要約 豚人工授精用精液の宅配便による精液配布システムを確立するため、輸送中の│精液の温度、輸送後の精液の活力検査を行ったところ良好な成績が得られた。 成果の内容・特徴
要約 牛の卵回収時に得られる低品質胚(B、Cランク)の培養に還元剤であるベータメルカプトエタノールを0.2mM/ml添加することによって、その後の発育と凍結後の生存率が向上した。 背景・ねらい 牛の過剰排卵処理...
要約 ブドウ新品種「美嶺」は、4倍体の「レッド・クイーン」に2倍体の「甲州三尺」を交雑し、育成した3倍体品種である。黄緑色の種なしブドウで、ジベレリン処理果の果粒重は4~5g、糖度は18~19%と高い。...
要約 ブドウ新品種「サマーブラック」は、4倍体の「巨峰」に2倍体の「トムソン・シードレス」を交雑して育成した3倍体品種である。紫黒色の種なしブドウで、ジベレリン処理果の果粒重は7~8g程度、糖度は20...
RAPD分析によるペレニアルライグラスエコタイプ集団の遺伝構造解析
要約 ヨーロッパ(ドイツ,フランス)及び日本のエコタイプ集団について,RAPD分析を行った。クラスター分析の結果,日本のエコタイプ集団は同一のクラスターを形成した。また,日本の集団はヨーロッパの集団...
要約 葉を細片した試料にDAPI染色液を加え,フローサイトメーターで相対DNA量を測定して,DNAヒストグラムを作成する手法より,迅速,簡便に植物体の倍数性の確認ができる。本手法により,1日100点...
組織培養によるハイブリッドカラーの幼苗の大量増殖と幼苗からの球根増殖
要約 ハイブリッドカラーの球根の茎頂部から得られた無菌のシュートを増殖培地で培養すると、1.5カ月間で4~5倍に増殖する。これらを発根、順化後、圃場で栽培すると1年目には母球が60g前後に肥大し、2年目には母...
要約 春先の出荷で問題となるアルストロメリアの花飛びは、冬期の6時から18時の間、地表で1000または3000ルックスになるように補光することにより著しく減少できる。 背景・ねらい 平成4年頃から、採光条件の不良...
要約 植付けほ場はpHを5前後に調整し、施肥量を三要素共に2.0kg/aとし、緩効性被覆肥料で全量基肥施用する。種苗は、新芽を4個持った長さ20㎝以上の根茎先端部を用い、植付け量を35kg(約7,000芽)/aとする。 背景...
要約 「シュンライ」は早生強稈で、耐倒伏性・品質・加工適性に優れ、収量性も安定した品種である。本県の平坦地から準高冷地帯(標高800mまで)を対象に奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 県内の六条...
要約 水稲「こいごころ」は成熟期が「日本晴」と同程度の平坦地向きの晩生品種で、強稈・高品質・良食味、多収である。本県の標高250m~500m地帯を対象に奨励品種に採用する。 背景・ねらい 本県の平坦地域におけ...
Stemphylium vesicarium による宿根アスター斑点病の発生と防除
要約 宿根アスター斑点病は栽培期間を通してみられるが、側枝葉の発生や密植栽培などにより過繁茂状態になると多発する。密植などの過繁茂栽培の回避、耐病性品種の利用および薬剤(TPN剤)散布が有効な防除法で...
要約 クワキジラミ幼虫が寄生している桑枝条に人工飼育したナミテントウムシ幼虫を放すことで、クワキジラミ幼虫による被害を減少させることが可能で、ナミテントウムシはクワキジラミの捕食性天敵として有効な生...
要約 本法は、上蔟前日に網入れ給桑を行い、上蔟当日網取りして載蔟する平飼い条桑育用の新しい自然上蔟法で、熟蚕化促進剤を用いて飼育荷口の発育経過を調節することにより、上蔟当日の労働ピークを切り崩し、忌...
要約 ハウスももの収量は根量と密接に関係し、根量が多いほど収量は高く、同時に生理障害の発生も少なかった。安定生産のためには、根群が十分に発達するような土壌物理性の改善が必要である。 背景・ねらい ハウ...
本州高標高地におけるペレニアルライグラス草地による育成牛の短期輪換放牧
要約 本州高標高地(標高1,200m)でジャージー育成牛を用いて短期輪換放牧を行い,ヤツボク,ヤツナミで造成した草地では安定した草地生産が示され,家畜の生産性は500kg/ha前後であった。 背景・ねらい 放牧技術は...
要約 牛貯留尿に対し、過リン酸石灰(粉状)を添加することにより、アンモニアの発生を抑制することができる。 背景・ねらい 畜産における悪臭成分のうち、アンモニアに関してはギ酸やリン酸等の酸性薬剤の利用に...
要約 ブロイラーの肉色を改善するために赤色色素(アスタキサンチン(AX))生産酵母を添加した結果、AX摂取量の増加により赤色度が上昇した。さらに、肉色の改善効果は、赤色の増強ではなく、補色による強調効果で...
要約 受精卵移植技術等により双子生産が行われ、生時体重の小さい黒毛和種子牛が生産されても、早期離乳(2または3ヵ月齢)による人工哺育・育成が可能である。 背景・ねらい 受精卵移植技術の普及に伴い、乳用牛...
要約 ホルモン製剤の1回投与により、複数黄体を形成させ、左右両子宮角に2胚移植を行ったところ、受胎率や双子生産率が向上した。 背景・ねらい 双子生産技術は肥育素牛の生産コスト低減や効率的改良のために有効...