除を1回行うことにより、穂いもち防除が削減できる。 キーワード イ...
多収で葉枯病に強い温暖地、暖地向けはとむぎ新品種候補「あきしずく」
要約 はとむぎ「あきしずく」は熟期が中生で関東以南の栽培地域に適する。短稈で耐倒伏性が強く、茎数が多くて多収である。葉枯病に比較的強く、製茶加工適性はよい。 キーワード ハトムギ、中生、葉枯病、製茶、...
要約 イネシンガレセンチュウの寄生したイネから採種した種子を比重別に調査した結果、比重1.13以上 では、イネシンガレセンチュウの汚染種子数が少なく、種子当たりの線虫数も少ない。このことから、 比重1.13に...
道南地域における水稲「ふっくりんこ」の高品質・減農薬米生産技術
要約 「ふっくりんこ」の低タンパク米生産には窒素施肥量6~8kg、栽植密度90株/坪が適する。温湯種子消毒及び水面施用粒剤を中心とした防除体系により減農薬米生産が可能である。 キーワード 水稲、ふっくりんこ...
要約 だいず「中育52号」は、百粒重が60g以上と「ユウヅル」よりかなり重く、裂皮の少ない晩生の白目極大粒系統である。加工適性は、納豆に好適で、煮豆等に適する。 キーワード ダイズ、極大粒、煮豆、納豆、煎...
要約 2月下旬から3月中旬まで播種期を前進させた乾田直播栽培では、降雨後3日以上湛水しないように排水対策を行うとともに、種子消毒剤を塗沫して乾籾を播種する。レベラ整地後にディスク駆動式汎用不耕起播種...
要約 低温の影響を強く受けた種子は全般に割れ籾率(咬合不良含む)が高く,割れ籾率が高い種子ほど温湯浸漬処理により発芽率が低下する。また,冷害年産種子でなくても,割れ籾率が高い場合には,58度C20分処理...
要約 トマト青枯病およびかいよう病は、病徴と選択培地への罹病茎断面のスタンプにより出現したコロニーにより診断できる。青枯病対策には深耕還元消毒と抵抗性台木の組み合わせが、かいよう病対策には薬剤の茎葉...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
Pythium oligandrum MMR2株によるイネもみ枯細菌病および苗立枯細菌病の発病抑制効果
要約 保菌種子を浸種開始と同時に3日間、105個/mlの濃度に調整したPythium oligandrum MMR2株の卵胞子懸濁液に浸漬処理することにより、イネ育苗期のもみ枯細菌病、苗立枯細菌病の発病が抑制される。 キーワード ...
要約 水稲種籾を浸種前に50℃に加温した海洋深層水の酸性電解水に、次いでアルカリ性電解水に各1時間浸漬することで、主要な種子伝染性病害のいもち病、ばか苗病、苗立枯細菌病、もみ枯細菌病及び褐条病に対して防...
田植機利用水稲直播のための回転催芽方式による種子シート作製技術
要約 田植機の掻き取りピッチに合わせて列状に溝切りしたポリウレタンシートに種子を落として巻き取った種子シートを32℃の育苗器内で30rpmで回転させながら2日間催芽することにより糊付けすることなく種籾を固定...
要約 極早生大豆「ユキホマレ」、小麦「ネバリゴシ」を用いることにより、岩手県北地域でも大豆・小麦立毛間播種栽培の2年3作が可能である。 キーワード ダイズ、コムギ、立毛間播種 背景・ねらい 大豆・小麦立...
要約 水稲「関東209号」は本県において10月上旬に収穫する中生品種である。短稈で耐倒伏性が強く、粘りがあり良食味なので、奨励品種に採用する。 キーワード 水稲、奨励品種、関東209号、良食味、中生品種
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要約 MBI-D耐性いもち病保菌種子由来の苗いもちに対し、ベノミル剤、DMI剤の種子消毒は感性菌と同等の効果を示す。また、耐性及び感性菌保菌種子においてベノミル剤は分生子形成抑制効果が高い。 キーワード イネ...