摘要 県産広葉樹の利活用を推進するため、主要樹種の材の特性(腐朽特性、材色)を明らかにすることを目的とした。 腐朽速度が早いとされるブナについて屋外ではい積みを行い、1週ごとに木口から10cm付近の検...
摘要 木ダボの縦圧縮を用いたボルトによる摩擦接合は、高い接合剛性が得られるが最大耐力は木材の横圧縮となるため低めとなる。そこで、木ダボに高い耐力を有する広葉樹を用い、また、施工性の改善のため接着剤を...
摘要 目的:山形県の森林面積のうち約7割は広葉樹であるため、今後はスギ等の人工林だけでなく天然林の利活用も検討していく必要がある。しかし、県内における広葉樹資源の需給動向や利用実態の把握は不十分で、...
摘要 ・種子の採取と特性:当年の採り播きでは翌春に発芽したが、翌春に播いたものでは次の春まで発芽が遅れた。発芽率は15~30%と育苗に充分であった。 全て採り播きとしたイタヤカエデ、ウメモドキ、ウラジロ...
摘要 1.当年度の研究目的 将来的な環境変動に対する樹木の応答機構を明らかにするため,環境変動の現状を把握し,環境条件が個葉の生理的形態的特性および個体の成長特性に与える影響を評価することを目的と...
摘要 イタヤカエデ、シラカンバ、ミズナラの鉢植え苗を,灌水間隔を変えて育成し、乾燥ストレスが葉の水分特性に与える影響を調べた。乾燥条件で育てたイタヤカエデ、シラカンバ、ミズナラ3樹種とも、通常灌水条...
摘要 新たに開発した携帯用のダイヤルゲージ式成長計を用い,当支所の実験林に植栽されている針・広葉樹(23樹種,132本)の肥大成長経過を3年間にわたって継続して測定した。その結果,この成長計は実用的にか...
摘要 しおれにくさから見た乾燥耐性は,ミヤマナラ>ミズナラ>ダケカンバ>カラマツ>イタヤカエデ>ヤチダモの順であった。庇陰条件下で育てた苗は耐乾性が低く,林床に生育する稚樹は択伐などの撹乱による蒸散...
摘要 イタヤカエデ、シラカンバ、ミズナラの鉢植え苗をCO2濃度を変えて育成し、高CO2環境が葉の水分特性に与える影響を調べた。高CO2条件で育てたイタヤカエデ、シラカンバ、ミズナラ3樹種とも、通常大...
北方広葉樹林の攪乱に対する林分構成個体の環境適応能の評価(508)
摘要 北海道は日本海側から太平洋側にかけて環境傾度が大きく、更新稚樹もその影響を受けることが予想される。そこで、環境傾度に応じて出現するイタヤカエデ2変種(エゾイタヤ、アカイタヤ)を材料に、植物季節...
摘要 広葉樹数種の苗を庇陰区(相対照度10%)と対照区(裸地)で育て、気孔コンダクタンス(Gw)と葉の水分特性を調べた。Gwは、後継樹種のイタヤカエデ、中間型のミズナラではいずれの処理区も日中にかけ...
摘要 遷移型の異なる広葉樹5樹種を光環境を変えて育成し、乾燥に対する耐性を比較するための実験を行った。葉の水分特性や形態的特徴からみると、水ストレスに対する膨圧の維持は、先駆樹種のシラカンバ、ダケカ...
摘要 北方主要樹種数種について、P-V曲線法を用いて乾燥抵抗性を知る上で重要なパラメータを調べた。しおれを起こすときの水ポテンシャルと飽水時の浸透ポテンシャルはミヤマナラ<ミズナラ<ダケカンバ<カラ...
摘要 褐色森林土壌上に成立したミズナラ、アサダ、カエデなどを主とする混交林ならびに18年生のトドマツ人工林において、それぞれ半径10mの範囲でAo(堆積腐植層)層除去処理を行い、それぞれの無処理区と...
摘要 落葉広葉樹の光合成・蒸散特性を常緑広葉樹を交えて検討した。森林総合研究所の樹木園の49種の広葉樹について、6~7月に野外条件で測定した。各樹種ごとの最大光合成速度は、10~31mgCO2/dm...