寒地向けわい化病・シストセンチュウ抵抗性強化品種・系統育成と開花期耐湿性のQTLの探索
摘要 地球温暖化に伴って生じる気象の変化に伴って、大豆栽培において、湿害、干ばつ害、病害、虫害の増加が懸念される。これらの、障害・病害虫について、既存のDNAマーカーと戻し交配を活用して抵抗性品種・系統...
メタボローム解析やエンドファイト利用による作物の養分循環機能活用生産技術の開発
摘要 エンドファイトの共生による窒素固定の制限要因と活用条件の解明に関しては、 a) これまでに確立した接種方法を用いて、サツマイモ体内に窒素固定エンドファイトBradyrhizobium 属AT1株を土耕栽培条件下で10...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、 a) 不定根形成能QTLを導入した親系統「Na110」を用いた2つのF1系統は、乾物収量の減収率による耐湿性評価では1割程度、乾物収量の標準品種比による耐湿性評価では3割程度、...
ゲノム情報を活用した麦・大豆の重要形質制御機構の解明と育種素材の開発
摘要 ムギの越冬性に関しては、 a) 抗菌タンパク質をコードするコムギwin遺伝子をパーティクルボンバードメント法でコムギ未熟胚カルスに導入し、形質転換カルスを得た。 b) ラフィノース族オリゴ糖合成関連遺伝...
多雨によって生じる湿害に耐性を示す通気組織形成能を導入したトウモロコシ系統の開発
摘要 耐湿性系統の作出では、通気組織形成能に関する4つのQTLをMi29に導入・集積した系統を作出した。また、還元耐性に関する第4染色体のQTLをMi29、Na50およびMi47に導入した系統を作成した。幼植物における耐...
ゲノム情報を活用した麦・大豆の重要形質制御機構の解明と育種素材の開発
摘要 ムギの越冬性に関しては、 a) フルクタンの季節変化と品種間差異のキー酵素遺伝子Wfh-sm3は、フルクタンが急激に増加する秋口後半に発現量が抑えられ、積雪下で発現が誘導されることを明らかにした。ラフィ...
摘要 開花調節技術をイネ科に適用するためにサトウキビとトウモロコシに遺伝子セットを導入し組換え体が得られつつある。耐湿性畑作物作出のため、イネ耐湿性に重要なスベリン合成系調節遺伝子候補をさらに探索し...
摘要 伊豫大豆が有する嫌気耐性遺伝子の単離のために大規模分離集団を養成した。また、嫌気耐性評価法の改良を行い、RILなどを用いて有効性を確認した。
摘要 湿田での飼料用麦類栽培技術の開発のため、耐湿性の高いエンバクを用い、オオムギとの収量性を熊本県八代市の現地実証試験で比較した。その結果、エンバク(九州14号)の乾物収量は439kg/10aで、オオムギ(...
摘要 オオムギ耐湿性の検定方法として、同一規模の湛水処理試験で従来の4倍の個体数を処理できる方法を開発し、 耐湿性の遺伝解析を行う事が現実的に可能となった。
寒地向けわい化病・シストセンチュウ抵抗性強化品種・系統育成と開花期耐湿性QTLの探索
摘要 「スズマル」にDNAマーカーを使ってダイズシストセンチュウを付与した「中育69号」の農業特性や加工適性を明らかにする。また、「いわいくろ」おゆおび「中育60号」の戻し交配材料の養成を行う。耐湿性のQTL...
摘要 新規抵抗性素材「ハヤヒカリ」を加えた発芽時冠水抵抗性因子の集積を目指した戻し交配ならびに抵抗性系統同士の相互交配を推進する。発芽時冠水抵抗性の有望系統を選抜する。「Peking」由来の冠水抵抗性QTL...
多雨によって生じる湿害に耐性を示す通気組織形成能を導入したトウモロコシ系統の開発
摘要 通気組織形成能および湛水・還元状態における耐性が導入されたトウモロコシ親系統とF1系統の幼植物耐湿性を温室で検定し、これらのp遺伝子の耐湿性に及ぼす効果を検証する。模擬水田圃場において通気組織形...
近縁種テオシントから不定根形成能を導入した耐湿性とうもろこし品種の育成
摘要 今年度の湛水処理は6月21日から7月12日まで行った。耐湿性の指標である”模擬水田圃場での湛水処理直後の地上部乾物重(以下『指標①』)”、”一般畑圃場に対する模擬水田圃場の比で見た、湛水処理中の地上部乾物...
摘要 目的:気候の温暖化に伴い増大が予想される多雨による発芽率低下を回避するために、発芽時の耐湿性を強化した実用栽培に適した系統を作出する。 、成果:発芽時耐湿性に優れる5系統を選抜した。これらは「...
摘要 目的:耐冷性、耐湿性、病虫害抵抗性等の各種障害抵抗性に強く、加工適性(豆腐、煮豆等)に優れた系統を選抜するための材料を養成し、新優良品種育成の基盤を作る。 、目指す成果とその活用策:大豆栽培地帯...
摘要 過湿条件に対する大豆根系の応答反応を精査し、耐湿性強の「植系32号」と弱の「トヨハルカ」について根系組織への通気能、根の還元物質耐性、不定根形成能、根粒の耐水耐性を比較解析して耐湿性の機作を特定...
寒地向けわい化病・シストセンチュウ抵抗性強化品種・系統育成と開花期耐湿性のQTLの探索
摘要 地球温暖化に伴って生じる気象の変化に伴って、大豆栽培において、湿害、干ばつ害、病害、虫害の増加が懸念される。これらの、障害・病害虫について、既存のDNAマーカーと戻し交配を活用して抵抗性品種・系...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
ゲノム情報を活用した麦・大豆の重要形質制御機構の解明と育種素材の開発
摘要 ムギの越冬性に関しては、a)RNAシャペロンと相互作用するポリA結合タンパク質(PABN1)の過剰発現によって耐凍性、耐乾性、耐塩性が向上することを明らかにした。また、耐凍性に関わるラフィノース族オリゴ...