安定生産のために地温情報を組み入れた畝立後太陽熱土壌消毒「陽熱プラス」
要約 現場の地温の実測、あるいはアメダスデータを利用した日最高地温推定値から、消毒効果や土壌窒素無機化量等を評価する。畦立後太陽熱土壌消毒に適した肥料を組み合わせることで、実エンドウ施設栽培やトマト...
露地早生ウンシュウミカンの全量施肥用配合肥料による省力施肥法
要約 露地早生ウンシュウミカンに複数のシグモイド型被覆尿素と無機、有機肥料を配合した全量施肥用配合肥料を、11月上旬に全量1回施用すると、慣行施肥に比べ収量・品質を落とすことなく、年間窒素施用量が20%...
要約 施設栽培キンカンでは3番花または4番花の満開1週間後に、エチクロゼート100ppmを散布すると、着果量が減少し、摘果作業が軽減できる。 キーワード 施設栽培キンカン、エチクロゼート、着果率、摘果、労力軽...
要約 ミズナ周年施設栽培における栄養障害発生ほ場では、窒素施肥量を5kg/10a・作に減肥する。また、栄養障害を回避するため、窒素施肥量を慣行の47~67%(7~10kg/10a・作)に削減するか、夏季に緑肥を導入し、...
要約 イチゴ栽培ベッドを各列2段にして吊り上げて配置することにより、慣行栽培の4倍の栽植密度を可能とする装置である。栽培ベッドは、駆動系による上下移動、シーソー動作により、配置を変えることができる。 ...
要約 加温ハウス栽培マンゴー「アーウイン」では、被覆複合肥料を用いて施肥回数を年3回から2回に削減することにより、収量、果実品質を低下させることなく10a当たりの労働時間を約90分削減することができる。 キ...
重粘土転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培における最適施肥・灌水量
要約 有明海沿岸部重粘土壌転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培は、有効土層からの豊富な養水分の吸収により、窒素施肥量6~12kg/10a、灌水量12~24t/10aで慣行施肥栽培と同等の収量・品質が確保できる。 キー...
要約 施設トマトのセル成型苗の直接定植を行う場合、生分解性フィルムによる簡易な根域制限(隔離床栽培)と養液土耕装置を利用した養水分管理により容易に初期生育を制御することが可能であり、慣行苗を定植した...
要約 施設栽培のアスパラガスにおいて、ネギアザミウマによる被害許容水準である被害若茎率5%以下にするためには、虫見板による擬葉払い落とし成幼虫数が平均0.8頭になる前に防除する必要がある。 キーワード 施...
秋ギクの直挿し栽培における細霧噴霧による発根促進と点滴かん水方法
要約 秋ギク施設栽培では、直挿し後、約2週間細霧噴霧を行うと発根が促進される。発根後は、点滴チューブを用い、少量多回数かん水を行うことにより畝内土壌の湿潤域が一定に保たれ、秀品率が向上する。 キーワー...
要約 点滴チューブのかん水精度は給水側と末端側の圧力差により大きく影響される。軟質タイプの点滴チューブではその差が極めて少なく、かん水精度が高いが、硬質タイプで水圧調整弁付きの点滴チューブは、末端側...
要約 露地の小ギク(8月から11月咲き)の直挿し栽培では、挿し穂の発根剤処理と直挿し後にべたがけ資材により被覆を行うと、慣行栽培と同程度の開花時期と切り花品質が確保できる。 背景・ねらい 輪ギクの施設...
要約 年3作同一畦利用体系のキュウリ栽培において、抑制作型(1作目)では株間45cmの子づる誘引が優れ、半促成作型(2作目)、普通作型(3作目)では株間50cmの子づる誘引が適する。鹿児島県農業試験場・園芸部 ...
「楽々ハイワイヤー誘引システム」の開発による施設栽培トマトの省力軽作業化
要約 施設栽培トマトの、つる下ろし作業を省力化できるハイワイヤー誘引システムを開発した。このシステムにより誘引・整枝などの管理作業の省力化が図れ、作業姿勢が向上する。また、収穫時間が短縮され、収量が...
要約 水気耕栽培は、ブドウの施設栽培における根圏管理を容易に行うことができる。土壌改良、施肥及びかん水等の管理を省力化できるとともに、土壌病害も回避できる省力栽培技術である。 背景・ねらい 島根ブド...
要約 トマトの施設栽培において、不耕起・平畝栽培により、省力化や労力の軽減化が可能であり、収量・品質面とも慣行栽培と同等の生産が得られる。 背景・ねらい トマトの半促成栽培における10a当たり作業所要...
要約 トマトのセル成型接ぎ木苗において、花房を低節位から安定着生させるためには、穂木の本葉8~9枚時に6~7節位で切断した直上を穂木として用いる。これにより、花房を低節位より安定して着生させることができ...