原料投入の工夫で木材チップ製造の省エネルギー化と低コスト化を達成
要約 木質バイオマスをエネルギーとして利用する際の燃料の1つに木材チップがあります。木材チップは丸太や廃木材から製造されますが、製造工程はできるだけ効率的であることが求められています。そこで、チップ...
飼料用米のための循環式乾燥機を利用した高温熱風による効率的乾燥手法
要約 循環式乾燥機で使用する熱風の温度を乾燥速度による制御を行わず、通常よりも高温とすることで、能率向上や乾燥コスト低減に顕著な効果がある。本手法は、食味を問わない飼料用米などの乾燥コストが標準乾燥...
ICTを活用した圃場-土地改良施設連携型の水管理制御システム
要約 支線・配水施設を管理する土地改良区、給水口を管理する担い手農家、双方が連携して利用できる農業用水の管理制御システム(iDAS)である。本システムは低コストかつ簡易に土地改良施設へ導入でき、適正な水配...
稲発酵粗飼料(稲WCS)を用いたバイオエタノールと家畜飼料の同時生産
要約 稲発酵粗飼料(稲ホールクロップサイレージ:稲WCS)を作る過程を利用して、バイオエタノールを省力的かつ大量にロールベール内で生産する技術を開発しました。 背景・ねらい 資源循環型社会の構築のため、...
要約 大径木から得られるスギ平角材を木造建築物の梁(はり)等に利用するため、効率的な乾燥技術を開発しました。それは、天日で木材を乾かす天然乾燥法と乾燥装置で乾かす人工乾燥法を組み合わせた省エネ乾燥シ...
要約 微細水滴を含んだ過熱水蒸気であるアクアガスを、気液二相バインダとして微粉末に噴霧すると、少ない水分添加で顆粒を造粒することができる。この技術では粉末食品や医薬品、化学製品、農薬などの顆粒・打錠...
ホスファターゼ欠損麹菌の育種により加熱処理不要でだし入り味噌が製造できる
要約 イノシン酸を分解する酸性ホスファターゼの主要なアイソザイム欠損麹菌を育種するとともに、その他のアイソザイムの生産を抑制する製麹工程により、高温加熱せずにだし入り味噌の製造が可能となる。だし入り...
要約 漁船漁業の省エネルギー化に向けて、操業時にリアルタイムで燃油消費量を運航者に可視化して示す見える化システムを開発した。漁船航行時の燃料消費の瞬時値を計測し、リアルタイム情報として燃料消費を運航...
脱穀所要動力の低減を可能とするくし状のこぎ歯を備えた脱穀機構
要約 くし状のこぎ歯を備えたこぎ胴およびフィードチェン等から構成される脱穀機構である。本機構を用いると、2条刈り自脱コンバインの脱穀所要動力を大幅に低減できるため、自脱コンバインの省エネルギ化が可能...
エネルギー収支・経済性・環境負荷からみたバイオマス利活用シナリオの評価法
要約 都市近郊農畜産業地域の地域性やバイオマス変換技術の導入可能性に基づいてバイオマス利活用を推進するためのシナリオを作成し、エネルギー収支、支出・収入、温室効果ガス排出量を現状と比較することにより...
夏季の花壇苗生産における気化冷却を活用した培地昇温抑制による生育改善
要約 固化培地を用いることでポリポットによる被覆を行わず、培地に向けて送風することで培地水分の蒸発が促進され、気化冷却効果により培地の高温化を抑制できる。この方法によりパンジーおよびミニシクラメンで...
要約 本システムでは、地下水を主な熱源とし、不足分を温風暖房機の排熱回収器とヒートポンプで補い、イチゴのクラウン部を15~23℃で制御する。本技術により連続出蕾性が向上し、冬季の草勢維持が可能となり、循...
インド型超多収水稲品種「北陸193号」は寒冷地南部では遅植えすると減収する
要約 インド型超多収水稲品種「北陸193号」は、寒冷地南部においては遅植えを回避し5月上旬に移植することで多収が得られる。5月下旬以降に遅植えした場合、出穂が遅れ低温登熟条件となるため登熟歩合が低下し著...
夏秋トマト後作のセルリー養液栽培における根域加温の効率的な時間帯
要約 冬季のセルリーの培地耕において、温床線により最低15℃設定で根域加温する場合の根域温度は、朝方加温と終日加温では夕方までほぼ同様に推移し、収穫量も同等となる。朝方加温の電力コストは終日加温に比べ...
要約 昼間の日射量に応じた変夜温管理を行うことで、ピーマンの収量を維持しつつ暖房用の燃料消費量が削減でき、コストを低減できる。 キーワード 促成ピーマン、日射量、夜温、コスト低減 背景・ねらい ピーマン...
要約 自脱コンバインの収穫作業時において、脱穀処理物が急増し、送塵弁にある一定以上の力が作用した場合、脱穀こぎ室より一時的に処理物を逃がすことによって詰まりの発生を抑制し、脱穀所要動力を低減させる...
傾斜ハウス及び傾斜地対応型養液供給システムによる夏秋トマト栽培体系
要約 通常ハウスの建設が困難な傾斜地で、均一な給液により畝間の収量差を解消した養液供給システムを構築し、傾斜ハウスを利用した夏秋トマト栽培体系を開発した結果、慣行雨よけ栽培に比べ、殺虫剤使用量が削減...
傾斜ハウス及び傾斜地対応型養液供給システムによる夏秋トマト栽培体系
要約 通常ハウスの建設が困難な傾斜地で、均一な給液により畝間の収量差を解消した養液供給システムを構築し、傾斜ハウスを利用した夏秋トマト栽培体系を開発した結果、慣行雨よけ栽培に比べ、殺虫剤使用量が削減...
傾斜ハウス及び傾斜地対応型養液供給システムによる夏秋トマト栽培体系
要約 通常ハウスの建設が困難な傾斜地で、均一な給液により畝間の収量差を解消した養液供給システムを構築し、傾斜ハウスを利用した夏秋トマト栽培体系を開発した結果、慣行雨よけ栽培に比べ、殺虫剤使用量が削減...
要約 極早生ウンシュウ「おおいた早生」の2月下旬加温開始の省エネハウス栽培では8月下旬に糖度(Brix)11、滴定酸0.9%以下の果実となり、暖房燃料の大幅な節減が可能である。 キーワード 極早生ウンシュウ、おお...