測定・分析技術[分析・データ管理技術] and [その他のかんきつ]
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カンキツの果実、加工品におけるSNPジェノタイピング解析による品種識別技術
要約 8種類のSNPマーカーをTaqMan-MGBプローブを用いてジェノタイピングすることにより、主要なカンキツ48品種を相互に識別でき、高品質なDNAを抽出することが難しい果実や加工品の品種識別に利用できる キーワー...
要約 新規に開発したカンキツグリーニング病原細菌(CLas)培地により、人工条件下でCLasを再現性よく高効率に培養できる。さらに、本培地にオキシテトラサイクリンを添加することで、CLasの増殖促進作用が認められ...
カンキツの種なしに関わる形質である雄性不稔性を選抜するDNAマーカー
要約 カンキツ果実の種なしに関わる形質である雄性不稔性を選抜できるDNAマーカーである。本マーカーにより、幼苗期に雄性不稔性実生を選抜することができ、種なしカンキツの育種を効率化できる。 キーワード カ...
要約 種子親と相同なゲノムを持つ体細胞胚を形成するカンキツの多胚性は胚の初期化に関わるCitRKD1遺伝子に制御される。この原因遺伝子の上流域に挿入されたトランスポゾンの有無に基づいて、単胚性と多胚性を容...
要約 大量のDNAマーカー情報から特性を予測する'ゲノミックセレクション'はカンキツの果実の重さ、果皮および果肉の色や果皮のむきやすさなどの重要な果実特性を芽生えの段階で高い精度で予測でき、品種改良に有...
要約 ウンシュウミカンの全配列長は3億5965万塩基であり、約40%が反復配列で構成される。解読された塩基配列の機能予測から29,204個の遺伝子が予測され、カロテノイドやジベレリン生合成に関わる遺伝子が新たに見...
少数の祖先品種から交雑を繰り返すことで多様なカンキツ品種が発生した
要約 国内外の多様なカンキツ在来品種の遺伝解析から67品種で親品種と交雑組合せが示され、在来品種の多くはキシュウミカンやユズ、ダイダイ、コウジ、タ...
ウンシュウミカンの雄性不稔性は花粉数の減少を要因として後代に遺伝する
要約 ウンシュウミカンの雄性不稔性は花粉充実度が低下することではなく、1葯あたりの花粉数が減少することにより引き起こされる。花粉数を減少させる遺伝...
ウンシュウミカンの親がキシュウミカンとクネンボであることをDNAマーカーで推定
要約 206種類のSNPマーカーを用いたカンキツ67品種系統のDNA鑑定により、ウンシュウミカンの種子親がキシュウミカン、花粉親がクネンボと推定される。
要約 農研機構で育成したカンキツ33品種についてDNAマーカーを用いて親子関係を検証すると、「せとか」、「サザンレッド」、「麗紅」の親子関係の矛盾が明...
ウンシュウミカンの2種類のGA20酸化酵素遺伝子は異なる発現特性を示す
要約 ジベレリン代謝に関わるGA20酸化酵素遺伝子はウンシュウミカンでは2種類(CuGA20ox1、CuGA20ox2)存在し、それぞれの発現する時期、部位は大きく異なっていたことから、これらは成長や結実...
CAPSマーカーおよびSNPマーカーで構築されるカンキツの標準連鎖地図
要約 本連鎖地図は、カンキツの発現遺伝子の塩基配列をもとに開発したCAPSとSNPなどのDNAマーカーによって構成される。各マーカーの配列などの遺伝子情報によりクレメンティンのゲノムシーケンスと比較でき、カン...
eQTL解析により明らかとなったカンキツの新規カロテノイド代謝調節因子候補
要約 カンキツのカロテノイド代謝遺伝子のフィトエンディサチュラーゼとζ-カロテンディサチュラーゼの遺伝子発現制御は共にTf0271の遺伝子座に含まれる転写調節因子の影響を受ける可能性がある。 キーワード...
カンキツの268個のSNP遺伝子型を迅速に決定できるアレイの開発
要約 開発したカンキツのSNP(一塩基多型)アレイは、交雑実生集団等を対象に、迅速に268個のSNPマーカーの遺伝子型決定を行うことができ、カンキツのDNAマーカー育種に利用可能である。 キーワード カンキツ、アレ...
遺伝子機能の解明やDNAマーカー開発に有効なカンキツのゲノム情報
要約 カンキツの発現遺伝子情報のうち67.6~81.9%の機能が推定され、86.1%がゲノム配列と対応づけられる。SSR候補はESTでは144,000件、ゲノム配列では382,000件見いだされる。17品種間のSNPの頻度から、品種間の...
要約 ウンシュウミカンから単離したゲルマクレンA合成酵素遺伝子は、既存のセスキテルペン合成酵素遺伝子に固有にみられるゲノム構造を持ち、その遺伝子産物は基質のファーネシルピロリン酸からゲルマクレンAと微...
SSRマーカーによる日本のパインアップル品種のDNA品種識別
要約 パインアップルで開発した18種類のSSRマーカーにより、沖縄県で育成された7品種を含む合計30のパインアップル品種・系統のDNA品種識別が可能である。 キーワード パインアップル、SSRマーカー、DNA品種識別 ...
要約 カンキツの葉を突いた爪楊枝をPCR反応液に浸すことでダイレクトPCRを行うことができる。また、葉を突いた爪楊枝をTE0.2バッファーに浸すとDNAサンプルを作成することもできる。これにより、DNA抽出に要する...
DNAマーカー分析の省力・低コスト化を可能にする1チューブ多重ポストラベル法
要約 特異性の高いタグ配列をDNAマーカーに付加し、蛍光色素標識した同じタグ配列を持つプライマーを事前に加えてPCRを行うことで、最大6種類のDNAマーカーを1チューブ内で個別に標識することが可能である。 キー...
カンキツ果実のカロテノイド組成に関わるZEP遺伝子のアレル特異的遺伝子発現
要約 カンキツ果実のカロテノイド組成の品種間差異に関与するZEP遺伝子のゲノム配列のうち、果実成熟期のカロテノイド蓄積に関連する遺伝子座のアレル間では、果実成熟期の遺伝子発現量および5'上流域に存...