98.飼料イネ・飼料麦栽培体系による高品質飼料安定栽培技術の確立 (1)水田における飼料麦の安定栽培技術の確立
摘要 飼料イネ栽培跡地において、播種期が遅くても生育が良好な飼料作物である飼料麦あるいは飼料麦とイタリアンライグラスの混播栽培について検討し、飼料イネ裏作栽培における冬作飼料作物の収量及び品質の向上...
摘要 本県の平地及び中山間地域における粗飼料は、ほとんどが乾草又はサイレージ利用で、作業機の大型化、多様化等によって投下資本が増加し、必ずしも低コストとなっていない状況にある。 最近、平坦地域におい...
西南暖地における飼料イネの省力低コスト生産利用技術の確立 【飼料イネの定着化に向けた熊本型技術の開発】
摘要 転作水田面積が40%以上程度に達しており、この転作水田を活かした食糧自給率向上のための方策が求められている。また、飼料作物の栽培面積も横ばいから減少の傾向も見られ粗飼料生産増大が緊要の課題となっ...
摘要 水田に適した湿性飼料作物としての飼料イネの省力,低コスト栽培及び調整,利用技術の開発を図る。 研究対象 飼料イネ 戦略 畜産 専門 栽培生理 部門 草地
摘要 牧草や飼料作物を物理的に細断してロールベールを調製する自走式で水田に対応可能なフレール型ロールベーラをメーカーと共同で開発した。この収穫機は飼料イネ、エンバク、スーダングラス、ギニアグラス、イ...
暖地畑作物体系における環境負荷のLCA評価と環境負荷低減方向の解明
摘要 カンショ、ダイコンに加え、トウモロコシ、イタリアンライグラスについてインベントリー分析を行い、それらの生産による温室効果ガスの排出量(CO2換算:kg/10a)を明らかにした。ダイコン(298kg)、イタ...
摘要 従来の2条用と作業性能を比較した結果、転換畑を想定した20aの供試圃場では約32%の時間短縮が可能となり、作業速度は約75%向上することを明らかにした。作業速度と作業幅から算出される理論作業量は、2...
摘要 統計データ等により対象地域の水田利用の特徴を明らかにし新規形質作物導入の可能性を検討した。対象地域は飼料作物が中心であるが近年減少しており,新規形質作物との競合程度は低下傾向にある。集落別では...
摘要 転作水田割合の増加、飼料基盤の慢性的不足などから、水田農家、畜産農家両方の側から、水田での飼料イネ栽培に対する関心が高まっている。本研究では省力的な飼料イネホールクロップサイレージ調製貯蔵技術...
新生物系添加物によるサイレージの品質改善技術の開発(124)
摘要 飼料イネ材料草に付着する微生物菌数は好気性細菌と糸状菌・酵母が多く、乳酸菌は少なかった。そこで、飼料作物から分離した乳酸菌株を用いてサイレージの調製適性試験を行った。選定したPediococcus acidil...
摘要 飼料イネを用いた乳牛用飼料メニュー作成のために泌乳牛による自由摂取量と栄養価を解明するとともに,農研センター育成の「関東飼206号」と中国農業試験場育成の「中国146号」のロールベールサイレージの乳...
摘要 ロールベーラ積載型の尿素添加装置を開発し,これを用いて飼料イネから調製した尿素処理ロールベールは尿素無添加のものに比べてラッピングするまで長時間放置しても発熱が少なく,実験室内で評価した消化率...
摘要 飼料イネは水田の有効利用と飼料自給率向上の観点から積極的な普及が推進されている。しかし、飼料イネは茎が中空で保有する空気量が多く、付着する乳酸菌も少ないため、乳酸発酵が進みにくい特性があり、他...
マメ科牧草バーズフットトレフォイルを用いた開放系モデルにおける遺伝子拡散及び環境への影響評価法の開発(227)
摘要 媒介昆虫による花粉拡散及び種子による遺伝子拡散の推定法を開発するため、バーズフットトレフォイルのクローンをモデル植物に利用して、開放系及び閉鎖系における基礎データの集積を試みた。トレフォイルへ...
甘しょ、野菜及び飼料作物等の輪作技術体系の経営的評価(39)
摘要 甘しょ、露地野菜、飼料作物等の輪作による耕地から地下水への窒素溶脱量の低減技術を対象とし、当該技術の生産費や収益性等の分析による経営への導入可能性を明らかにするため次の分析を行った。まず、甘し...
摘要 月野原台地における作付体系は、野菜作の進展により多様化している一方で、野菜や飼料の専作化、単作化が進み、休閑が増加している。そのような現行体系下では、下層土有機資材投入、甘しょ直播、作期移動な...
中山間地域における狭小放棄水田の省力的採草利用技術の確立(128)
摘要 放棄後3年を経過した水田に「イヌビエ(夏作)+イタリアンライグラス(冬作)」の粗飼料生産体系を導入するため,事前の植生調査及び周辺水田のヒエの調査を行った。1999年10月,供試放棄水田にイタリアン...
摘要 窒素溶脱量の低減が図られる栽培・管理技術の導入により環境保全的輪作技術を確立する。表面硬化畦の平畦型化により葉菜類への適応が可能となり、3~5kg/10a/1作の低減が図れる。局所施肥、肥効調...
甘しょ、野菜及び飼料作物等の輪作技術体系の経営的評価(37)
摘要 甘しょ、露地野菜、飼料作物等の輪作による耕地から地下水への窒素溶脱量の低減技術を対象とし、当該技術の生産費や収益性等の分析による経営への導入可能性を明らかにするため次の分析を行った。まず、現地...
暖地における水田畑作物の経営類型間結合による地域営農システムの成立条件の解明(39)
摘要 統計データ等より高水田利用率地域の特定化を行い特徴を明らかにした。佐賀平坦、筑後川中下流、熊本市周辺、球磨盆地等に偏って分布し、特に菊池地域は多様な作物が立地し異種経営類型が同一地域に並存して...