要約 汎用点播機による水稲乾田土中点播早期湛水方式は、代かき及び種子粉衣が不要で、全量基肥播種同時接触施肥することから、ha当たり労働時間は普通移植の66%に省力化される。汎用点播機の負担可能面積は24~...
要約 移植後、雑草の発生始期までに米ぬかを10~20kg/a施用することで、イヌビエ、カヤツリグサ類、一年生広葉雑草を防除できる。米ぬか処理で田面水中の溶存酸素量は急激に低下し、土壌は表層から速やかに還元化...
要約 流通堆肥に化成肥料、牧草種子等を混ぜて成形したシードキューブを急傾斜荒廃草地などに散布することにより、表面耕起せずに簡易に草地更新できる。シードキューブ成形散布機による急傾斜草地での作業能率は...
中山間地域におけるホウレンソウおよびコマツナの夏秋どり栽培技術
要約 この栽培体系は、ホウレンソウでは雨よけ資材に近紫外線カットフィルムを被覆し、シードテープによる溝底播種を行うことにより、収量の向上、省力化が図れる。コマツナでは簡易太陽熱消毒7日間処理と0.8mm...
中山間地水稲移植栽培における黒色軽量再生紙マルチの雑草抑制効果
要約 黒色軽量再生紙マルチ(90g/m SIZE=-1>2 )は、中山間地においても実用的な雑草抑制効果と収量性があり、従来の黒色再生紙マルチ(120g/m SIZE=-1>2 )と同様に利用できる。 キーワード 軽量再生紙マルチ、中...
要約 刈払いによる除草管理が困難な大規模畦畔において、土壌流亡と雑草の発生を抑制するマルチで法面を被覆し、景観形成効果の高いシバザクラのセル苗を植栽することによって省力的に管理することができる。 キ...
要約 法面の天端上を移動する親機に吊り下げられた子機が法面内を移動しながら法面内の草刈りを行う機械である。オペレータは天端上で親機を操作することにより法面内の草刈りを行うことができ、刈払機と同等以上...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...
夏秋トマト栽培における生分解性資材を利用したマルチ栽培【山口県農試】
要約 夏秋トマト栽培では、地温上昇抑制雑草発生の抑制効果がある再生紙をマルチとして使用すれば、栽培終了後にすき込み処理ができ、省力化や環境保全に結びつく。 背景・ねらい 夏秋トマトでは、稲わらや黒色ポ...
要約 冬期を中心にイタリアンライグラスの播種時期を移動すると、品種の早晩性にかかわらず9月~11月中旬播種と2月~3月半ば播種の乾物収量が高く、いずれも3番刈りまで可能である。12月~1月の播種は出...
要約 強度があり、流通・施工に耐えるマット植物の条件として、剥離培地の割合が4%以内、引張強度が15kgf以上、たわみ度が4cm以内のものをマット化可能植物と位置づけ、20種24品種を選定した。 キーワード マ...
要約 後作の肥料分を前作の基肥施用時に肥効調節型肥料で施肥したうねを連続利用する春ブロッコリーの機械移植不耕起栽培法を確立した。本法により、春作業の安定・省力化が図れ、慣行栽培並の収量が得られる。移...
秋収穫が株出しサトウキビの初期生育改善・茎収量増加に及ぼす効果
要約 サトウキビを秋収穫すると、現行の冬収穫に比べ、萌芽が促進され初期生育が大幅に改善されて翌年の梅雨までに大きく生長する。茎数が増え、一茎重も増えるため株出し栽培の茎収量は大幅に向上する。九州農業...
要約 ネットワークを利用して提供できる水稲およびイチゴの栽培マニュアルを作成した。本マニュアルはHTMLを用いており、全文検索機能により効率的な情報閲覧が可能である。佐賀県農業試験研究センター・企画流通...
要約 半促成きゅうり+抑制トマトの作型において、前作の終了後根部を抜き、トマトの定植前に施設の入り口及びハウスサイドの換気口を遮蔽し、5日~10日間蒸し込みをすることによりミカンキイロアザミウマの密...
周年栽培における、夏季太陽熱処理畦の連続利用による雑草発生の抑制
要約 雨よけ栽培で、作畦した後に太陽熱処理をして、毎作作畦を行わず連続利用(畦連続栽培)すれば、1作毎に作畦する栽培(畦更新栽培)に比べ雑草の発生が少ないため、周年栽培で特に問題になる除草作業をおこな...
丘陵畑すいか・だいこん栽培での全量基肥施肥による施肥量の削減
要約 坂井北部丘陵地におけるすいか・だいこん作付体系において、被覆肥料を用いて施肥後徐々に溶出するタイプと一定期間後に溶出しはじめるタイプの肥効特性を明かにした。また、被覆肥料を活用した全量基肥施肥...
要約 畦畔等の除草作業は地形勾配が急で小区画ほど増加する。刈払機と自走二面草刈機の組合せは刈払機のみより3~5割、除草剤の全面散布は同じく約7割の省力化となる。水田面積(勾配1/50)が30ha前後になると、経...
中多雪平坦地域におけるグラウンドカバープランツの畦畔植栽による斑点米低減技術
要約 畦畔のグラウンドカバープランツ植栽は、雑草の発生抑制効果の他、田園風景の修景効果があるが、さらに、斑点米カメムシ類の発生抑制効果もあり、同植栽圃場での斑点米混入率が低減する。中多雪平坦地域では...
シバザクラのセル成型苗と専用シートによる畦畔の雑草抑制管理システム
要約 畦畔に専用シートを据え付け、これにシバザクラのセル成型苗を植え付けることで、畦畔の雑草管理が可能である。セル成型苗育苗には、ピートモス1:山砂1の混合培土を用いる。育苗期間は、288および200穴セ...