カンキツの果実、加工品におけるSNPジェノタイピング解析による品種識別技術
要約 8種類のSNPマーカーをTaqMan-MGBプローブを用いてジェノタイピングすることにより、主要なカンキツ48品種を相互に識別でき、高品質なDNAを抽出することが難しい果実や加工品の品種識別に利用できる キーワー...
要約 ナスの全ゲノムを解読して得られた8.33億塩基のDNA配列は42,035個の遺伝子を含み、そのうち7,614個はナスに特徴的である。これらの配列や連鎖地図上の位置などの詳細情報をデータベースとして公開している。...
要約 農研機構で開発された高機能性農作物に関する情報を集約し、利用しやすい形で食品関連の実需者や研究者等へ提供するデータベースを構築、Web上で公開する。本データベースは、地域農作物の機能性に着目した...
要約 新たに開発したゲノムおよびcDNA配列由来のSSRマーカーを用いて作成したピーマンの高密度連鎖地図は、12連鎖群に収束し、種間交雑F2集団より作成された既知の基本連鎖地図およびトマトゲノム配列と対応付け...
ハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座CRbの詳細遺伝地図および選抜マーカー
要約 根こぶ病病原型グループ3に抵抗性を付与するCRbは、2つのDNAマーカーKB59N07とB1005との間の約140kbのゲノム領域に座乗する。CRb周辺のDNAマーカーを活用することにより、根こぶ病抵抗性...
「メロン中間母本農4号」の短側枝性を選抜できるDNAマーカー
要約 「メロン中間母本農4号」の持つ短側枝性主働遺伝子(slb)は第Ⅺ連鎖群に座乗する。近傍のSSRマーカーCMGA104を用いることにより、同中間母本由来の短側枝性をもつ個体を効率的に選抜できる。 キーワ...
要約 作成したチャの標準連鎖地図は、SSR(単純反復配列)マーカーを基に作成され、コアマップと遺伝解析集団の両親の連鎖地図から構成される。この連鎖地図は、チャの選抜マーカー開発や品種識別、ツバキ科植物の...
土壌群別の作物生産、肥培管理と作土中の可給態養分量をまとめたデータベース
要約 土壌の種類別に作付された作目とその肥培管理実態に加え、土壌中の可給態の肥料成分の量を実態調査から求め、データベースにとりまとめました。このデータベースは土壌情報の一つとして環境影響評価のための...
要約 開発したSSRマーカー“FxaHGA02P13”は、供試した国内外のイチゴ75品種・系統において、単独で73品種・系統を同定でき、他のSSRマーカーと組み合わせることで近縁性の高い個体の識別も可能である。 キーワード...
要約 「なんめい」は、クワシロカイガラムシと輪斑病には「強」の、炭疽病には「中」の抵抗性を示す。摘採期は「さえみどり」と同等の早生で、収量は「やぶきた」、「さえみどり」より優れ、製茶品質は「さえみど...
農耕地での窒素・リン酸収支を都道府県単位で算出したデータベース
要約 1985年から2005年の5年ごとに、肥培管理に関する調査結果などから、都道府県における作目別窒素・リン酸収支を算出してデータベースを作成し、解析を行いました。日本全体では収支は逓減していました。この...
要約 開発したキュウリSSRマーカーは、キュウリおよびメロンの種内系統間多型の検出に有用である。これらマーカーおよび公表されているSSRマーカー等を用いて作成したキュウリ連鎖地図の全長は665cMであり、245個...
要約 ナスの様々な組織から作製した21種類のcDNAライブラリーから解読した60,000個を超えるクローンの塩基配列情報は16,245種の独立な遺伝子配列に整理され、ナス属(Solanum)植物の新たな網羅的発現遺伝子...
要約 変性剤濃度勾配電気泳動法で把握した牧之原赤黄色強酸性茶園土壌の細菌相は、施肥位置である茶園の畝間が株下に比較して単純である。また、本茶園土壌はγ-プロテオバクテリア、アシッドバクテリアが60%近く...
要約 国際連合食糧農業機関が管理するAGROVOCに、日本固有の農林水産業・食品およびその関連分野の用語を追加した日本農業シソーラス(JAT)を開発した。JATを基に編修した形態素解析辞書は茶筌による用語の解...
要約 茶樹の葉層への農薬散布は、ノズルから茶樹の樹冠面までの距離を近くすることができるためドリフトが少ない。乗用防除機を使用し、平均粒子径の大きなノズルと飛散防止カバーを併用することにより、さらに...
要約 本システムは、品種別マーカー型データの一覧表を基に、マーカー型組合せが相同あるいは類似する品種の検索、ホモ型マーカーとヘテロ型マーカーの分別表示、および、親子関係の整合性推定を行うコンピュータ...
キーワード チャ、チャノホソガ、三角巻葉、二番茶、荒茶品質 背景・ねらい チャノホソガはチャの新芽を加害し、被害芽の三角巻葉の混入は荒茶品質を低下させる。本種による被害を予測するためには、被害程度と荒...
京都議定書第一約束期間の開始を前に、農耕地から発生する亜酸化窒素の新しい排出係数を算出
要約 農耕地から発生する亜酸化窒素(N2O)について、実測データを用いて国独自の排出係数を算定しました。この排出係数の改訂案は、日本国温室効果ガスインベントリ報告書に採用されたことから、わが国の温室効...
肉用奥美濃古地鶏の雌種鶏における黒色羽装ひな発生防止技術の開発
要約 肉用奥美濃古地鶏の雌種鶏(白色プリマスロック種雄とロードアイランドレッド種雌とのF1)における黒色羽装ひなの発生は、父系の白色プリマスロック種から茶色羽装を発現する遺伝子を保有する個体をDNA...