要約 そば「桔梗3号」は「信濃1号」と比して耐倒伏性とゆで麺の色の評価に優れる。生態型は中間秋型で収量性は「信濃1号」と同等である。千粒重、容積重は「信濃1号」と同等かやや高い。また、乳熟期に赤果皮とな...
要約 β-カロテンを含む「九州144号」は、直播栽培で多くの子いもを着生し、品質低下の要因となる種いもの残存率が低い。子いも収量は慣行の挿苗栽培を上回り、でん粉やβ-カロテンなどの品質は挿苗栽培のいもと同...
良質で栽培適性に優れる青大豆新品種候補系統だいず「東山青211号」
要約 だいず「東山青211号」は「信濃青豆」より晩熟な青大豆系統である。種皮、臍、子葉が緑色で外観品質に優れ、豆腐の食味が良い。着莢位置が高く倒伏は少なく、ダイズモザイク病と紫斑病に抵抗性である。 キー...
要約 分離給与の飼育方式において、乳量30kg程度の乳牛に給与するチモシー乾草の半分程度を、「夢あおば」の稲発酵粗飼料に代替する場合、出穂後12日~33日までの収穫時期で乳生産に影響を及ぼさない。 背景・ね...
要約 東北地域における水稲直播栽培では移植栽培と比較して減収するものの、出穂の遅れや籾数の減少等により、2次枝梗着生籾の減少、登熟気温の低下、玄米粒形の増大を生じ、千粒重の増加や整粒歩合の向上により...
要約 水稲新品種「たちすがた」は温暖地東部での熟期が中生の中に属する粳種である。長稈で主に茎葉重が大きく、可消化養分総量(TDN)含量が高い。また、耐倒伏性に優れ、直播栽培にも適し、関東以西向けの稲発...
要約 「コシヒカリ」との収穫時の作業競合を回避して乾物実収量1t以上を目指す飼料イネの生産技術体系である。作付計画には収穫時期が予測できる「支援ツール」、収穫作業には「ロールキャリア」により作業能率...
東北地域向けの紫穂観賞用水稲新品種候補系統「奥羽観379号」
要約 水稲「奥羽観379号」は、東北地域に適する晩生の紫穂系統である。穂に紫褐色の長い芒を有し穎花も紫色を呈するため、穂揃い期には穂全体が紫色に見える。短稈で倒伏に強く、栽培しやすい。観賞用として、切...
要約 開発したサツマイモ茎葉回収機は、塊根を損傷することなく茎葉を引抜き細断して回収する自走乗用型の収穫機で、人力による茎葉収穫作業の15~20倍の能率向上が見込め、本機の利用により茎葉の大量収穫と家畜...
要約 サツマイモの茎葉細断処理と藷梗引抜きを一工程で行うトラクタ用作業機で、畦内の塊根損傷軽減化と、その後の掘取作業の大幅な省力化が期待できる。 キーワード サツマイモ、茎葉処理、藷梗引抜き 背景・ね...
要約 Taporuriの2回刈り栽培では、基肥を多く施用した水田において、4月中旬(4月下旬)に移植し、7月下旬(8月上旬)の穂揃期に1回目を収穫および追肥し、10月下旬(11月上旬)の黄熟期に2回目を収穫することに...
関東北部の転換畑におけるナタネ品種「キラリボシ」の機械化栽培法
要約 関東北部では霜柱による凍上害を避けるため,10月中に播種する。転換畑では播種時の冠水害を軽減するため,小明渠浅耕播種機を用いる。栽植密度は少なくとも30本/m2以上とし,春季の追肥を行う。ナタネの...
東北地域向けの赤穂観賞用水稲新品種候補系統「奥羽観378号」
要約 水稲「奥羽観378号」は、東北地域に適する早生の赤穂系統である。穂に赤褐色の長い芒を有し穎花も赤色を呈するため、穂揃い期には穂全体が赤色に見える。極短稈で倒伏に強く、栽培しやすい。観賞用として、...
トウモロコシは不耕起栽培でも耕起栽培と同等の収量性が得られる
要約 黒ボク土圃場で不耕起栽培されたトウモロコシの初期生育、耐倒伏性、雌穂重割合、乾物収量は耕起栽培のそれらと同等であり、4年程度の継続であれば収量性に顕著な低下はみられない。また、不耕起栽培時の雑...
要約 春に出荷するトルコギキョウは、定植以後を24時間日長で管理した場合、吸水種子の低温処理を行うと 低温処理無に比べて開花が促進される。吸水種子の低温処理を行った場合、定植以後を16時間日長以上で 長日...
要約 水稲「奥羽紫糯389号」は、東北地域に適する早生の紫黒米糯系統である。玄米は、粒長および粒幅が短く、千粒重は紫黒米「朝紫」の約半分で、極めて小さい。玄米にアントシアニジンを含むほか、「朝紫」や一...
要約 大豆の複条播種(密植2列播種)による安定多収技術を開発した。初期生育が旺盛となり、主茎を中心に着莢する草型に変わり登熟が改善される。また、密植効果により単位面積当たりの莢数が増加し、多収となる...
要約 有機栽培たまねぎで収量確保と病虫害軽減を可能とする生産安定化技術(適品種と作型、有機物の施用法および混和法,手押し除草機の効果)と土壌化学性の目標値を検討して栽培モデルを提案する。 キーワード ...
要約 イネツトムシにより食害を受けた稲発酵粗飼料は、収量の減少にともなって各化学成分の含有量、その消化率および栄養価も減少する。 キーワード イネツトムシ、稲発酵粗飼料、ウシ、飼料価値、食害、飼料利用...
早熟でモザイク病に強い納豆用極小粒だいず新品種「すずほのか」(東北146号)
要約 だいず「すずほのか」は「コスズ」よりも早熟、短茎で耐倒伏性が優り栽培しやすい。ダイズモザイクウイルスに強く、収量と品質は「コスズ」並みである。子実は極小粒で納豆加工適性も良好である。 キーワー...