摘要 目的:除草を目的とした家畜の放牧をより省力的に行うため、めん羊について、電気牧柵の利用と自動扉を用いた夜間集牧の方法について検討する。 成果:放牧前に電気牧柵に馴致することによって、3段の電気...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 ・ タイ畜産振興局のグループが中心となって、これまで同局が蓄積したデータならびに本プロジェクトで共同研究を行った各大学が分析した飼料成分データの取りまとめを行い、昨年度試作した肉用牛飼養標準に...
摘要 1)プリオン病の診断技術の開発に関しては、PrPScに対する特異的なプローブとしてのアプタマーの作製とそれを用いたプリオン濃縮法を確立した。血清などからのプリオン濃縮法への有用性が示唆されており、...
摘要 i)プリオン蛋白質に対するアプタマーの構造を明らかにした。ii)PrPSc特異抗体を用いた解析により、異常プリオン蛋白質は異種動物への伝達では3代目からその構造が変化することが明らかとなった。iii)樹立し...
摘要 再生機構を利用した初期保育技術の高度化当年度の試験研究方法:1)広葉樹林の天然更新プロセスを把握するために北海道支所羊ヶ丘実験林で継続中の実生・稚樹の発生と成長および種子散布の調査を行った。同...
摘要 i)日本初発の牛海綿状脳症の神経病理学的解析を行い、本症例が英国例と類似していることを明らかにした。ii)羊スクレイピーの野外発症例の病理学的解析では病理学的特徴の異なるスクレイピーを確認した。...
摘要 プリオン病の迅速診断法を確立するため、羊スクレイピー伝達マウスの全身臓器における異常プリオン蛋白質(PrPSc)の蓄積時期について検索した。羊スクレイピーのマウス伝達では、初代よりリンパ系組織にPrPSc...
プリオン病実験感染モデルにおける異常プリオン蛋白質の検出(127)
摘要 スクレイピー羊の組織乳剤を接種したマウスについて、脳以外の組織における異常プリオン蛋白質(PrPSc)の蓄積分布を解析した。スクレイピーではCJDとは異なり初代伝達マウスにおいてもリンパ系組織にPrPScの...
摘要 実験動物を用いてプリオン病の分子病理学的解析法を確立し、それらの技術を野外発生例に応用することを目的とした。その結果、ヒストブロット法を用いた新しい解析・診断法の確立およびスクレイピーの診断に...
感染動物における異常プリオン蛋白質の動態と病理学的変化の解析(119)
摘要 スクレイピーの羊の脳やスクレイピーを感染させたマウスの脳からプリオン病の発病に関わる蛋白質を界面活性剤や蛋白変性剤を用いて液体クロマトグラフィーにより精製しようと試みたが、感染に関わる異常型プ...
摘要 プリオン病は中枢神経系の海綿状変性を主体とする致死性の疾患であり、家畜では法定伝染病に指定されている。現在本病の確定診断は、延髄における病理組織学的検査および異常プリオン蛋白質(PrPSc)の検出に...
摘要 プリオン病の病理発生機序および伝播機序は未だ不明な部分が多い。プリオン病の発症には宿主のプリオン遺伝子の関与も示唆されているが、その遺伝子型と病型との関係も十分明らかにはされていない。これらの...
放牧牛における微量栄養素水準が白血球機能に及ぼす影響の解明(58)
摘要 放牧牛の飼養管理面から感染防除に資することを目的として、免疫機能に関与していることが知られているビタミンやミネラル等の微量栄養素水準の放牧牛や実験動物における動態や白血球機能との関連を検討した...
スクレイピー野外発生症例の病態解析および遺伝学的解析(128)
摘要 組換羊プリオン蛋白質を免疫原にしてモノクローナル抗体を作製した。11年度に作製したポリクローナル抗体および12年度に作製したモノクローナル抗体の特性解析を行った結果、両抗体とも特異性が高く、診...
感染動物における異常プリオン蛋白質の動態と病理学的変化の解析(109)
摘要 1996年6月北海道下の農場で発生した羊スクレイピーの脳材料のマウスへの伝達試験に成功した。発症したマウスは神経症状を示し、脳では空胞病変及びウェスタンブロット法で異常型プリオン蛋白質(PrP...
摘要 1998年度は大分県から1例の海綿状変性を呈した羊の脳について問い合わせがあった。家畜改良センターで飼育していた羊のうち,25頭の事故死したものについて病性鑑定を行ないスクレイピーの発生状況を...
摘要 ヒストブロット法を用いてスクレイピー感染、非感染マウスおよびプリオン遺伝子欠損マウスの脳におけるプリオン蛋白質の分布を検索した。感染および非感染マウスの脳をブロットした未処理のメンブランでは、...
摘要 1996年8月に北海道で発生したスクレイピーの主要臓器が入手できたので、マウスへの伝達試験を行った。脳、肝、肺、腎、脾、心の10%乳剤をマウスに接種し、1年間観察したが、1頭も発症しなかった。...
牛の大脳皮質壊死症の脳機能障害発生機序の生化学的解明(166)
摘要 めん羊にアンプロリュウムを投与して実験的にチアミン欠乏症を惹起させ、脳内のチアミン濃度、酵素活性値及び神経伝達物質を定量し、臨床症状、脳波及び病理学的所見との関連を検討した。この結果、脳内トラ...
摘要 気腫疽は、Clostridium chauvoei(気腫疽菌)の感染によって起こる土壌病の一つで、創傷感染または消化管損傷部からの感染によって多肉部に腫瘤を形成すると共に、毒素による毒血症を起...