摘要 開発途上国の荒廃地回復手法の開発当年度の試験研究方法:1)世界各地の試験地でモニタリング研究を継続した。国別ワークショップを開催し森林修復プロジェクトの成否に関わる要因を検討した。2)チークビ...
摘要 森林土壌における溶存有機物の発生量を予測するためカラム実験を行い、土壌の非晶質Al、Fe含量が溶存有機物の吸着にかかわることを明らかにした。土壌有機物を粒径別14C年代測定を行い、有機物の分解難易度...
水田・畑等の熱収支特性解明及び小麦・葉菜類の強風害による減収尺度の評価
摘要 飼料畑でのCO2・エネルギー収支の連続観測データを収集・解析した結果、畑生態系のCO2吸収量は年間約1941gCO2/m2であった。この成果は「21世紀炭素循環プロジェクト」に引き継ぎ、データベース化して公開す...
摘要 純一次生産量の広域マッピングについては、東北のブナ林において、光合成速度、葉面積指数など炭素収支に関わる諸量の観測を行い、ブナ林の光利用効率の季節変化、NPPの時系列変化を推定した。また、川越...
摘要 福島県勿来のブナ、イヌブナ、および熊本のコジイについて、光合成と呼吸特性に影響を与える生物的・物理的特性を調べ、光合成や呼吸速度をシミュレーションできるようモデル化した。その結果、福島県勿来に...
摘要 1.当年度の研究目的 主要な森林、土壌タイプにおける土壌有機物の蓄積機構、CO2放出量、メタン吸収量を解明する。 2.当年度の試験研究方法と成果 1)森林土壌における炭素貯留量の全国評価:公表デー...
摘要 1.当年度の研究目的 炭素循環に関する諸量を計測して炭素の循環機構を解析し、その結果を踏まえて衛星データを用いて純一次生産力(NPP)をマッピングするため,1)タワーサイトにおける炭素循環諸量の観測...
摘要 1.当年度の研究目的 森林の炭素収支を多面的なアプローチから推定するために、1)林業センサスをベースにした炭素貯留量の全国推計、2)環境要因説明変数にした林分成長重回帰モデル、3)幹材積成長...
森林生態系における二酸化炭素フラックスの動態評価と森林群落炭素循環モデルの開発(207)
摘要 ウダイカンバ人工林の3林分についてD2Hおよび樹冠断面×樹冠長(R2L)のサイズ分布をMNY法によって解析したところ、Packing factorはD2Hでは時間とともに増加するのに対して、R2Lではほとん...
摘要 つくば市内の水田において、降水、かんがい水、土壌、田面水、浸透水等の炭素等の安定同位体比と水収支の測定を行い、水のフローに伴う炭素循環の実態を把握するとともに、大気起源の二酸化炭素と生態系起源...
摘要 基準1(生物多様性の保全)及び3(森林生態系の健全性と活力の維持)では,地表性甲虫の実行可能なモニタリング法として,改良型のトラップの有効性が確認された。また,天然林での土壌型別の比較では,土...
摘要 九州支所立田山実験林内の47年生コジイおよび22年生ヒノキ林において、土壌呼吸速度(桐田スポンジ法)を月2回の頻度で測定した。土壌呼吸速度は気温の上昇に伴って指数関数的に増加し、年間速度はコジイ林...
摘要 北東ユーラシアに広く分布するカラマツ林生態系の炭素集積量を明らかにするため,生態系研究情報が得にくい中国東北部について,中国東北林業大学との国際交流研究を行った。中国東北部では,寒冷な北西から...
水田からのメタン発生量の評価とその抑制技術に関する研究(204)
摘要 CO2濃度増加が水田の炭素循環とメタン発生に及ぼす影響を明らかにすることを目的に、CO2濃度制御システムとメタン自動計測システムを設置したグロースチャンバーを用いて水稲栽培実験を行った。その結果、標...
熱帯林を中心とする炭素循環、水循環の変動の評価・予測に関する研究(859)
摘要 タイ熱帯季節林における炭素循環を中心とした物質循環の変動を解明して評価・予測手法を開発することを目的とした。メクロン流域試験地での光合成測定を中心に、光量子、水分欠差、CO2濃度をパラメータと...
摘要 九州支所構内の立田山実験林内の47年生コジイおよび22年生ヒノキ林を調査地とした。土壌呼吸はアルカリ吸収法の一つである桐田スポンジ法を使って月2回の頻度で測定した。土壌呼吸速度の最高値(gCO2/m2/日...
摘要 スギ林に設定した人工ギャップ内に植栽したケヤキ苗木の光環境と成長量の関係では、散光透過率が10%以下では成長しないが、30%を越えると旺盛な成長を示した。光環境の指標としてのGLIとの有意な相...
摘要 スギ林に設定した人工ギャップ内に植栽したケヤキ苗木の光環境と成長量の関係では、散光透過率が10%以下では成長しないが、30%を越えると旺盛な成長を示した。光環境の指標としてのGLIとの有意な相関は...
熱帯林を中心とする炭素循環、水循環の変動の評価・予測に関する研究(193)
摘要 タイ熱帯季節林における炭素循環を中心とした物質循環の変動を解明して評価・予測手法を開発することを目的とした。メクロン流域試験地での光合成測定を中心に、光量子、水分欠差、CO2濃度をパラメータと...
摘要 主要な森林タイプの林冠光合成等生理生態的パラメータに関する既往のデータ、および林木の生育環境特性と林地生産力に関する既往情報の収集を行って、炭素循環モデルにおける生育環境因子のパラメータ化を行...