遺伝子組換え作物の生物多様性影響評価に必要なツルマメおよびナタネ類の生物情報集
要約 遺伝子組換え(GM)ダイズや GM セイヨウアブラナの生物多様性影響評価に必要な近縁種(ツルマメやナタネ類)の植物学的情報、生育特性、生態特性、繁殖生物学、遺伝子浸透、雑種後代の特性等を集約した生物...
短期間の土壌乾燥ストレスがカキ果実の水分特性および果実品質に及ぼす影響
要約 カキ果実の生育ステージが進むにつれて果実の水ポテンシャルと浸透ポテンシャルは低下し、膨圧は高まる。短期間の土壌乾燥ストレスは、幼果期のカキ果実の水分特性および果実品質に強く影響を及ぼし、着色期...
要約 木材の乾燥効率と品質を向上させるために、π(パイ)型をした変位計や近赤外線を使って木材表面に生じる力の評価方法を開発しました。さらに、電磁波による原木丸太の水分量評価方法を開発し、さらなる乾...
カドミウム高吸収イネ品種によるカドミウム汚染水田の浄化技術(ファイトレメディエーション)
要約 カドミウム高吸収イネを「早期落水法」で2~3作栽培することにより、土壌のカドミウム濃度を20~40%、玄米のカドミウム濃度を40~50%低減することに成功しました。また、「もみ・わら分別収穫法・現地乾燥...
要約 超微細高密度オゾン水は1000倍希釈した逆性石けんと同程度の殺菌効果がある。豚舎で使用した長靴をオゾン水で洗浄後にオゾン水に60秒間浸漬すると、水道水で洗浄後1500倍希釈した逆性石けんに60秒浸漬した場...
着果と水分ストレスによるウメ樹体地下部への光合成同化産物分配抑制
要約 ウメ樹体の着果量が多いと同化養分の根への分配が抑制される。さらに、土壌の 乾燥および乾燥・過湿の繰り返しでその傾向が助長される。 背景・ねらい ウメ樹体は、土壌の乾燥、過湿および着果負担により、...
要約 「不知火」は満開後90日以降では、早い時期に土壌乾燥するほど果実品質へ与える影響は大きく、より高糖・高酸となる。高品質果実生産のためには、品質へ影響を及ぼす夏季の土壌乾燥を避け、秋季以降に乾燥さ...
要約 暗渠直上には,浸透の良好な場所と不良な場所がまとまりを持って分布している。この変動は主に暗渠もみ殻疎水材上端の深さの変動によってもたらされており、疎水材上端の深さが13cmから20cmに低下すると、暗...
要約 暗渠直上には、浸透の良好な場所と不良な場所がまとまりを持って分布している。この変動は主に暗渠もみ殻疎水材上端の深さの変動によってもたらされており、疎水材上端の深さが13cmから20cmに低下すると、暗...
要約 「肥のあけぼの」のシートマルチ栽培において、収穫時の目標品質(Brix11度以上、クエン酸含量1.2%未満)の果実生産のためのBrixの時期別基準を作成し、それに従い水分コントロールを行うことで収穫時の目標...
重粘土地帯施設土壌でのキュウリのかん水施肥栽培における管理指標
要約 重粘土地帯施設キュウリ連作圃場は地力が富化しており、窒素施肥量5kg/10a程度でかん水施肥栽培が可能である。土壌中硝酸態窒素5~10mg/100g、葉柄汁液中硝酸イオン濃度3000ppm以上、灌水点pF2.0を目安に施...
粘質野菜畑土壌のα-グルコシダ-ゼ活性、水分条件に基づいた土壌管理指針
要約 粘質野菜畑土壌のα-グルコシダ-ゼ活性がたまねぎ畑では500pmol/g/min未満、輪作畑 キーワード 粘質土壌、野菜、α-グルコシダ-ゼ活性、土壌水分、有機物、耕耘法 背景・ねらい 粘質野菜畑土壌は、ち密で透水...
「タマホマレ」の不耕起無培土密播栽培の基肥における石灰窒素の効果
要約 不耕起無培土密播栽培における「タマホマレ」の基肥として石灰窒素を50kg/10a施用することにより、生育初期の徒長を抑制しながら分枝数、着莢数の増加にともなって収量を増加させることが可能であり、増収に...
水分センサーを利用した杉バーク培地イチゴ高設栽培のかん水技術
要約 杉バークを利用したイチゴ高設栽培で、培地表層10cmのパーライト混和、または給液マット敷設を行い、水分センサーでpF1.5をかん水開始点として100ml/株/回のかん水を行うと、タイマーかん水方式に比べて排液...
要約 促成トマト栽培において輪作した緑肥をすき込むと、トマト4年間の累積収量は無作付けよりも20%増加する。トマト作では10a当たり基肥窒素として無作付け時標準の50%減の5kgを、追肥として標準の8kgを施肥す...
杉バークを利用したイチゴ高設栽培の排液量削減のためのかん水技術
要約 杉バークを利用したイチゴ高設栽培において、かん水開始点を水分センサーを用いてpF1.5に設定し、株当たり80ml/回(0.5t/10a)のかん水を行うと、毎日一定量のかん水を行うかけ流し方式に比べて排液量が削減...
要約 セル成型苗直接定植栽培における水分管理は、定植までにpF2.6程度の乾燥状態とし、定植後2週間程度は、株当たり75~125ml/日かん水する。その後第5花房開花時まで無かん水とする。第5花房開花時以降は1日1株...
要約 キャベツ等のセル成型苗の育苗時に、低コストな上方噴霧散水型の散水チューブを利用し、送水と止水を繰り返す間欠灌水を行うことにより、均一な灌水が可能となる。また、育苗箱の重量変化から蒸発散速度を推...
要約 小笠原諸島に固有の絶滅危惧種オガサワラグワの繁殖動態を調べた。遺伝マーカーを使って、成木では、父島の73%、母島では48%が導入種シマグワとの雑種、弟島の1集団のみ純血、と判定した。また、母島の実...
全量有機質肥料(乾燥鶏糞・大豆粕)による早期栽培コシヒカリの施肥技術
要約 早期栽培コシヒカリにおいて、乾燥鶏糞と大豆粕の全量有機質肥料の施用によって化成肥料による慣行と同等の収量が得られる。基肥窒素は、大豆粕では化成より1kg/10a増肥、乾燥鶏糞では化成並に施用し、穂肥...