Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [4] 果樹の高品質・安定生産技術の確立 1 落葉果樹の高品質果実生産技術の確立 (1)ニホンナシの省力樹形用大苗育苗技術の確立
摘要 省力樹形に適した大苗育苗方法を確立する。大苗育苗した樹は直植えの樹よりも定植後の生育がやや劣り初期収量が劣る傾向が見られた。また、かん水は日量1L以上では生育には差がなく、同0.25Lでは生育が停...
担い手減少に対応した花きの省力・生産性向上技術の開発 1 ダリアの隔離床栽培技術・収穫平準化技術 (1)隔離床栽培技術
摘要 目的:地域内の水稲育苗ハウス等遊休施設を活用したダリアの隔離床栽培技術の開発を目指す。 成果:栽植密度と施肥量の組み合わせを調査した結果、栽植密度毎の収量が増加するN成分を明らかにした。
摘要 目的: 害虫の視覚や嗅覚が関与する寄主選択機構をかく乱または阻害することにより害虫の寄生を抑制できる可能性が強く示唆されていることから,この昆虫の寄主選択機構に着目し,新たな害虫抑制技術の開...
地域園芸産地技術開発・支援事業 Ⅳ 水稲育苗ハウスを活用した果樹品目の探求 1 ぶどう根域制限一文字栽培技術の開発
摘要 目的:多雪地域における水稲育苗ハウスでのぶどう根域制限短梢栽培技術を開発する。 成果:ぶどう‘シャインマスカット’のコンテナ栽培において、植え付けたコンテナを80㎝程度持ち上げることで、早期に必要...
地域園芸産地技術開発・支援事業 Ⅳ 水稲育苗ハウスを活用した果樹品目の探求 2 いちじく根域制限一文字栽培技術の開発
摘要 目的:多雪地域における水稲育苗ハウスでのいちじく根域制限栽培技術を開発する。 成果:いちじく「コナドリア」の、着果から収穫までの日数は72日前後で、日平均積算気温は1,771℃前後であった。
夏季高温に適応した水稲品種「にじのきらめき」の高温安定多収栽培方法の確立
摘要 目的:「にじのきらめき」の収量・品質を安定的に確保するための栽培管理方法(浸種・育苗~収穫まで)の解明及びイネ縞葉枯病・斑点米カメムシ等の総合的な防除対策を確立する。 成果:「にじのきらめき」...
2農作物の高品質安定生産技術の確立 (4)いちご新品種「栃木iW1号(ミルキーベリー)」の栽培技術の確立
摘要 目的:新品種「栃木iW1号」を速やかに普及させるために、親株管理や育苗時、本ぽにおける安定生産が可能な栽培技術の確立を行うとともに、品質を向上し商品性を向上させるために先端障害果の抑制技術や果実...
新規野菜の高冷地に対応した栽培技術の確立 アスパラガスの短期休眠打破による年内収穫作型の確立
摘要 高原野菜産地である吾妻西部地域では、農繁期に外国技能実習生や短期雇用を活用しているが、秋冬期間に栽培作物が少ないため、周年雇用ができず、人材確保に苦慮している。 ...
摘要 「コシヒカリ」250g/箱播種では、育苗14~28日で慣行21日苗と同等の初期生育を確保できた。14日育苗は苗マット強度が弱い場合があった。欠株率は、慣行苗の1%程度に対し3~5%であったが、収量への影...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 3 畑作物の安定生産技術の確立 (1)サツマイモ経営における規模拡大のための方策評価
摘要 線形計画法を用いてサツマイモ経営における規模拡大のための拡大方策として育苗委託、定植機の導入、コンテナ出荷、貯蔵庫の導入及び臨時雇用の拡大方策導入による規模拡大効果を明らかにした。その結果、...
摘要 目的:無花粉スギさし木苗の省力的な栽培技術を確立することで、苗木の増産体制を強化する。 成果:休耕田に育苗プールを造成し、さし木苗の水耕栽培を行ったところ、生存率は90%程度と高く、順調に生育し...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [5] 花植木類の高品質安定生産・利用技術の確立 1 花植木類の安定生産技術の確立 (8)切り花ストックにおける省力化に向けた育苗・定植方法の確立
摘要 切り花ストックの生産においてシーダーテープを利用した直播栽培について、八重鑑別を1回ですませる適切な時期や留意点、移植栽培と比較しての生育特性等を明らかにした。また八重鑑別を基本的に必要とし...
摘要 目的:セルリー栽培において問題となる生理障害の現地での発生状況を明らかにするとともに、発生要因を解明する。 成果:諏訪地域において、露地8月前半どり作型で生育途中の株の解体調査を実施した結果、...
花きの栽培に関する素材開発研究 1)花きの高品質・多収・安定生産技術の開発 ウ トルコギキョウの生産性向上技術の開発
摘要 目的:量販需要に対応した規格品の効率的生産方法を確立する。従来のトンネル被覆と地中電熱線を組み合わせた燃油を使用しないゼロカーボン促成栽培技術を確立する。トルコギキョウの生理障害の発生原因を解...
花きの栽培に関する素材開発研究 3)地域農業に適合する花き作型・作付け体系の確立 ア 新規導入花きの特性把握・新作型及び低コスト・省力生産技術の開発
摘要 目的:収益性の高い新規品目等の検索と特性把握を行う。また、新品目の生産性向上及び作型拡大に向けた栽培技術を確立する。 成果:自然開花期の切り花品質の改善を図るため、ビーナイン処理の濃度、散布量...
花きの栽培に関する素材開発研究 4)花きにおける温暖化対策技術の開発 ア アネモネ「ミストラル系」品種の生産安定技術の開発
摘要 目的:アネモネ「ミストラル系」の苗冷房処理が早期立茎確保、年内切り花率向上に及ぼす影響を調査する。 成果:288穴セル成型苗を7.5号ポリポットに仮植し、約40日間15~20℃冷房育苗ハウスで育苗し8月17日...
東信地域の野菜などに関する素材開発研究 1)東信地域に適する葉菜類の持続的安定生産技術の確立と新規導入品目の選定 イ 新品目・新品種の選定と栽培技術の確立 (ア)夏秋季どり葉菜類の代替品目の検索
摘要 目的:夏秋季どり葉菜類の過剰生産に対応する代替品目を検索する。 成果:6月定植春播きタマネギにおいて定植する苗の大きさを変えて栽培試験を行った。大苗の方が倒伏時期は早まる傾向が見られ、球の肥大...
摘要 目的:セルポットで育苗した苗を移植するシバ型草地造成法の開発とシバ型草地の季節生産性と飼料特性を解明し放牧利用法を明らかにする。 成果:堆肥と混和する定植方法は定着率が低く、草地造成に至らなか...
摘要 目的:近年の気象変動に対応した、高品質な「岐阜いちご」を安定的に生産できる技術を開発する。 成果:①育苗期(8月下旬)に夜間3時間の電照を10日間程度実施することで、出蕾を5日程度遅らせることが可...
摘要 目的:施設イチゴ栽培における病害虫発生の一因は、定植時の苗に付着した病害虫の施設内への持込みである。そこで、本県イチゴ栽培への蒸熱処理技術の適応性と普及性について検討する。 成果:小型蒸熱処理...