収穫直後から高糖度で粘質の良食味サツマイモ新品種「あまはづき」
要約 「あまはづき」は、収穫直後から肉質が粘質で糖度が高い、多収の良食味サツマイモ品種である。サツマイモネコブセンチュウに"強"、つる割病および黒斑病に"やや強"の複合病虫害抵抗性で...
要約 「からゆたか」は、いもの肥大が早く、青果用カンショとしてはごく多収である。いもの外皮はやや滑らかで条溝がなく外観が良い。蒸しいもの食味や糖度は「高系14号」並みで肉質は粘である。 キーワード サツ...
収量性が高く品質の良い蒸切干加工用カンショ新品種「ほしこがね」
要約 カンショ「ほしこがね」は、「シロタ」障害の発生がほぼみられず、蒸切干の外観・食味が良好な蒸切干加工用品種で、多収性品種「タマユタカ」に近い収量性を有する。 キーワード サツマイモ、加工用、蒸切干...
焼酎原料用カンショ「コガネセンガン」の早掘栽培における多収技術
要約 焼酎原料用カンショ「コガネセンガン」の早掘栽培は疎植にした方が上いも収量が増える。また、ウイルスフリー化した「コガネセンガン」は早期肥大性が強く、早掘栽培に適する。 キーワード サツマイモ、コガ...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
要約 千葉県では、施肥窒素量(10a当たり)は水稲が5.8kg、カンショが0.8kg、施設果菜が23kgであり、施用堆肥量(10a当たり)はそれぞれ3kg、344kg、1,646kgである。農地に対する年間の窒素投入量は、施肥で11,20...
新被覆栽培技術による産地卸売市場向けダイコンの導入効果と産地規模
要約 産地卸売市場出荷を前提に、トンネル栽培を核とした新被覆栽培技術による青果用ダイコンの経営導入をシミュレーションすると、臨時雇用を活用した経営面積6ha規模(うち青果用ダイコン173a)の農家12戸によ...
要約 かんしょ「べにまさり」は「ベニアズマ」、「出島系4」よりA品率が高く、蒸しいもの肉質はやや粘質で、食味は「出島系4」より優れる。粘質の青果用かんしょとして準奨励品種に採用する。 キーワード かんし...
要約 省力的な早熟栽培技術としてタバコ栽培用の貼付トンネルの利用が可能であり、時期としては、3月下旬から4月中旬までの挿苗、7月下旬収穫で2t以上の収量が上げられる。 キーワード カンショ、貼付トンネル、...
紫かんしょ「種子島在来」のウイルスフリー化効果と優良系統の選抜
要約 紫かんしょの中で比較的食味の良い「種子島在来」をウイルスフリー化すると、表皮色並びにいもの肥大性が向上する。また、当初得られた14培養系統を2カ年栽培した結果、外観品質の比較的優れる2系統を選抜し...
要約 飼料用粉末カンショの配合割合が10%程度で、TDN74.5%、DCP12.0%の飼料を生体重90kg~出荷時まで給与することにより脂肪融点の高い良質豚肉を生産できる。福岡県農業総合試験場畜産研究所・中小家畜部・養豚...
要約 カンショ直播栽培に使用する種いもを調製するために、150g以下のいもを中央で二つに輪切りにする切断機である。コンベヤ上を移送されてきたいもをノコギリ回転刃で切断する機構で、切断いもはキュアリングの...
沖縄県中央卸売市場における青果物主要品目の価格予測と県外移出可能性
要約 沖縄県中央卸売市場における時期別価格予測式が29品目55時期区分で得られた。また、運賃負担力から求めた県外市場向け新規移出品目として、キュウリ、トマト、ナス、チンゲンサイ、ホウレンソウ、セルリー等...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...