摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、「ゆめそだち」、「ゆめちから」の種子親系統である「Mi29」に、それぞれ不定根形成能QTL及び通気組織形成能QTLを導入した親系統を作出し、これを用いた耐湿性検定用の「ゆめ...
長大飼料作物のすす紋病の寄生性分化と抵抗性機作の解明(86)
摘要 我が国に発生するトウモロコシ及びソルガムのすす紋病菌の寄生性、レースを解明し、本病抵抗性品種育成のための基礎的知見を得ることを目的とする。11年度は自殖系トウモロコシの4系統及びソルガム・スーダ...
摘要 寒冷地で大きな被害を引き起こすシロクローバ菌核病に対して抵抗性を持つシロクローバの系統を育成するため、抵抗性の簡易検定法を確立し、抵抗性系統を育成するための個体選抜への適用を図る。本試験を通じ...
摘要 シバは低投入持続型の飼料生産に最も適し、かつ緑地保全機能にも優れた特性を有することから、国内の多様な生態系より収集した生態型について両機能の解明とその変異の拡大を行い有用な遺伝子型を作出する。...
長大飼料作物のすす紋病の寄生性分化と抵抗性機作の解明(79)
摘要 我が国に発生するトウモロコシ及びソルガムのすす紋病菌の寄生性,レースを解明し,本病抵抗性品種育成のための基礎的知見を得ることを目的に,各地から採集した本病の病原菌株についてDNAレベルでの差異及...
摘要 被害が多発しているシロクローバ菌核病に対する抵抗性の簡易検定法を確立する。10年は、乾燥後、長期にわたって凍結保存した接種源の有効性を調査するとともに、開発した接種検定法で選抜した後代の抵抗性...
摘要 被害が多発しているシロクローバ菌核病に対する抵抗性の簡易検定法を確立する。8年度までに、麦フスマとバーミキュライトを混合した培地で菌核病菌を培養し、低温・高湿度の人工気象室内で接種する検定法を...
摘要 暖地で、夏季に播種して年内に出穂させて収穫する栽培体系に適した系統として育成した九州2号は、えん麦農林9号「はえいぶき」として農林登録された。3年間の系適・特検を終了した九州4号は、収量、耐病...
摘要 シロクローバの主要な病害の一つとなっているシロクローバ菌核病に抵抗性を持つ品種を開発するため、簡易な抵抗性検定法の確立を目指す。8年度は、選抜後代の採種を行うとともに、菌核病菌の地域的な変異の...
摘要 暖地で、夏季に播種して年内に出穂させて収穫する栽培体系に適した系統として育成した九州1~4号の系統適応性検定試験及び特性検定試験の3年間の成績から、九州2号を品種候補として選定した。九州2号は...
摘要 暖地で、夏季に播種して年内に出穂させて収穫する栽培体系に適した系統として育成した九州1~4号の系統適応性検定試験及び特性検定試験を実施した。夏播き栽培では、出穂日は3場所とも九州3号が最も早く...
摘要 アルファルファの重要病害である菌核病抵抗性品種育成のため、接種検定法の効率化を図った。圃場で5世代の人為接種選抜を行って得た各世代の系統を供試して、幼苗検定における最適な苗齢および育苗温度・日...
摘要 葉腐病は多犯性で抵抗性品種の育成は極めて困難とされている。しかし、アルファルファでは同じく育成が困難とみられた、多犯性の菌核病や白絹病抵抗性系統が育成されている。これらの抵抗性選抜において特徴...
摘要 冷夏で発生が増加し、わが国で抵抗性検定についての詳しい検討がなされていない牧草類及びソルガムの病害を対象に、既存の品種・系統の抵抗性スクリーニングを行う。ソルガムひょう紋病は低温、多湿条件下で...
とうもろこしのごま葉枯病・紋枯病抵抗性育種に関する研究(85)
摘要 ごま葉枯病の抵抗性に関しては、育成中の30系統を人工接種法により検定し、抵抗性が強い11系統を選抜した。紋枯病に関しては、葉鞘剥離時期の異なる20の自殖系統とそれらの間のF1を用い、葉鞘剥離時...