摘要 気候温暖化に伴う環境変動については、1)北海道十勝地方では、過去には土壌凍結が発達していたため融雪水の下方浸透が抑制されていたが、土壌凍結が減少した近年は融雪水の浸透が促進され土壌水分移動量が...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(156)
摘要 高温期における結球の程度が異なるキャベツ3品種について、高温下での結球のしやすさと葉片の細胞膜における温度耐性との関係について調べた結果、良結球性の順と葉片の細胞膜温度耐性の順が同様であったこ...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(159)
摘要 石垣島の夏期におけるキャベツ栽培に認められる結球の良否の程度と、その特性について把握するため、異なる耐暑性を有する市販の一代交配品種を網室栽培し、結球期キャベツのサイズ・重量等を測定した。その...
作物の耐暑性・耐乾性に関する研究-高温・乾燥が野菜の表皮組織に及ぼす影響について-
摘要 高温の影響で起きる作物の表皮組織の変化が耐暑性判断方法として利用できないか検討するため、表皮細胞上のエピクチクラワックスを凍結乾燥し走査型電子顕微鏡で観察した。キャベツ葉のエピクチクラワックス...
摘要 気孔の開度は水ストレスと関連して耐暑性にも影響を与える。いくつかの野菜について、気孔と体内水分との温度反応について検討した。供試した作物は、エンドウ、ソラマメ、キャベツ、トマト、インゲン、ヒユ...
摘要 キャベツではベストと早秋、ハクサイでは捲翠とTropical OK50、ダイコンではエベレストの耐暑性が大きく、高温時でも収量が多いことが明らかになった。夏期のダイコンにネピアグラスの敷草マル...
摘要 熱帯原産の野菜を除く大部分の野菜は夏季の温帯地域、及び熱帯・亜熱帯地域で生じる高温条件で生育が悪化し減収する事から、野菜の耐暑性のメカニズムについて検討する必要がある。これまでの研究で、野菜の...
摘要 日本、台湾、南及び東南アジア産アブラナ科野菜、インド産豆類等各品種の細胞膜温度耐性の品種間差を比較検討するため、各供試品種種子を入手し発芽試験を実施している。日本産キャベツの耐暑性及び高温感受...