要約 刈払いによる除草管理が困難な大規模畦畔において、土壌流亡と雑草の発生を抑制するマルチで法面を被覆し、景観形成効果の高いシバザクラのセル苗を植栽することによって省力的に管理することができる。 キ...
いもち病抵抗性同質遺伝子系統 「コシヒカリ新潟BL1〜8号」
要約 「コシヒカリ新潟BL1~8号」は連続戻し交配によりいもち病真性抵抗性遺伝子Pia、Pii、Pita-2、Piz、Pik、Pik-m、Piz-t、Pibを持たせた、「コシヒカリ」のいもち病抵抗性同質遺伝子系統である。 キーワー...
要約 夏季のホウレンソウ栽培において被覆肥料を施用、耕起、畦立後に90度の熱水を60L/平方メートル処理し、直接播種することで化学農薬と同等の萎凋病防除効果、収量が得られる。 キーワード 熱水消毒、熱水少量...
大規模稲作経営の米1俵あたり生産費10,000円を実現するための経営指標
要約 大規模稲作経営において、米1俵(60kg)あたり生産費10,000円を実現するためには、直播、コシヒカリ富山BLの導入、収量520kg/10a、機械の使用期間の延長、支払地代の引き下げなどを行う必要がある。 キー...
要約 施設栽培のアスパラガスにおいて、ネギアザミウマによる被害許容水準である被害若茎率5%以下にするためには、虫見板による擬葉払い落とし成幼虫数が平均0.8頭になる前に防除する必要がある。 キーワード 施...
要約 高糖系ウンシュウミカンの交互結実栽培は、商品性の高いML級果実を慣行栽培の約2倍に増加させるため、大幅な収益増加につながる。摘果と防除を中心とした省力効果、および薬剤と労働費を中心にした低コスト...
要約 産業用無人ヘリコプターによる大豆カメムシ類の防除は、地上防除とほぼ同等の防除効果が得られ、省力的防除技術としての実用性が高い。 キーワード 大豆カメムシ類、産業用無人ヘリコプター、省力的防除 背...
要約 重粘土水田地帯における転作野菜の生産拡大を図るためには、排水改善や栽培管理用機械の作業受託、あるいはリース事業が必要である。また、機械化に適した圃場を野菜作農家に集積するための土地利用調整や、...
要約 半促成きゅうり+抑制トマトの作型において、前作の終了後根部を抜き、トマトの定植前に施設の入り口及びハウスサイドの換気口を遮蔽し、5日~10日間蒸し込みをすることによりミカンキイロアザミウマの密...
要約 早生、多収で品質及び加工適性に優れた裸麦「イチバンボシ」を奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 本県では担い手不足、生産者の高齢化、麦価の低迷等により、麦類の作付面積は平成元年以降漸減傾...
要約 移植水稲用の長期持続型除草剤カフェンストロール・ダイムロン・シクロスルファムロン粒剤を、落水して出芽させた後に湛水処理すると、出芽苗の葉齢が0.6葉期以上、出芽深度約10mmの時、出芽時及び生育期の...
露地栽培ブドウ`巨峰'の黒とう病、枝膨病に対する萌芽直前〜生育初期における効率的防除体系と萌芽直前散布の重要性
要約 露地栽培ブドウ`巨峰'において、黒とう病、枝膨病の両病害に対して効果の高い薬剤を萌芽直前、展葉3~5枚時、展葉8~10枚時に散布することで、従来のベンズイミダゾール系薬剤の萌芽直前1回の高濃度散布に比...
ナシ白紋羽病の発病樹に対する薬剤及び根部風乾連年処理による治療対策
要約 ナシ白紋羽病の発病樹に対して、株元の罹病根部周辺土壌を堀上げた後、春季にフルアジナム剤を連年灌注処理し、そのまま根部を風乾させておくと、病患部の菌糸が消失するとともに、徐々に健全な根に回復し、...
水稲湛水直播栽培におけるカルパー処理時薬剤種子混和処理による初期病害虫防除
要約 水稲湛水直播栽培のカルパーコーティング時にカルプロパミド水和剤を100g/種子3kg及びイミダクロプリド水和剤を150g/種子3kg混和することにより葉いもち及びウンカ、ヨコバイ類等初期病害虫防除を省力的に行...
要約 市販の殺虫剤・殺菌剤など6種の薬剤と既存の鳥類用忌避剤であるチウラムのキジバト、スズメ、ムクドリに対する忌避効果を飼育下で検定したところ、フェニトロチオンがチウラムに匹敵する高い効果を有してい...
要約 スクミリンゴガイの磨砕液により、孵化貝は水面上に上がる忌避反応、小、中貝は土に潜る忌避反応を示す。殻長30mm以上の大貝は忌避反応を殆ど示さない。九州農業試験場・地域基盤研究部・害虫生態制御研究室...
野菜管理作業用アタッチメント開発によるクローラ運搬車の汎用利用
要約 〔要約〕重粘土転換畑の地耐力の低い圃場において、重量野菜の搬出作業に適したクローラ運搬車を利用した野菜管理用アタッチメントを開発した。移植前除草剤散布、移植後灌水、畝間除草剤散布、薬剤散布作業...
コントロールド・トラフィックシステムによる大豆・小麦の長期連作
要約 ワイドトレッド・トラクタと不耕起施肥播種機を組み合わせたコントロールド・トラフィックシステムにより大豆・小麦の連作を8年間続けても、土壌の膨軟性が維持でき省力的で安定した収量が得られる。 背景・...
要約 殺虫剤を使用せず、砂糖を主体とした誘引液を入れた、プラスチック容器で作成したイエバエの誘殺器は、1誘殺器・1日あたり500~600個体を誘殺できる。 背景・ねらい
イエバエの発生は、病原性大腸...
水稲乾田直播栽培における除草剤の茎葉処理によるイボクサの防除
要約 水稲乾田直播栽培で問題となるイボクサに対して、ビスピリバックNa塩液剤(200ml/10a)またはベンチオカーブ・DCPA乳剤を3~7葉期に処理すると、防除効果が高い。 背景・ねらい 水稲乾田直播栽培では乾田期...