摘要 有望被覆植物として選定したバーベナ、ビンカ、ヘデラ、オカメザサの4種を供試して,雑草との競合状況下で周年における被覆率、草丈、増殖性の変化ならびに根系・根量の特性を調査した。被覆率は4種とも9...
山羊-牛の組み合わせ放牧による山地傾斜草地の高度利用方式の開発(190)
摘要 山地傾斜草地において、行動特性や採食特性の異なる山羊と牛を組み合わせた放牧をすることにより、草地の利用効率を高め、その結果、高品質の草を供給することにより家畜生産性を高めることを目標に試験を行...
摘要 高知県大豊町の80年生スギ・ヒノキ混交林、大正町の40年生スギ林、市ノ又モミ・ツガ天然生林において、それぞれ埋土種子組成を種子発芽判定法により調べた。推定された埋土種子数は80年生人工林が一番...
摘要 中山間地域では離農にともない、耕作放棄された水田・畑地が増加し、雑草地化して景観を損なうだけでなく、水保全、国土保全などの公益的機能の低下が懸念されている。そこで、耕作放棄地を森林化したときの...
摘要 傾斜農地の雑草管理ではヘアリーベッチと草花との混播により,景観向上と雑草抑制効果が認められた。夏ソバは雑草抑制と省力管理に優れる作物として有望であった。遊休・放棄農耕地では,自生する山菜や薬用...
摘要 人工林伐採跡地を再造林する場合、雑草木との競争が問題になり、放置する場合、その後の植生遷移が問題になる。伐採跡地における雑草木の成長、植栽木との競争過程、またその制御方法などについて非常に多く...
摘要 放牧利用した場合におけるリードカナリーグラスの特徴を、植生変化、牛の採食行動、採食量および増体量の点から明らかにする。9年度には、8月19日に1.5haのリードカナリーグラス草地を造成し、その...
摘要 四国中山間傾斜地域では、栽培不利地から農地の遊休・放棄化が進んでいる。機械による雑草管理が困難な狭小な圃場や急傾斜法面において、中型動物による粗放管理技術の開発を行う。9年度供試したヤギはスス...
摘要 ヘアリーベッチの示す雑草抑制作用について、寒天を用いたプラントボックス法およびサンドイッチ法により、本植物の根や葉にレタスの生長阻害成分が含まれることをこれまでに明らかにした。9年度は、川砂を...
摘要 被覆力が強く窒素固定による土壌の地力維持も併せて期待できるヘアリーベッチの抑草機構を明らかにするため、代表的な春夏強害雑草を用いてポットによる競合試験を試みた。また、ヘアリーベッチのアレロパシ...
雑草制圧素材作出のためのイネのアレロパシー現象の解明(65)
摘要 アレロパシー(他感作用)による雑草抑制効果の高いイネ系統を作出するための基礎的知見を得るため、広く世界に分布するイネおよびその近縁種についてアレロパシー活性の高いものを検索した。赤米と香り米品...
摘要 四国の傾斜地域では、遊休・耕作放棄農耕地の増加と荒廃化が深刻である。この問題を植生管理によって軽減するために、まず、9~10では、遊休農耕地の管理法として、窒素を固定するマメ科植物と美しい草花...
暖地傾斜地における放牧採草兼用草地の草生回復技術の確立(40)
摘要 荒廃した暖地傾斜草地において、現存量が少なくなる12月中旬に、オーチャードグラス、トールフェスク及びペレニアルライグラスの寒地型イネ科牧草を追播し、翌春に草生回復を図る方法を検討し、■イタリア...
四国地方のシキミ栽培地におけるクスアナアキゾウムシの生態の解明と被害回避技術の確立(770)
摘要 高知県土佐清水市での調査結果から、クスアナアキゾウムシは暖地では年1化と2年1化が混じった生活環をもつと推定された。また春にコマユバチ科の寄生蜂による死亡が多かった。四国地方の184か所の栽培...
山羊-牛の組み合わせ放牧による山地傾斜草地の高度利用方式の開発(195)
摘要 採食特性の異なる山羊と牛を組み合わせ放牧することによって草地の利用率を高めるとともに、短草状態を維持し高品質飼料草を供給することによって家畜生産性を高めることを目的に、ペレニアルライグラスの品...
摘要 複層林下木では林内暗環境に対する形態的・生理的適応が生じるが、環境とその実態の関係解析は遅れている。さらに上木の伐採によって光環境好転が生じた際の、明所への再適応過程は不明点が多い。また新環境...
摘要 四国の中山間棚田地帯において耕作放棄水田は増加しており、耕作放棄に伴う環境保全機能の変化については現在研究が進められているが、土壌の質的変化は未解明である。そこで、微地形的条件、放棄後の時間経...
摘要 バックホウリッパによる地表処理は、雑草木の回復を遅らせることに貢献している。掻起し面の地表相対照度は約20~80%であり、ササ残存区の地表相対照度は3%前後であった。掻起し区の土壌物理性は車両...
新素材による斜面安定化工法の開発-ジオテキスタイル補強斜面の植生について-
摘要 土木用の新素材の一種であるジオテキスタイル(土木安定用繊維材)は新しい斜面安定化工法として利用されている。一方、斜面の景観を良くし、やすらぎを与えるため、斜面への植生導入が行われるようになって...
傾斜地用多目的作業車のアタッチメントの開発-高畝栽培用土壌管理機の開発(33)
摘要 カンキツの高畝栽培用として、畝の維持管理と根の伸長を防止する作業機の開発を目標に研究を進めた。本年度は、試作機の仕様等を決定するための調査を広島県で実施した。畝の高さや幅等は現状ではまだ不確定...