藁(わら)と畜糞燃焼灰の利用価値を同時に向上させるRURALプロセス
要約 藁と畜糞燃焼灰を混合・静置する「RURALプロセス」は、藁のアルカリ処理によってブドウ糖や乳酸などに転換しやすい材料に変えるとともに、畜糞燃焼灰のアルカリ度を下げて肥料用リン原料として利用しやすく...
東北地域における子実用トウモロコシの生産と子実サイレージ調製に係る費用
要約 子実用トウモロコシ生産に係る作業時間は2.58時間/10aで、費用は約6.4万円/10a、約76円/現物1kg当である。フレコンラップ法によるトウモロコシ子実サイレージ調製に係る費用は、100ロール調製で18.1円/現物1...
西ジャワ高原野菜生産で、入手の容易な馬糞堆肥施用により減収せずに化学肥料施用を半減できる
要約 インドネシア西ジャワ州高原地帯の火山灰土壌地域の野菜生産では、馬糞堆肥を 10 t/ha施用することで、収量を維持したまま化学肥料施用量を施肥基準の半量に節減できる。 キーワード 堆肥、未利用資源、火山...
要約 トウモロコシに代えて飼料米を66%配合した自家配合飼料を採卵鶏に給与しても、適切な配合設計に基づけば生産性に影響はなく、赤色化して規格外となった青とう(とうがらしの1種)の乾燥粉末を1%配合する...
要約 南部かしわ28日齢以降に、パンくず30%,大豆粕4%若しくはそばくず30%を配合飼料に混合給与することにより、食品リサイクルに寄与しながら配合飼料と同等の増体性を確保しつつ飼料費を低減させることができる...
要約 乾燥納豆粉末を産卵鶏の飼料に1~3%加えると、鶏卵の生産性を低下させることなく、鶏卵の卵黄中のコレステロールが低下する。 キーワード 鶏卵、コレステロール低減、納豆、家畜生理・栄養 背景・ねらい ...
要約 飼料に緑茶資材を添加して地域特産鶏(駿河若シャモ)に給与すると、免疫増強効果・ストレス抑制効果が認められる。また官能試験においても評価が高く、高付加価値肉用鶏生産技術として利用できる。 キーワ...
要約 本法は畜ふん堆肥の畜種別生産量、主要作物の作付け面積、及び旬別作目別の堆肥投入量などをもとに、農地利用されない過剰ふん尿量を推定する。本法により、エネルギー資源として利用可能な家畜ふん尿の量が...
要約 本法は畜ふん堆肥の畜種別生産量、主要作物の作付け面積、及び旬別作目別の堆肥投入量などをもとに、農地利用されない過剰ふん尿量を推定する。本法により、エネルギー資源として利用可能な家畜ふん尿の量が...
要約 産卵鶏に発酵豆乳粕乾燥粉末を飼料の5%を代替して給与することにより、卵重が重く、卵殻質や脂肪酸組成の優れた鶏卵を生産でき、飼料要求率が約3%改善される。 キーワード 産卵鶏、発酵豆乳粕、卵殻質、...
要約 鶏用配合飼料にホテルから排出された食品残さを0%、3%および5%上乗せしたものを房総地どりに給与した結果、5%上乗せ群が残りの群と比べ、発育成績、肉質成績ともに良好な傾向がみられる。 キーワード 食品残...
要約 七面鳥を梨園に50m2に1羽の密度で放鳥することにより、刈り払い機と除草による慣行の除草管理と同程度に雑草を抑制管理できる。 キーワード 七面鳥、雑草抑制、果樹園 背景・ねらい 滋賀県ではサルによる...
要約 ヘルペスウイルスベクターを用いた組換え伝染性ファブリキウス嚢病ワクチンの効果を高める目的で、本ベクターにおける抗原発現量とワクチン効果の関係を調べた。その結果、抗原を大量に発現させることによっ...
中山間地域におけるホウレンソウおよびコマツナの夏秋どり栽培技術
要約 この栽培体系は、ホウレンソウでは雨よけ資材に近紫外線カットフィルムを被覆し、シードテープによる溝底播種を行うことにより、収量の向上、省力化が図れる。コマツナでは簡易太陽熱消毒7日間処理と0.8mm...
要約 多産卵系烏骨鶏の普及に伴い、雄の肉利用が懸案となってる。肉利用を推進する上での問題点や対策を見つけるために飼養方法や産肉性の調査を行ない、ブロイラー後期用飼料での肥育が有効であることが示される...
要約 体外培養において、あひる精子が卵黄膜に侵入する際に生じる孔の数(精子侵入痕数)は雄個体間で大きく異なる。この精子侵入痕数は、人工授精による受精率 と高い相関を示し、雄個体ごとの繁殖能力の評価指...
要約 畜舎用微粒子型自動噴霧システムを蚕飼育施設の消毒に利用する。ホルマリン原液を散布することにより、作業を省力化できるとともに、従来法と遜色のない消毒効果が期待できる。 背景・ねらい 従来の蚕飼育施...
要約 今回調査したウインドレス鶏舎の4種類のケージシステムの中では、鶏糞予備乾燥システムを備えたケージシステムの鶏糞中の水分含量が最も低下した。鶏糞予備乾燥に伴う送風による産卵成績への影響は認められ...