摘要 放牧地で分娩・育成された子牛は、舎飼産子に比べ発育が劣るとされている。そこで放牧場産子で舎飼産子並の発育を確保するための粗飼料の給与技術を開発し、その有効性について現地実証試験を行う。子牛を4...
摘要 放牧場産子は育成時の発育が劣るとされ、子牛市場における市場価値が低い状況にあり、またその肥育成績も不明な点が多い。そこで放牧場産子と舎飼産子を同一条件で肥育し、産肉能力に差がないことを検証する...
摘要 目的:森林で放牧することにより、飼養管理労力の軽減や下草利用による飼料費の節減等低コスト肉用牛生産技術を確立し、下草刈り労力の軽減や糞尿の施肥効果など畜産・林業両面からの経済性も検討し、中山間...
摘要 阿蘇地域では改良草地のASPによる周年放牧が増加しつつあるが、草地管理や繁殖管理が未熟なため、乾草を補給したり、分娩間隔が長くなるなどの問題点を抱えている。そこで、改良草地10.3haと野草地8.0haを...
摘要 廃クワ園の放牧による有効利用を図るため、クワに牧草を混生させた草地で、放牧期間の延長をねらいに放牧試験を実施した。14年度と同様に牧草の不足する8、10月にクワを採食させることにより、牧草のみの放...
転作田、耕作放棄地等を活用した放牧における牧養力の解明及び施設、作業システムの改良
摘要 耕作放棄地を利用した小規模移動放牧では,夏期間に野草地を利用することにより基幹草地を休牧して備蓄し,秋以降からイタリアンライグラス等とともに利用することにより放牧期間が延長できた。また,低温期...
摘要 フェストロリウム(FL)について、移植草地6年間、播種草地3年間の生産量、採食性、植生の推移等の調査成績をまとめ、ペレニアルライグラス(PR)、トールフェスク(TF)と比較検討した。生産量と年間採食...
暖地における肉用牛の周年放牧が繁殖性及び子牛の発育に与える影響の解明
摘要 九州の低標高地において、イタリアンライグラス草地を利用した冬期放牧により、補給飼料無給与で放牧子牛の日増体量1.0kg、また、夏期のバヒアグラス放牧において、携行型電牧を利用したクリープフィーディ...
摘要 i)十勝地域における放牧実施農家20例の牧区、牛道、飲水場の配置を調査した結果、半数の農家で飲水場の不備や牛が一般道路を通行する事例が確認され、牧区内での牧草採食量低下の可能性があることを解明した...
摘要 草地内に列状に植裁した飼料木(クワ)を電気牧柵で囲い、牧草の減少する8月と10月にこの桑を採食させるようにしたところ、放牧期間を通じて家畜が必要とする草量を過不足なく供給することができ、かつ家畜...
転作田、耕作放棄地等を活用した放牧における牧養力の解明及び、施設、作業システムの改良
摘要 i)耕作放棄地を寒地型牧草地に造成し、適切な放牧と施肥を行えば、5年以上利用しても10アールあたり700-800kgの牧草乾物生産量を確保できること、肉用繁殖牛1頭当たり26アール程度の面積で放牧を行えば...
寒地型及び暖地型牧草等の組み合わせによる多様な周年放牧利用技術の開発
摘要 ススキ型草地は火入れ(野焼き)が継続されている草地ではススキの他チガヤ、トダシバ等の草本植物主体の植生を示すが、火入れが放棄されるとツゲ、ヤマハギ等の木本植物の占める割合が増加し、火入れ放棄6...
摘要 1990年に撒きシバ法によって低標高地(標高85m)に造成された51aのシバ草地を10年以上無施肥で維持し、放牧調査を行った。基肥の影響が消失した1994年以降、草地の乾物生産量は10a当たり465~664kgの範囲内...
摘要 転作田及び耕作放棄地を牧草地に転換した放牧地に、黒毛和種妊娠牛を5月から10月の6ヶ月間放牧して、牧草の季節生産性と牧養力を調べた結果、牧草量は5、6月に多く、乾物で280kg/10a程度であったが次第...
摘要 桑は嗜好性がよいので牛に好きなだけ食べさせると、短期間に衰弱してしまう。そこで、桑を放牧で利用する場合に電気牧柵を用いて桑の採食をコントロールする技術を開発した。この技術により牧草と桑の混生草...
摘要 集約放牧を導入した事例経営では、トウモロコシ作付面積の減少、労働時間の減少、購入飼料の減少、配合飼料CPの低下がもたらされ、農業所得の増加がみられた。酪農経営モデルのプロトタイプの試算結果によ...
放牧牛のホームレンジを活用した省力輪換放牧技術の開発(244)
摘要 牛群の行動域の独立性を検討するため、隣接する2牧区間及び700m離れた2牧区間を通路で結んで繁殖牛群を放牧し、その利用経過を調査した。隣接牧区間では、放牧の前半は各区に数日間ずつ滞在する状況が...
摘要 放牧型酪農生産の動向解析ならびに集約放牧技術の経営的評価を行うとともに、この技術の導入条件を経営的側面から明らかにする。通年舎飼の飼養方式が支配的な十勝地域では、集約放牧導入農家は個性的な経営...
放牧牛のホームレンジを活用した省力輪換放牧技術の開発(239)
摘要 広域放牧地で発現される牛群の行動習性を利用した省力的な放牧システムを開発する。このため、まず放牧草地における牛群の移動や所在を昼夜を通して長期間連続的にモニタリングする家畜移動モニタリング装置...
摘要 土地利用型酪農生産方式として期待される集約放牧技術の経営的評価を明らかにするために、放牧型酪農生産の動向解析ならびに担い手の類型化(10年度)、集約放牧技術の経営的評価(11年度)、集約放牧技...