選抜カンキツトリステザウイルス弱毒株の圃場での有効性に関する要因解析(232)
摘要 熱処理及び茎頂接ぎ木で無毒化した森田ネーブルの苗木に、CTV弱毒8系統を接種してほ場に植え付けた11~12年生樹の生育、収量等の調査を行なった。樹勢はM-16A、23A、15Aが強く、樹容積は...
摘要 ほ場で樹体保存しているかんきつ類遺伝資源を、超わい性台木の選抜系統に接ぎ木し、面積効率の高いほ場保存法を開発する。また、超わい化保存が可能になれば、簡易な雨よけ施設を用いるだけでかいよう病等の...
摘要 1988~1991年に各地のカキ産地に見られるモザイク、奇形葉、クリンクル、枝の凹陥、異常落果、発芽遅延、萎縮などの各種のウイルス病様症状を示す樹から穂木を採集し、西条実生苗または富有に接ぎ木...
ブドウウイルス病様症状の病原の同定及び診断法の確立(230)
摘要 ブドウ属検定植物カベルネ・フラン及びセント・ジョージに同様な症状を発現し、接ぎ木伝染性が推察された台木品種5BBのベインモザイク症状について汁液接種及び電子顕微鏡観察によりウイルスの検出を試み...
摘要 果実凹凸症を発現したニホンナシから、検出される2種の低分子RNAのうち、RNA1はウイロイドの性状を示し、リンゴさび果ウイロイドグループに属することが推定された。1991年春期にリンゴ品種スタ...
摘要 リンゴさび果病罹病樹を芽接ぎ接種したビンジに発現した枝幹粗皮症状が接ぎ木伝染することを確認した。本粗皮症状はゆず果病関連ウイロイド(AFCaVd)によると考えられるスターキングデリシャスの粗皮...
弱毒ウイルス利用によるカンキツステムピッティング病の防除(256)
摘要 森田ネーブルと吉田ネーブルのカラタチ台ウイルスフリー苗に弱毒系統NO.1605およびNO.145を接ぎ木接種し,網室で2年間育苗した後の58年に場内ほ場に定植した。本年は台風17号(塩害)と1...
摘要 1988~1991年に全国のカキ産地で見られる、モザイク、奇形葉、クリンクル、黄化、枝の凹陥、異常落果、異常落葉、樹勢衰弱、発芽遅延、萎縮、巻葉、縮葉などの各種のウイルス病様症状樹から穂木を採...
ブドウウイルス病様症状の病原の同定及び診断法の確立(235)
摘要 場内の台木品種5BBに発生していたベインモザイク症状の伝染性について、昨年に引き続き継続観察を行った。ブドウ属検定植物カベルネ・フラン、セント・ジョ-ジの苗木に緑枝を接ぎ木接種したところ、新葉...
摘要 輪状さび果病罹病樹から分離されたウイルス(ARRAV)は,健全リンゴ実生と本ウイルス感染キノアとの呼び接ぎにより,新たに1樹のリンゴ実生に感染した。しかしながら戻し接種したリンゴ樹は全て本年度...
カンキツタターリーフウイルスの系統分化と抗体の作製(223)
摘要 研究室保存の各種収集株の抗原性の違いを明らかにするため、横浜植物防疫所調査研究部で作製したカンキツタターリーフウイルスに対するモノクローナル抗体9E10及びポリクローナル抗体を用い、間接DAS...
摘要 アブラナ科野菜の根こぶ病防除に接ぎ木が有効であることが分かったので,さらに活着率と接ぎ木時期及び照度との関係,接ぎ木苗の収量について検討した。その結果,活着率は穂木(ハクサイ)では播種5~10...