重粘土畑基盤整備圃場における夏播きニンジンの高性能機械化体系
要約 重粘土畑の基盤整備圃場における夏播きニンジン栽培は、長崎農試型テープシーダや乗用管理機、自走式ニンジンハーベスタ等の高性能農業機械を用いることにより、作業時間は10aあたり約43時間と、慣行に比べ...
要約 カンショ植付けに農業用キャリアシートを利用することにより、挿苗は慣行と同じ手作業となるものの苗運搬、苗配布、挿苗が一工程化でき、腰への負担が少なく軽作業化が可能となる。 背景・ねらい カンショ栽...
要約 改良型ディガーを用いたカンショ収穫作業は、掘り取り、拾い上げ、搬出を一行程化できるため、慣行ディガーの約3倍の省力化が可能である。また乗用装置がついているので補助作業者の負担が軽減する。 背景・...
サトウキビ畑からの土砂流出を軽減する減耕起植付機と不耕起株出管理機
要約 サトウキビ畑では、改良型減耕起植付機を用いて更新を行えば、細粒赤土の流出が慣行の69%まで減少する。また、改良型土壌破砕機を用いた不耕起株出しでは、流出量が慣行の21%まで減少し、著しく防止効果が高...
重粘土畑基盤整備地域での春バレイショを中心とした省機械化体系営農モデル力
要約 重粘土基盤整備地域の春バレイショ、冬ニンジン、秋冬ダイコンを組み合わせた輪作体系に、異なる2つの省力機械化体系を導入した営農モデルを策定した。経営規模5haで高性能機械化体系を導入する大規模経営モ...
要約 汎用管理機を利用した主穀作経営及び水稲複合経営の作付規模を線形計画法で試算した。その結果、農繁期に休日を取り入れても最大19ha~25haまで規模拡大が可能となる。経営改善効果は水稲複合経営のほうが大...
要約 慣行の作業体系に種子選別機、にんにく植付機、茎葉刈払機、にんにく堀取機、根切機、盤茎部調製機を新たに加えた省力機械化体系は、10a当たりの労働時間が約200時間と大幅に短縮される。 背景・ねらい 青森...
要約 中山間地域の、高冷地、急傾斜地の条件で、良質で安定した粗飼料生産と省 力化のための機械化体系が必要である。従来のダイレクトサイレージ体系とロールベールサイレージ体系の作業時間の比較と、さらに大...
水稲の不耕起乾田直播技術の導入による規模限界の拡大とコスト低減効果
要約 不耕起乾田直播技術は慣行栽培の移植よりも10a当たりの費用が低くなるだけでなく、移植の規模限界を越えた規模拡大が可能になる。そのため、不耕起直播の10a当たりの費用は移植に比べて1/3程度の費用低減...
要約 冬キャベツを基幹とした露地野菜作経営において労働配分を考慮した経営試算がパソコンを利用して簡便にできる。規模別の経営モデルを策定したり、規模拡大と機械の装備、雇用導入などの計画策定に利用でき、...
要約 乗用管理機と歩行型全自動移植機を利用したキャベツ栽培の機械化体系は慣行作業体系よりも作業時間が約2割短縮され、低コスト生産ができる。 背景・ねらい 長野県の野菜生産は露地栽培の結球性野菜が生産額...
単作型大規模稲作経営に湛水直播栽培を導入した営農モデルと直播導入の効果
要約 水稲作付20ha規模の単作型大規模稲作経営に湛水直播栽培(条播)を組み入れた営農モデルでは、移植栽培体系と比較すると所得は1,690万円程度で5%減少するが、4、5月の労働時間をそれぞれ15%、12%削減でき、...
要約 新しく開発したながいもプランター、支柱立機、コンベアトレンチャを導入したながいも省力機械化栽培体系は、慣行栽培の半分以下の10a当たり94時間の労働時間となる。 背景・ねらい 青森県ではながいも栽培...
要約 軽労化視点を加えた新技術の経済効果の評価法として,労働強度別賃金を用いた労働費の変化で評価する方法を開発した。この方法を傾斜地カンキツ園用に開発された新技術に適用すると,省力化のみの評価方法より...
要約 平均傾斜度25度のカンキツ園地における園内作業道・小型機械の導入は,慣行体系に比較し46.7時間/10a,35%の省力化を可能にする。また,機械償却費,園内作業道償却費,燃料費などが増加するが,大幅な省力化によ...
要約 傾斜地カンキツ園では、園内作業道を整備し、歩行形の小型作業機を導入することによって、高品質果実生産を維持し、かつ管理作業の実作業時間を30%削減できるとともに、作業の軽作業化も図ることができる。...
傾斜地カンキツ作における園内作業道・小型機械導入の経営経済的効果
要約 平均傾斜度25度のカンキツ園地における園内作業道・小型機械の導入は、慣行体系に比較し46.7時間/10a、35%の省力化を可能にする。また、機械償却費、園内作業道償却費、燃料費などが増加するが、大幅な省...
要約 開発した堆肥散布装置は、歩行型運搬車に搭載して、傾斜地果樹園に設置した幅1m程度の園内作業道を走行しながら堆肥を側方散布できる。本装置は、完熟堆肥だけではなく未熟堆肥も、粉砕しながら機体側方に1....
要約 省力的雑草防除法として考案したトップスプレー法は、改良した野菜用散布機で桑園全面に上部より散布することが可能である。本トップスプレー法を大面積桑園の雑草防除における省力的機械化管理体系に組み入...
要約 水田用栽培管理ビークルでの田植は、既存の田植機と同等に行える。粒状物・液剤散布性能は極めて高く、時間当たり圃場作業量は 1ha以上で、管理作業の 1人化と乗用体系での省力・軽労働化ができる。15ha規模...