摘要 目的:県内のイチゴ産地では難防除な微小害虫であるナミハダニやヒラズハナアザミウマ(以下、アザミウマ)を対象に天敵利用技術が普及しつつある。このうち、ナミハダニでは、天敵放飼時の害虫密度が高いた...
② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1.ゲノム情報データベースシステムの運用を行い、年間30万アクセスを維持した。この中で、イネ品種・特性データベ ースの情報をゲノム配列と関連付けるため、63系統の全ゲノム解読情報を公的データベース...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、 a) リンゴの有機農法再現圃場において、リンゴハマキクロバの天敵として、寄生蜂及び寄生ハエを確認した。 b...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
イ.新技術を導入したいちごの総合的病害虫管理(IPM)による生産技術の確立
摘要 目的:二酸化炭素や土着天敵等を利用した防除技術を確立する。、成果:高濃度二酸化炭素処理がいちごの微小害虫に対して有効であることを明らかにした。また、オオメカメムシ(土着天敵)によるいちごの害虫...
全面被覆ネット使用時の露地キク栽培条件におけるアブラムシ防除法の開発
摘要 本センターで開発した簡易ネット被覆法を導入したキク栽培では、ネットを通過できる微小害虫、特にアブラムシによる被害が発生する。そこで、近畿中国四国農研センターで作出した遺伝的に飛ばないナミテント...
摘要 マイクロサテライト領域における対立遺伝子数や、遺伝子頻度をチャノキイロアザミウマとワタアブラムシの各地の個体群で調べ、これが個体群の遺伝的構造を解析する手法として有効なことを示した。またワタア...