フードチェーンにおける危害要因の迅速・高精度評価技術及び衛生管理技術の開発
摘要 食品の製造・加工・流通の過程で生成する有害化学物質に関しては、a) 生鮮野菜等25品目の油炒め調理によって生成するアクリルアミド量についてスクリーニング調査を行い、加熱・調理時にアクリルアミドを生...
摘要 (1)トマトの根域冷却栽培では、果実の生育初期にデンプンが著しく蓄積され、その分解に伴ってブドウ糖と果糖の濃度が上昇することを明らかにした。このデンプン蓄積は果実の分光反射特性としてモニター可...
摘要 グルタミン酸及びアスパラギン酸を添加して水耕栽培したホウレンソウからそれらを抽出・精製し、GC分析用誘導体化し、炭素同位体比(δ13C値)を測定したところ、両アミノ酸の炭素同位体比は、無添加の水耕...
摘要 γ-アミノ酪酸を収穫直前の水耕栽培ホウレンソウに与え、その植物体からアミノ酸類を抽出・精製し、GC分析用誘導体化し、炭素同位体比(δ13C値)の測定をGC/C/IRMS により行ったところ、γ-アミノ酪酸を添...
熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発
摘要 サトウキビ栽培条件下で耕盤破砕区と非破砕区との比較を行った結果、耕盤が根の伸長、降雨の浸透、下層土貯留水の利用を抑制し、さらに下層土に伸長した根の機能の低下と回復の抑制、表層土の根の機能回復も...
摘要 水耕栽培したホウレンソウにおいては遊離アスパラギン酸と遊離グルタミン酸のδ13C値を測定すれば、栽培時の炭酸ガス供給条件の違いが判別できることを明らかにした。
摘要 同一土壌で化学肥料あるいは有機資材のみでポット栽培、及び水耕栽培したホウレンソウを試料とした。それらの全植物体中及びそこから抽出した遊離のアスパラギン酸とグルタミン酸の15Nを測定し、水耕、化学...
傾斜型ハウスにおける作物生産のための軽労化作業技術の開発(78)
摘要 四国中山間地域では、ほ場の基盤整備が遅れているため、少ない平坦地はもとより傾斜地にまで高付加価値生産を目的とした園芸施設が導入されている。しかし、傾斜地では温度等の環境・栽培条件が不均一になり...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(286)
摘要 トマト体内のカルシウム(Ca)栄養条件は青枯病の発病抑制に関与し、水耕栽培では菌接種後0~4日までの高Ca処理で発病が抑制されるが、地上部病徴確認後の高Ca処理は発病遅延効果があるものの発病抑...
果実における酸化・還元成分の微量迅速測定法の確立とそれら成分の機能特性(304)
摘要 リンゴ果実では貯蔵あるいは加工によって、果肉および果汁が急激に褐変する。これら褐変の原因物質となるポリフェノール類の酸化反応を如何に制御するかは重要な課題となっている。このため褐変反応基質の動...