室温-1°C、湿度30%の貯蔵庫で保存された作物50種の種子寿命の推定
要約 室温-1°C、湿度30%の種子貯蔵庫で保存された種子の、のべ40万回の発芽試験結果を統計的に解析することにより、主要な作物の種子寿命および生存曲線パラメータを推定できる。推定種子寿命は、作物間で、また...
畑土壌中リン酸の不振とう水抽出法に基づく施設キュウリのリン酸減肥
要約 不振とう水抽出法によって土壌から1.00 mg P2O5 / 100g風乾細土を超える水溶性リン酸が抽出される施設キュウリ栽培圃場においては、基肥無リン酸栽培が可能である。 キーワード 施設...
要約 太陽光利用型植物工場でのキュウリ短期栽培では、品種と整枝法を選ぶことにより2.5倍以上の大幅な収量増加ができる。この多収化は果実への乾物分配率および総乾物生産の増加による。総乾物生産の増加には受...
要約 最新のLED照明を用いた光照射技術により、日本で流通する各種きのこ(シイタケ・マイタケ・エノキタケ・エリンギ・ナメコ・ブナシメジ・バイリング・アラゲキクラゲ)の効果的で省エネな生産法を開発しまし...
ヒートポンプと温風暖房機の複合加温システムにおける加温特性と省エネ効果
要約 ヒートポンプは、運転開始後、次第に温風温度が低下し、運転を停止するため、設定温度を確保しようと温風暖房機が稼働する。以降、この動作を繰り返し設定温度を確保する。複合加温は温風暖房機単独加温に比...
ニシンおよびキュウリウオ科魚類仔魚の分子生物学的種判別技術の開発
背景・ねらい
ニシンは19世紀中盤に漁獲量が100万トンに達した重要資源であるが、近年漁獲は低迷を続けている。本種の資源を安定的に維持し持続的な利用を図るため、北海道を中心に地域性ニシンの種苗放...
冬春キュウリにおけるパイプハウスでの空気膜利用方法及び省エネルギー効果
要約 冬春キュウリにおいて、施設の外張りまたは内張りを空気膜で被覆すると暖房用燃料は30%程度削減され、双方を被覆すると削減率は55%まで高まる。昼間のハウス内気温はやや上昇し、光線透過率はやや低下する...
要約 露地キク栽培で4mm目合いネット被覆によるタバコガ類防除において、逆U字型支柱パイプ間に高張力プラスチック線を展張し、さらに1本脚支柱でネットの下垂を防止する方法は、設置が極めて容易で、14万円/...
要約 キュウリホモプシス根腐病発生圃場の土壌中では、キュウリを3年間作付けしなくても本病菌は残存している。発病の程度は、水稲作付けした場合、年数の経過により低下してくるが、畑地では、3年経過しても低...
要約 露地キク栽培での4mm目合いネットを用いたタバコガ類の物理的防除法において、キュウリ用 支柱用パイプと直管パイプを組み合わせて骨格を構成する方法は、設置が容易で、設置経費はパイプハウス 骨格より大...
要約 一本鎖RNAのキュウリ黄化ウイルス(CuYV)はRT-PCRにより遺伝子診断が可能である。ウイルスの核酸抽出液を自家調整し、核酸抽出のためのサンプル重量とRT-PCRの反応液量を微量化することにより、1サンプルあ...
要約 キュウリのつる下ろし栽培におけるつる誘引器具を開発した。開発した誘引器具を用いることにより、片手での操作が可能となり、誘引作業時間を慣行方式より約25%削減できる。また、操作は簡単で作業の習熟は...
要約 ユズ果皮の水溶性中性画分にはアブシジン酸のb-D-グルコピラノシルエステルが含まれ、メヒシバ、ノゲシ、シロザなどの雑草やレタス、トマト、セルリー、ズッキーニなど多種植物の発芽や生長を阻害する。 キ...
要約 水平設置型の二重管式ヒートパイプを用いた土壌消毒装置により、育苗用・鉢物用培養土を低コストで安全に消毒できる。 キーワード 二重管式ヒートパイプ、培養土消毒装置、低コスト 背景・ねらい 神奈川県内...
要約 装置の稼動に電力を用いない、フィールド養液栽培装置は、既存のパイプハウスに設置でき、装置の管理は容易で養液の分析調整は不要であり、安いランニングコストでキュウリ、トマトの栽培ができる。 キーワ...
競争的RT-PCR法によるアブラムシ中キュウリモザイクウイルスの検出
要約 DNAコンペティターを用いて、競争的RT-PCR法によりアブラムシが吸汁したキュウリモザイクウイルス(CMV)を虫体から検出及びアブラムシ中のCMV数を測定できる。 キーワード アブラムシ、CMV、競争的RT-PCR法、...
要約 粉砕籾殻とピートモスを容積比6:4で混合し、1リットル当たりの施肥窒素量を400mgとした培地の利用により慣行培地と同等の野菜苗を安定的に生産できる。この培地は慣行培地と比べ重量が33~63%と軽く、価格は...
抑制キュウリのかん水施肥栽培における被覆燐硝安加里を用いた給液管理
要約 ハウス抑制キュウリのかん水施肥栽培において、給液管理装置の液肥混入器の役割を被覆燐硝安加里を用いた給液管理で代替することができる。70日溶出タイプの被覆燐硝安加里の利用により県基準施肥量の20%減...
要約 半促成きゅうり+抑制トマトの作型において、前作の終了後根部を抜き、トマトの定植前に施設の入り口及びハウスサイドの換気口を遮蔽し、5日~10日間蒸し込みをすることによりミカンキイロアザミウマの密...
微細孔フィルム包装によるモロキュウリの果実先端部分の肥大抑制法
要約 収穫後のモロキュウリをO2 透過量約1,500ミリリットル/袋・24hr・atmの微細孔フィルムで包装 すると、袋内ならびに果実内のガス濃度が著しく低酸素・高二酸化炭素状態となり、果実先端部分の肥大(仮称:先...