摘要 放牧地で分娩・育成された子牛は、舎飼産子に比べ発育が劣るとされている。そこで放牧場産子で舎飼産子並の発育を確保するための粗飼料の給与技術を開発し、その有効性について現地実証試験を行う。子牛を4...
摘要 目的:森林で放牧することにより、飼養管理労力の軽減や下草利用による飼料費の節減等低コスト肉用牛生産技術を確立し、下草刈り労力の軽減や糞尿の施肥効果など畜産・林業両面からの経済性も検討し、中山間...
摘要 阿蘇地域では改良草地のASPによる周年放牧が増加しつつあるが、草地管理や繁殖管理が未熟なため、乾草を補給したり、分娩間隔が長くなるなどの問題点を抱えている。そこで、改良草地10.3haと野草地8.0haを...
摘要 目的:新導入品種「トランスバーラ」の特性調査および栽培利用技術の確立、電気牧柵を利用した周年放牧技術を確立する。研究成果:これまでトランスバーラとジャイアントスターグラスを比較しながら、窒素施...
転作田、耕作放棄地等を活用した放牧における牧養力の解明及び、施設、作業システムの改良
摘要 i)耕作放棄地を寒地型牧草地に造成し、適切な放牧と施肥を行えば、5年以上利用しても10アールあたり700-800kgの牧草乾物生産量を確保できること、肉用繁殖牛1頭当たり26アール程度の面積で放牧を行えば...
摘要 1990年に撒きシバ法によって低標高地(標高85m)に造成された51aのシバ草地を10年以上無施肥で維持し、放牧調査を行った。基肥の影響が消失した1994年以降、草地の乾物生産量は10a当たり465~664kgの範囲内...
摘要 温暖地の集約放牧に適した草種を選定するため、ペレニアルライグラス(ヤツガネ、PR)、トールフェスク(ホクリョウ、TF)、オーチャードグラス(ナツミドリ、OG)を放牧強度を変えて集約的に利用した...
摘要 越夏性に優れ集約放牧に適した草種の選定とその利用技術を開発するため、ペレニアルライグラス(フレンド、ヤツガネ)、リードカナリーグラス(パラトン)、オーチャードグラス(ナツミドリ)、フェストロリ...
マクロシードペレットによる野草地・林地の簡易草生改良技術の確立(32)
摘要 山地の豊富な草資源を活用して環境保全機能の高い省力・低コストの草地改良技術を確立した。成形複合肥料の表面に牧草種子(10~20粒/個)を澱粉糊で付けたマクロシードペレット(ペレット)を野草地に...
摘要 トールフェスクとイタリアンライグラスの属間雑種であるフェストロリウムは、耐暑性が強く、栄養価の高い牧草として育種が進められており、集約放牧の適用地域の拡大への活用が期待されている。黒毛和種育成...
摘要 高標高地帯(阿蘇・久住)における冬季放牧技術を開発する。繁殖牛(2頭)を用い、トールフェスク(TF:48.5a)草地及びイタリアンライグラス(IR:20a)草地を組み合わせた冬季放牧用草地の乾...
肉用繁殖牛のための草地の安定利用技術の開発-繁殖牛に適する草種の評価とその放牧管理法(224)
摘要 繁殖牛用の放牧草地に適する草種として、シバムギ利用の可能性を収量性、増殖法について検討した。シバムギの収量は採草、放牧利用とも施肥、刈取り回数を組合わせた処理間差が小さく、有為差は無かった。ま...
摘要 自然落下種子から発芽したオオクサキビ個体の定着により、更新2年目においても夏期(7月~9月)にオオクサキビ優占の草地が確立され、夏期の牧養力は430CD/haに上り、更新直後の6年の値(454...
摘要 オオクサキビの密度が少なく、生産力の低下した草地において、アトラジン処理と地表処理とを組合せた無播種更新を行った。その結果、オオクサキビの自然下種個体の定着には、アトラジン散布による雑草との競...
肉用繁殖牛のための草地の安定利用技術の開発-繁殖牛に適する草種の評価とその放牧管理法
摘要 肉用繁殖牛に適する牧草種を評価するとともに、これらの草種を活用した放牧管理法を明らかにし、繁殖牛のための草地の安定利用技術を開発する。このため、6~7年度に公共牧場における放牧利用状況を調査し...
シバ型草地を基盤とした放牧における黒毛和種の繁殖ステージ別飼養技術の確立
摘要 近畿・中国地域の中山間地の農業・農村の活性化と土地資源の有効利用を図るためには、低投入の肥培管理でも持続的な利用が可能なシバ型草地を基盤とした、肉用牛生産技術体系の確立が必要である。そのために...
里山、耕作放棄地におけるシバ型植生の導入定着条件の解明と保全的利用技術の確立
摘要 近畿・中国地域の中山間地域の畜産業を活性化するためには、里山、耕作放棄地などの未・低利用地をシバ型草地に保全的に転換し、省力的な放牧利用を進めることが必要である。これらの里山、耕作放棄地は、前...
摘要 本年度は夏期の低温、長雨、日照不足の影響を受け、イタリアンライグラスは7月下旬まで良好な生育を示し、一方、オオクサキビは夏の期間を通じて生育不良で、ほとんど草量に貢献しなかった。利用5年目の導...
摘要 チモシーの生育ならびに栄養特性を活用して高増体の肥育素牛を集約的に生産する二つの放牧利用システムを確立した。一つは採草可能面積比率が60%以上ある平坦な立地条件にあるチモシー草地について、6月...
摘要 短期輪換放牧、低草高利用が家畜生産性に及ぼす効果を定量的に評価するため、ホルスタイン種去勢牛6頭2群をペレニアルライグラス主体混播草地0.9×2haに放牧し1日2回転牧、短期輪換(春:8日、夏...