要約 イネゲノム研究で開発されたRFLP及びRAPDマーカーを用いてペレニアルライグラス、メドウフェスク、トールフェスクで多型解析できることを確認した。品種・種内変異の解明とともにFestuca-Lolium属間育種に活...
要約 紬の原料繭となる玉繭を効率的に生産するためには、蚕品種は「TND×TCD」が、また、蔟器は千年蔟が適しており、熟蚕を蔟1枚に春蚕期 750頭程度、初秋蚕期500 頭程度の密度で収容すれば春蚕期50%弱、初秋蚕期3...
要約 製糸工場の副産物として産出される蛹しんを桑園へ施用する場合には、深さ10cm以上の溝施用とする。蛹しんの施用量は、乾燥状態で10a当たり3tまでの範囲では桑に悪影響はなく、むしろ有機質源として有効に働...
要約 ファレノプシスは高冷地で育苗すると、夏冷涼であるため生体重が著しく増加する。特に地下部の生育は促進され、株は充実する。また、開花は促進され、葉の形状が丸葉になるため、施設占有面積が少なくなる。...
要約 ぶどうえそ果病の伝搬は、土壌中ではなく、地上部の微小な昆虫・ダニ類による可能性が極めて高いことが明らかとなった。また、6~7月にかけての暴露で感染が確認された。 背景・ねらい ぶどうえそ果病は、接...
ぶどうの早期成園化・省力化を目指した垣根仕立て栽培(マンズレインカット方式)
要約 マンズレインカット方式による垣根仕立て栽培では、植え付け3年目で1t/10a以上の収量が得られ早期成園化が可能となった。収穫時期はいずれの品種も1週間程度遅れた。作業時間は新梢管理に要する時間は多くな...
二度切りが早期加温ハウスぶどう「デラウエア」、「キングデラ」の樹勢・花穂着生・果実品質に及ぼす効果
要約 二度切り(収穫後に再せん定する技術)は、「デラウエア」、「キングデラ」で樹勢回復、花穂の増加、品質向上効果が認められ、実施時期は6月が適期であった。 背景・ねらい ぶどうの早期加温栽培では、連年...
要約 茶がらと鶏ふんを2:1に混合して発酵させた堆肥(茶がら堆肥)をブロイラーの敷料として利用した場合、生産性の低下を招かず育成することが可能であり、さらに真菌数が減少し、茶がら堆肥の敷料への利用が可...
要約 木酢液の消臭効果を、鶏糞を用いて経時的に現象を追ったところ、アンモニアと硫黄化合物の発生に特徴がみられた。しかし、水のみの散布においても同様の傾向がみられ、水への吸着等、物理的な作用によるとこ...
大麦主体飼料における油脂源の違いがブロイラーの脂肪性状におよぼす影響
要約 大麦主体飼料を用い、油脂源を豚脂にすることで、ブロイラーの脂肪の白色度が向上し、融点が高くなり、料理適適性の優れた脂肪とすることができる。 背景・ねらい ブロイラーの生産の大部分は、トウモロコシ...
要約 「ヒメノモチ」は、早生・中稈・偏穂重型水稲糯品種で、耐病性が強く、玄米の“はぜ"が良く、「オトメモチ」に比較して収量性は同程度であるが、米質・食味に優れる。 背景・ねらい 標高700m以上の地帯の糯奨...
要約 「ハナエチゼン」は、早生・短稈・偏穂数型水稲粳品種で、標高700~900m地帯向けの品種として、耐冷性・耐病性・収量・品質・食味など、現行奨励品種の「フクヒカリ」より優れている。 背景・ねらい 「フク...