要約 栽培不適な高標高地で採種された水稲種子は、栽培適地で採種された種子に比べ発芽率、発芽勢及び苗質が劣る。 背景・ねらい 長野県の水稲奨励品種は標高で区分し普及地域を定めているが、コシヒカリ等の品種...
要約 完熟出荷向き生食用トマト‘桃あかり’は高糖度,甘酸適度で食味が優れ,多収であり,萎ちょう病(レースJ1)と半身萎ちょう病に抵抗性を有する実用品種である. 背景・ねらい 現在,生食用トマトの夏秋...
要約 繰糸する際の解じょ張力及び硬膠着点の出現率を利用して、繭の煮熟状態を計測する新たな手法を開発した。本法は、生糸生産工程における最適煮繭条件を設定する上で有用である。 背景・ねらい 繰糸に先だって...
要約 少雪寒冷地向きで良質・多収の桑品種「わせゆたか」(桑農林17号)を育成した。本品種は、春の発芽が早く、技条伸長良好で、晩秋蚕期の葉の硬化も比較的遅く、普通植えまたは密植に適する。 背景・ねらい 少雪...
脂肪酸カルシウムの添加給与が肉用放牧子牛の体脂肪蓄積に及ぼす影響
要約 肉用子牛の哺乳放牧期別飼飼料あるいは離乳・終牧後の育成期の補給飼料に脂肪酸カルシウムを添加給与すると成長が促進される。この成長促進は、皮下脂肪、筋間脂肪の厚さや枝肉の筋肉、脂肪及び骨の組織重量...
要約 ヤギの雑灌木樹種に対する嗜好性と採食による除去効果を調べた。ヤギは、一部に嗜好性の低い樹種が見られたが、ほとんどの樹種に高い嗜好性を示した。また、高木性の樹種に対しても樹皮剥ぎの効果が高く、雑...
要約 採草地で水平保持機構付き土壌硬度測定装置で土壌貫入抵抗を多数点、一定間区で経年的に測定し、その推移を明らかにした。機械作業による土壌貫入抵抗の増加程度は、表層が顕著であった。又、その増加程度は...
要約 傾斜放牧草地では、尾根や谷など傾斜の緩やかな場所にふんが分布し、それにともなって、カリウムやリン酸などの養分が再配分されて集積していることが明らかになった。 背景・ねらい わが国の草地の多くは山...
要約 本器は突起板付きリングによる土壌せん断時のせん断トルクと回転軸の回転角度を検出することにより、土壌せん断抵抗を高精度に測定するもので、フレームに取り付けた足を草地に差し込んで本器を固定する。回...
要約 採草地で水平保持機構付き土壌硬度測定装置で土壌貫入抵抗を多数点、一定間区で経年的に測定し、その推移を明らかにした。機械作業による土壌貫入抵抗の増加程度は、表層が顕著であった。又、その増加程度...
要約 しゅんようは収量性が高い中生種である。シラネコムギと比較して、粉色、麺色は明るい黄色でゆでうどんの官能評価が高く、穂発芽性難で品質は安定する。蛋白質含量がやや低いため止葉抽出期の追肥が必要。 ...
要約 しゅんようは収量性が高い中生種である。シラネコムギと比較して、粉色、麺色は明るい黄色でゆでうどんの官能評価が高く、穂発芽性難で品質は安定する。蛋白質含量がやや低いため止葉抽出期の追肥が必要。...
要約 「東山162号」は白目大粒の良質で、ダイズモザイクウイルス病抵抗性品種である。成熟期は、「ナカセンナリ」並の中晩生種に属する。耐倒伏性に優れ、子実収量は「ナカセンナリ」及び「タマホマレ」を上回...
要約 繭糸を平行に引き揃えた従来の生糸の概念から離れ、生糸を交絡させることで膨らみとかさ高性に富んだ交絡生糸の繰製技術について検討した結果、固定接緒方式、浮繰・よこ挽繰糸、仮撚方式等を採用した交絡生...
広食性新蚕品種「日603号・日604号×中604号・中605号」
要約 繭糸質が優良で低コスト人工飼料に適合する春蚕用の広食性蚕品種「日603号・日604号×中604号・中605号」(愛称:はばたき)を育成した。既存の広食性蚕品種より繭糸長が著しく長く、織度も細く、高品質繭の...