カンキツの果実、加工品におけるSNPジェノタイピング解析による品種識別技術
要約 8種類のSNPマーカーをTaqMan-MGBプローブを用いてジェノタイピングすることにより、主要なカンキツ48品種を相互に識別でき、高品質なDNAを抽出することが難しい果実や加工品の品種識別に利用できる キーワー...
ヨーロッパからベトナムへ越境性伝播した豚インフルエンザウイルス
要約 2016年12月にベトナム南部で発見された豚インフルエンザウイルス(IAV-S)は、ヨーロッパで流行している鳥型H1N2亜型IAV-Sに由来する。国際的な豚の移動に伴って移動するウイルスは、新しい遺伝型のウイルスの...
複数の気象機関の季節予測データを利用した新たな穀物収量予測手法
要約
輸出促進のための輸出対象国における国産農産物の嗜好性データベースの活用
要約 国産農産物の輸出促進のためには、輸出対象国の消費者の嗜好性を把握したうえで、好みに応じた品種を輸出する必要がある。そこで、機器分析などを活用した効果的な嗜好性調査プロセスを明らかにし、調査結果...
要約 個人携行輸出のためのリンゴ容器を開発する。リンゴが底付きしないサイズのパルプモールドに二酸化炭素吸着剤を同封し、40 μmポリエチレンフィルムでリンゴを脱気包装すると、輸送中のリンゴの回転や損傷...
要約 森林総合研究所がこれまでに実施してきたいろいろな種類の木材に関する膨大な数の強度試験の結果をひとつにまとめ、規格改正等に活用できる「木材の強度データベース」を構築しました。 背景・ねらい 木材の...
要約 日本を含む世界各国でミツバチ幼虫から分離されるヨーロッパ腐蛆病菌は、遺伝子配列の類似性から大きく3つのグループに分けることができる。同じタイプの株が、異なる国やミツバチ種から分離されており、ハ...
要約 全球作物収量データベースを用いて解析した統計モデルと短期気候変動予測モデルを組み合わせることで、収穫の3か月前に予測した気象値を用いて、栽培中のコムギとコメの豊凶を全世界の栽培面積の約2割 (コ...
要約 3つのダイズさび病抵抗性遺伝子を集積した系統は病原性の強いブラジル産のダイズさび病菌に対して高度の抵抗性を示す。この抵抗性系統と各遺伝子に隣接するDNAマーカーを利用して、戻し交配により既存の品種...
要約 10数年前から毎年韓国のマボヤ養殖場では、外皮が柔らかくなって大量死する被嚢軟化症が発生し、大問題となっている。2007年以降日本でも同じ病気が発生し、被害が拡大している。これまで本病の原因は不明で...
要約 これまで日本において分離されてきたニューカッスル病ウイルスを遺伝学的に解析した。その結果、様々な系統の遺伝子型が日本に存在し、それらの多くが海外で分離されたウイルスと極めて密接な関係にあること...
海外諸国における組換え農産物の生産・流通・表示に関する政策動向の解析
背景・ねらい [研究目的]
米国を中心に,遺伝子組換え(GM)食品・農産物の開発が急速に進んでおり,北米を中心にGM農産物の栽培が相当な割合に達している。一方,欧州や我が国では,GM食品に対する消費者の...
長期氷温貯蔵したオリエンタル系のハイブリッドユリの葉焼症の発生要因解明とその軽減対策
要約 長期氷温貯蔵したオリエンタル系品種'スターゲイザー'の抑制栽培で多発する葉焼症は、氷温貯蔵中に発生した球根の凍害による事が明らかになった。また、本症状は、球根を定植前に緩やかに解凍することで発生...