不耕起栽培とうもろこしを導入した寒冷地向け飼料作物周年作付体系の確立
摘要 トウモロコシの不耕起栽培は6年間継続しても耕起栽培と遜色なく乾物収量を確保できることを示した。また、現地実証試験の結果も同様であった。前作ライムギの収穫後のトウモロコシ不耕起栽培では,ライムの...
タイ国でのカンキツトリステザウイルス弱毒、強毒系統の探索収集(206)
摘要 海外のカンキツトリステザウイルス(CTV)を収集するため、タイ国の10県下、20カンキツ園のライム64樹から穂木を採取するとともに、タイ農業局保存6株の分譲を受けた。これらの穂木をユズ実生に接...
タイ国でのカンキツトリステザウイルス弱毒、強毒系統の探索収集
摘要 タイ国の10県下、20カンキツ園のライム64樹から穂木を採取するとともに、タイ国農業局保存の6株の分譲を受けた。これらを持ち帰りユズ実生苗木に接種して活着後、新たにライム穂木を接ぎ木した。ユズ...
摘要 養鹿上の主要損耗要因と考えられる感染疾病の実態を把握し、またそれらの診断・予防法の確立を図る目的で、幾つかの病原体に対する鹿の感受性について検討した。人畜共通感染病であるライム病病原体ボレリア...
選抜カンキツトリステザウイルス弱毒株の圃場での有効性に関する要因解析(205)
摘要 カンキツトリステザウイルス(CTV)強毒株を保毒する森田ネーブルを熱処理により無毒化し、圃場から探索及び熱処理で作出した弱毒株7株を接種し、これらから増殖した苗木にミカンクロアブラムシで強毒株...
摘要 7年度は、人獣共通感染症であるライム病の病原体ボレリア菌と、牛の肺炎の主要な病原体であるパスツレラ菌の、日本鹿に対する病原性を検討した。その結果、B.japonicaを接種した鹿では、臨床症状...
国内各地から収集したカンキツかいよう病細菌の各種品種に対する病原性
摘要 我が国のカンキツかいよう病細菌の中に病原性の分化した菌株が存在するか否かを明らかにするために、17県30地点から収集・分離したカンキツかいよう病細菌124菌株のカンキツ品種に対する病原性を検討...
インドネシアにおける田畑輪換作と土壌線虫相および作物被害の解明(65)
摘要 インドネシア各地の純水田、田畑輪換地及び純畑作地の線虫を調査した結果、19属の植物寄生線虫が検出され、この中、検出頻度はラセンチュウ(以下、センチュウと略)が最も高く、ついでニセフクロ、ネコブ...
摘要 これまで日本での存在が確認されているライム病の病原体であるボレリア菌3種(Borrelia garinii, B.afzelii, B.japonica)を用いて、東北地方の鹿の抗体保有状況を...
選抜カンキツトリステザウイルス弱毒株の圃場での有効性に関する要因解析(232)
摘要 熱処理及び茎頂接ぎ木で無毒化した森田ネーブルの苗木に、CTV弱毒8系統を接種してほ場に植え付けた11~12年生樹の生育、収量等の調査を行なった。樹勢はM-16A、23A、15Aが強く、樹容積は...
選抜カンキツトリステザウイルス弱毒株の圃場での有効性に関する要因解析(241)
摘要 CTV弱毒ウイルスを接種して、ほ場に植え付けた17年生の清見の生育状況について調査を行った結果、フリー樹及び弱毒ウイルス(M-8、M-16、M-10)接種樹の幹周、果径、樹勢は強毒ウイルス(S...
摘要 タイ国内4県のカンキツ園で、グリーニング病(GD)の発生状況を調べた。露地栽培のマンダリン3品種ではGDが激しく発病していた。これらマンダリンは感受性であり、その被害も激しいことが確認できた。...
摘要 トリステザウイルス(CTV)の圃場採取株よりアブラムシ伝染株(ATS)を作出し血清学的性質を調べ、さらに生物学的性質を木本検定により明らかにした。米国農務省での病原性に関する国際比較に日本産株...