寒地畑輪作における根圏の生物機能を活用したリン酸等養分の有効利用技術の開発
摘要 土着菌根菌(AM菌)等の利用によるリン酸減肥技術に関しては、a) 地方独立行政法人北海道立総合研究機構と共同で前作効果を活用したダイズ栽培でのリン酸減肥の実証試験を実施した。その結果を総合的に解析...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、1)馬鈴しょでは、良食味で調理適性に優れる「はるか」、橙肉でナッツ風味がある「北海98号」について品種登録出願を行った。また、チップ用として長期貯蔵性に優れ多収...
摘要 i)カボチャについては、選抜と自殖により固定を進めてきたBMとBME、BMC交配組合せの25親系統は、いずれも初期短節間性を示し、乾物率が高く高粉質であった。果実形質にも優れる9個体を選抜した。育成親系...
摘要 8年度、9年度に既存のリンゴ品種にカラムナー樹形系統の花粉を交配して1259の実生が得られた。このうち、12年度までにカラムナー樹姿と判定できたものは91であった。また、生育の良好な実生299...
有用遺伝子単離のための二倍体ばれいしょT-DNAタギング系統の作出(69)
摘要 12年度までに、アグロバクテリウムを植物体に直接接種することにより遺伝子導入を試み、レポーター遺伝子としてGFPを用いた結果、葉辺において遺伝子の導入を確認した。また、形質転換の効率化のため、...
ネグサレセンチュウ類の種間・種内における生化学的特性の解明(304)
摘要 ネグサレセンチュウ類の迅速な同定法を確立するため、まず、各ネグサレセンチュウ種のアイソザイムパターン比較を行った。その結果、リンゴ酸脱水素酵素、ホソホイソメラーゼにおいて明瞭なシグナルが得られ...
摘要 8年にカラムナ-樹形系統を交配して得られた交雑実生のうち、生存していたのは202系統であった。同じく9年交配では1,211であった。8年交配実生のうち、150系統を育種圃場に定植した。9年交配...
摘要 11年度に新たに西洋ナシ160系統を育種圃場に定植した。すでに植えてある系統と合わせて1,517系統のうち、開花、結実したのは80系統であった。また、果樹試験場リンゴ支場から交配母本用に導入し...
摘要 本病菌を刺針接種してもリンゴの幼果は発病しなかった。温室育成のリンゴの苗木の新梢切枝に対する刺針接種では、健全な新梢では発病しなかったが、栄養を消耗させると発病するものも見られ、本病菌はリンゴ...
摘要 9年度に「ふじ」、「あかね」、「ゴールデン・デリシャス」、「千秋」、「さんさ」にカラムナー系統の花粉を交配し、得られた4370種子から、10年度に2116実生が発芽した。また、8年度に交配した...
摘要 ナシ枝枯細菌病は北海道の一部地域でナシのみに発生している病害であるが、本病菌は、広く諸外国でナシおよびリンゴの重要病害でかつ各種バラ科樹木も寄主とし発生している火傷病の病原細菌と類似するため、...
摘要 新梢切枝にナシ枝枯細菌病菌を接種した。発病程度はりんごではジョナゴールドが高く、ふじとハックナインは低かった。ナシでは身不知が高く、幸水とバートレットは低かった。新梢は生長して葉数が多くなるに...
摘要 北海道のリンゴ栽培の低コスト生産を目的として、側枝が少なく、単幹で省力樹形のカラムナータイプ品種を「ふじ」、「あかね」などの寒地適応性を有する優良品種と交配し、耐寒性・腐らん病抵抗性で、超省力...
摘要 1)屑野菜の加熱乾燥による飼料化試験:ニンジン、タマネギ、バレイショ、ナガイモを加熱乾燥によって飼料化を試みた結果、いずれも嗜好性、栄養価が高い飼料として調製が可能であった。2)近赤外分光分析...
摘要 多数のりんご品種について花芽分化時期にみた花芽分化程度と果台の長さの間には-0.7前後の有意な相関が認められた。また、果枝が長いほど果台も長いことを併せて考えると、果台の長さは前年の花芽分化の...
摘要 北海道のリンゴ栽培は寒害やそれに伴う腐らん病の被害を受けて衰退を続けている。しかし、もともと着色、貯蔵性に優れ、収穫前落果が少ない腐らん病以外の病虫害発生が少なく防除回数も少ないなど北海道はリ...
摘要 ナシ及びりんごの果樹園で採取した幼果及び温室の鉢植えの1年生苗木から切取った新梢にナシ枝枯細菌病菌を刺針接種し、本病菌の病原性を調べた。7月4日、30日、8月28日に採取した幼果は、りんご(8...
摘要 本研究は8年10月の研究基本計画の大幅な見直しにより中止する。これまでの成果は以下の通りである。りんご、日本ナシ、西洋ナシ、おうとう、小果樹類及び桑等、合計1,471品種、4,343個体の遺伝資...
ネグサレセンチュウ類の種間・種内における生化学的特性の解明(71)
摘要 ネグサレセンチュウ6種を収集し、アルファルファカルスで無菌培養を行い、個体群の維持・増殖を図った。無菌培養線虫をベルマン分離後、磨砕し、遠心により脂質と沈殿を除いたサンプルをポリアクリルアミド...
摘要 "りんご、日本ナシ、西洋ナシ、おうとう、小果樹類及び桑等、合計1、471品種、4、343個体の遺伝資源を樹体として保存した。これらの遺伝資源のうち、西洋なし31品種、おうとう21品種及び桑30...