効率的なCAN導入を実現するマイコンボードNARO CAN BOARD
要約 NARO CAN BOARDは機械制御分野での標準的通信手法であるCANに対応したマイコンボードである。本ボードと添付のソースコードを使うことによって、農業機械用ECUを効率的に開発できる。 キーワード 農業機械、...
要約 セイタカアワダチソウ、ススキ、オギなどが繁茂した耕作放棄畑は、復元後の雑草の再生を防止するため、前植生の刈り取り1、2回後、夏期に除草剤散布、大型プラウによる耕起、高肥料成分濃度の堆肥を施用する...
CANバス利用によりセンシングデバイスの共用が容易な自脱コンバインロボット
要約 GPS等のセンシングデバイスからの情報に基づき、予め計画した目標経路に追従して自律走行による収穫作業を行う。 CANバスを介した制御によりセンシングデバイスの着脱と共用は容易であり、ロボット農作業体...
要約 自脱コンバインに搭載可能な排わら圧砕処理装置。圧砕処理は、収穫作業と同時工程で施され、稈を圧砕することにより自脱コンバインから無切断で排出された排わらより高い乾燥促進効果が得られる。 キーワー...
要約 本システムでは、地下水を主な熱源とし、不足分を温風暖房機の排熱回収器とヒートポンプで補い、イチゴのクラウン部を15~23℃で制御する。本技術により連続出蕾性が向上し、冬季の草勢維持が可能となり、循...
自脱コンバインとクローラ型ロールベーラを用いた稲WCS予乾収穫体系
要約 自脱コンバインは簡単な部品の付加によって稲をウィンドロー状に刈倒すことができる。ウィンドローをセミクローラトラクタで牽引するクローラ型ロールベーラで拾上げ・梱包することで低コストな稲WCS予乾収...
要約 晩生専用品種を用いて多肥栽培を行い細断型機で収穫を行うと、稲発酵粗飼料の生産コストは慣行体系より約41%低減するが、収益向上には専用品種や細断型機の導入が効果的であり、多肥多収による収益向上には...
飼料イネの導入とコントラクターの設立を通じた耕畜連携組織の形成条件
要約 飼料イネとTMRを結合した耕畜連携にはコントラクター組織の形成とその経営安定化が課題となり、そのためには初期段階での事業規模の確保、耕種側が生産継続できる取引条件の設定、畜産側でのTMRセンターの活...
要約 播種・収穫機械の汎用利用と水稲乾田直播栽培や大豆晩播狭畦栽培による作期の移動によって、費用及び労働時間が削減され、麦+大豆+水稲の低コスト省力的な2年3作体系が可能となる。 キーワード 2年3作...
様々な営農形態に柔軟に対応できるGIS機能を備えた営農情報管理システム「FARMS」
要約 開発した営農情報管理システムは、個別の経営体からJA単位での地域的管理まで幅広く対応可能で、ほ場毎の基本情報と作付け・作業状況を随時管理する機能、合筆や分筆、二毛作等の作付けの変化に柔軟に対応...
要約 耐雪型パイプハウスに隔柵支柱と一体の補強構造を追加することで、管理作業の機械化のための空間確保と構造強度の向上を両立できる。日射の活用により冬季でも哺育期間の平均舎内温度は0 ℃以上に維持され、...
GPSによる農作業モニタリングのための圃場内作業識別プログラム
要約 GPSデータのベクトル情報から圃場内での機械の前進・旋回・停止など作業状態を識別する圃場内作業識別プログラムである。収穫や耕うんなどの作業時に1秒ごとに記録された一連のGPSデータから自動識別して、...
長野県における稲発酵粗飼料用イネの安定生産のための収穫期拡大技術
要約 長野県の高標高地では「ふくおこし」と「クサホナミ」の連続収穫体系、平坦地では「ふくおこし」後の「クサホナミ」の収穫体系とする作付体系が適する。「ふくおこし」の収穫開始適期判断には、帯緑色籾歩合...
要約 「飼料用稲「クサノホシ」を、苗立数50本/m2を超えないことを目標に、播種量2.0~2.4 kg/10aの条件で4月下旬に乾田条播直播すると、倒伏させずに移植栽培と同等以上の収量を安定して得ることができる。 キ...
要約 本機は、大型スチールコンテナを搭載し、いも収納時の損傷軽減化と容器積み下し簡易化のための昇降フォークを装備した貯蔵向けサツマイモ用収穫機で、開発ベースは青果用サツマイモ等での利用が多い小型自走...
要約 水稲の通常期における田面水位及び乾田直播の発芽・苗立ち時、転換畑の地下灌漑時の地下水位などをあらかじめ設定した水位に自動調節する水位管理器。簡単かつ低コストで水管理の省力化・適正化を実現でき...
要約 Taporuriの2回刈り栽培では、基肥を多く施用した水田において、4月中旬(4月下旬)に移植し、7月下旬(8月上旬)の穂揃期に1回目を収穫および追肥し、10月下旬(11月上旬)の黄熟期に2回目を収穫することに...
要約 サツマイモの茎葉細断処理と藷梗引抜きを一工程で行うトラクタ用作業機で、畦内の塊根損傷軽減化と、その後の掘取作業の大幅な省力化が期待できる。 キーワード サツマイモ、茎葉処理、藷梗引抜き 背景・ね...
CFD(数値流体力学)による高温期利用に向けた超低コストハウスの換気設計
要約 CFD解析では、無植栽の超低コストハウスにおいて、天窓のみで換気をした場合、微風時は室内気温が外気よりも約10℃高くなると予測される。また、天窓と側窓を開口すると室内気温は外気に近づくため、高温期...
促成イチゴ栽培で早期収量の増加と収穫の平準化が可能なクラウン温度制御技術
要約 開発したクラウン温度制御装置は、低コストでイチゴのクラウン部温度を精度良く制御できる。本装置を用いて、イチゴの促成栽培においてクラウン部を20℃前後で管理すると、第1次腋果房の早進化により2月まで...