
「ゆめあかり」を用いた水稲湛水土中条播栽培の生育指標と施肥量
要約 「ゆめあかり」の湛水土中条播栽培で、穂肥1回追肥における移植栽培比95%の収量(以下、目標収量)を得るための生育指標を作成した。目標収量を得るためは、基肥窒素量を慣行移植栽培並とする必要がある。 キ...

要約 ニガウリの養分吸収特性を考慮した液肥組成による養液土耕栽培は、クリンカアッシュや草炭を幅0.5m深さ0.2mの土層に容積比1/3混和の局所管理で平畦にすると、慣行栽培以上の収量が得られ、かつ塩類集積の少...

要約 「不知火」は満開後90日以降では、早い時期に土壌乾燥するほど果実品質へ与える影響は大きく、より高糖・高酸となる。高品質果実生産のためには、品質へ影響を及ぼす夏季の土壌乾燥を避け、秋季以降に乾燥さ...

要約 冬作のカバークロップとしてヘアリーベッチ、夏作のカバークロップとしてエンサイを水田に周年にわたり栽培することで周年畑管理条件では2年間、夏期湛水管理条件では3年間雑草の発生、繁茂を抑制でき、...

要約 「上育445号」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能な熟期である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生...

要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...

要約 「ほしまる」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生、良食味...

要約 洪水時に水路の水位が上昇すると自動的に閉まり、洪水後に水位が低下すると自動的に開く無動力止水ゲートのプロトタイプを製作し、実験によって作動特性を明らかにした。

後期重点の摘果と開花後の弱せん定は早生ウンシュウの高品質果実連年安定生産を実現
要約 早生ウンシュウで摘果を遅らせ、樹体に強い着果負担をかけておき、9月に葉果比20~30に仕上げ摘果し、樹冠の外周部近くに下垂するようにならせると着色が早くなり、果皮色が濃く、浮皮が少なく、糖度の高い...

温暖化条件下における「コシヒカリ」の白未熟粒発生軽減のための適正栽植密度
要約 気候温暖化条件下において分げつが旺盛で生育中期に葉色が極端に低下した場合、登熟期間の葉色が維持されず、基白、背白粒の発生が多くなる。また、穂数が多くなる条件下では乳白粒の発生が多くなる。栽植密...

要約 愛知県内の大規模用水土地改良区では、受益面積の減少による賦課金収入の減少、水質障害対策や水管理改良事業の用排水分離による水路延長の増加、水利施設の更新の遅れによる水路補修費の増加により、財政が...

要約 「肥のあけぼの」のシートマルチ栽培において、収穫時の目標品質(Brix11度以上、クエン酸含量1.2%未満)の果実生産のためのBrixの時期別基準を作成し、それに従い水分コントロールを行うことで収穫時の目標...

要約 休耕田をビオトープ的に湛水管理する場合、復田を困難にする要因となるガマなどの大型抽水植物の増殖を防ぐには3年目に刈取りと耕起を行う。またオオフサモなどの小型抽水植物は落水あるいは耕起で発生を...

サトイモ用移植機が利用できるサトイモセル成型苗の育苗方法と栽培管理法
要約 サトイモ種イモを頂芽切除後分割し、セルトレイで育苗することにより、サトイモ用半自動移植機が利用できる。本育苗方法は、種イモ必要量が約4分の1となり、種苗コスト削減ができる。収量は、定植直後からの...

要約 448穴セルに1粒まきで直置き育苗したセル成型苗を用いる新しいネギ平床二条穴開け移植機の利用により、90%以上の適正植付け率を確保できる。また、慣行平床手植えに比べ、移植作業時間が20%程度と大幅に...

要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...

要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...

水田の間断灌漑水管理・慣行施肥管理は水稲栽培期間中のメタンと亜酸化窒素の発生を共に抑制する
要約 わが国の水田における間断灌漑水管理・慣行施肥管理は,これまでに知られていたメタン発生抑制効果があることに加え,トレードオフとしての亜酸化窒素発生も少ない技術である。 背景・ねらい 湛水状態の水田...

アールス系メロン養液土耕における省力的な灌水システムの導入効果
要約 養液土耕において圧力変換器付pFセンサと制御器を用いた即時制御潅水法を導入すると、天候に沿った自動潅水が可能となり、総潅水量は慣行栽培の70%に節水できる。潅水に要する累計時間は20%に減少し、経...

茨城県の早期・早植栽培におけるロングマット水耕苗移植栽培の作業体系
要約 ロングマット水耕苗移植栽培での作業体系を確立した。育苗の作業時間は、ha当8.5時間と慣行の約27%と省力性が高く、苗の重さは慣行苗の約5分の1で労働低減効果も高い。移植は、乗用田植機に苗ホルダーを装...