物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイ黄化病 DRC 診断の手順と実例を記載した SOP を作成し、公設試や民間企業への 3 件の技術移転等を行い、普及を拡大した。新規土壌還元消毒法の SOP を作成し、5県以上の現地実証で有効性を確認する...
1 新品種育成試験 、(9) 麦及び飼料作物の有用遺伝子の同定とDNAマーカーの開発(TRS1003)麦類縞萎縮病抵抗性遺伝子の単離と機能解明、
摘要 a試験目的:相補性検定のための材料養成として、組織培養効率に優れた感受性品種に「Madsen」の抵抗性領域を導入した材料を養成する。、 b試験方法:、 「Bobwhite」「Fielder」を反復親、「Madsen」を抵...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
(10) 麦及び飼料作物の有用遺伝子の同定とDNAマーカーの開発(TRS1003)麦類縞萎縮病抵抗性遺伝子の単離と機能解明
摘要 目的:相補性検定のための材料養成として、組織培養効率に優れた感受性品種に「Madsen」の抵抗性領域を導入した材料を養成する。 、成果:「Bobwhite」、「Fielder」と「Madsen」を交配し、それぞれ57粒、65粒...
農林登録サツマイモ品種のDNAマーカーによるデータベース化とサツマイモネコブセンチュウレース抵抗性遺伝様式の解析
摘要 i)11種の遺伝子から設計したプライマーによるPCR増幅産物を8種の制限酵素で処理した後の多型を解析して農林番号サツマイモ品種の識別が可能なことを明らかにし、データベース化への目途を付けた。ii)サツマ...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 i)アポミクシス遺伝子近傍のBACからはコンティグが作成できず、マーカー間の遺伝距離は小さいが、物理距離が大きいためと推定された。ii)トウモロコシ近縁種テオシントの耐湿性(不定根形成能)関連2遺伝子...
摘要 61組み合わせ計3023個体から選抜を重ねて来た系統を圃場評価に供試した結果、5組み合わせ5系統を選抜し、うち1系統を最有望系統と判定した。当該最有望系統「KOP99211-1」は、心臓形の葉形を持ち、地上部...
長大飼料作物のすす紋病の寄生性分化と抵抗性機作の解明(86)
摘要 我が国に発生するトウモロコシ及びソルガムのすす紋病菌の寄生性、レースを解明し、本病抵抗性品種育成のための基礎的知見を得ることを目的とする。11年度は自殖系トウモロコシの4系統及びソルガム・スーダ...
長大飼料作物のすす紋病の寄生性分化と抵抗性機作の解明(79)
摘要 我が国に発生するトウモロコシ及びソルガムのすす紋病菌の寄生性,レースを解明し,本病抵抗性品種育成のための基礎的知見を得ることを目的に,各地から採集した本病の病原菌株についてDNAレベルでの差異及...
摘要 チモシーがまの穂病菌の感染により発現される病害抵抗性について,本菌由来の抗菌性物質,及び宿主植物で誘導される病害抵抗性を解析し,関連遺伝子の単離とその利用による防除法の開発を目的とする。12年度...
摘要 わが国の暖地・温暖地で最も重要な牧草であるイタリアンライグラスの最重要病害に冠サビ病(Puccinia coronata)がある。冠サビ病に罹病した植物は栄養価・家畜の嗜好性および収量が著しく...
長大飼料作物のすす紋病の寄生性分化と抵抗性機作の解明(80)
摘要 長大飼料作物のすす紋病菌をV8ジュース寒天培地で生育させたコロニーより採集した胞子は25%グリセリン溶液に懸濁して凍結保存できることが分かった。トウモロコシの幼苗への接種実験で、抵抗性遺伝子を...
とうもろこしのごま葉枯病・紋枯病抵抗性育種に関する研究(84)
摘要 とうもろこしのごま葉枯病については、導入あるいは未固定系統など合計419系統を人工接種により検定し、26系統の抵抗性自殖系統を選抜して育成した。本病に対する抵抗性遺伝子は相加的効果が大きいので...
摘要 うどんこ病抵抗性中間母本ER571とアキミドリを交雑した母系系統(ER8802)は、うどんこ病の罹病程度が低く、容易に抵抗性遺伝子を導入することが可能であった。しかし、雲形病、秋の葉枯性病害で...