摘要 これまでに特別研究「強害雑草」でヒルガオの生態と防除について基礎知見を得た。さらにヒルガオを生態的防除と化学的防除に基づいた総合防除法により制御する。加えて強害植物に共通する地下部の栄養器官の...
摘要 2牧区を結ぶ通路上に歩行通過型体重計を設置することによって家畜の放牧時体重を無人で測定し、その体重に基づいて肉用種繁殖牛及び育成牛の放牧評価を行う可能性が明らかとなった。また牛群の行動をモニタ...
肉用繁殖牛のための草地の安定利用技術の開発-繁殖牛に適する草種の評価とその放牧管理法(238)
摘要 肉用種繁殖牛の放牧に適した草種としてシバムギに注目し、放牧特性、生産性、永続性等について評価するとともに、管理利用技術を開発することを目的とした。本年度はシバムギの生産性及び種子繁殖動態の調査...
資源循環を基盤とする牧草・飼料作物の省力栽培及び高品質サイレージ調製技術の開発
摘要 今後のわが国酪農の主幹的な飼養形態と考えられる乳牛の群管理飼養について、土地利用に基づいた資源循環型の持続的な飼養技術の開発を目的として、飼料生産専用圃場13ha、成雌乳牛40~60頭を目標と...
摘要 ニホンジカ資源を畜産的に利活用するための基本となる飼料給与の合理化を図るため、ニホンジカの各種飼料の利用特性を究明するとともに、維持・増体に必要な栄養要求量を明らかにする。8年度は成長期のニホ...
摘要 輸入濃厚飼料に混ざって多くの種類の外来雑草が国内に侵入している。国内で問題となっている外来雑草の防除法開発に資するため、本課題では、これらの雑草の遺伝的多様性を解明する。輸入濃厚飼料に混入した...
摘要 フォレージハーベスタ等で細断され、吹き込まれた飼料作物を圧縮して運搬し、荷下ろしするトラクタけん引式の運搬機を開発することを目標とし、運搬機のベース機を試作した。試作機は、積載量が2~2.5t...
スーダングラス、イタリアンライグラス等周年作付体系の省力栽培技術の確立
摘要 畜産農家では多頭化に伴って飼養管理労力が増大し、必然的に粗飼料生産に投入できる労力が不足している。そのため省力的な粗飼料生産技術の開発に対する要請が強い。その一環として、ロールベール調製技術が...
摘要 北海道の牧草地において強害帰化雑草となっているシバムギ、アメリカオニアザミ、セイヨウトゲアザミについて、繁殖様式及び生理生態的特性を明らかにし、その制御技術を開発する。アメリカオニアザミについ...
摘要 土壌環境とトールフェスクの通気組織の形成との関係を検討した。ポット試験では地下水位の上昇および土壌の緊密化に伴う土壌気相率の低下とともにトールフェスクの通気組織が発達する傾向が認められた。トー...
赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の解明と制御(135)
摘要 草地におけるアレロパシー発現候補植物の活性物質を検索した結果、ススキ茎葉中のクロロゲン酸、ハルガヤ茎葉及び生育土壌中のクマリン、ホソムギ根滲出物及び生育土壌中のp-メトキシ安息香酸、パルミチン...
赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の制御
摘要 赤黄色土草地植生を新しい見地から安定的に保全、管理するためアレロパシー物質の生態学的作用機構を制御する方法を確立し、安定した植生誘導技術の開発に資する。初年度はアレロパシー物質及びそれらの誘導...
摘要 近畿・中国地域の飼料畑で発生している帰化雑草のオナモミやチョウセンアサガオは、飼料作物の収量減、悪臭、あるいは突起状のそう果混入による採食量の低下等大きな問題となっており、早急な対策が求められ...
摘要 近畿・中国地域の草地、飼料畑に侵入している主要な帰化雑草の種類、侵入の時期、分布状況、土地利用区分との関係、帰化雑草による作物被害状況および防除対策について、文献調査、現地実態調査、アンケート...
多湿・高温下におけるソルガム等の生育・栄養特性の解明(136)
摘要 湛水下のソルガムの生育に及ぼす有機物施用の影響を土壌条件と関連づけて検討した。イタリアンライグラス株根の混入は、湛水時のソルガムの生育を著しく抑制した。これに対して牛ふん尿を混入し、湛水した処...
牛ふん尿等有機物施用が飼料作物の生育および土壌環境に及ぼす影響の解明
摘要 近畿・中国地方に分布する赤黄色土壌は、一般的に有機物含量が少なく、土壌物理性が不良で湿害が発生しやすいため、飼料作物の収量が十分に上がらないことが多い。本研究では赤黄色土壌の物理性を改善し、飼...
摘要 オオクサキビ(FP)の放牧利用草種としての適性およびイタリアンライグラス(IR)と組合せた連続的な導入法と放牧利用法について検討した。FPの省力導入にはグリホサートによる前植生の抑圧とディスク...
摘要 a.場内草地;シバ型草地では前年と同様に、シバがSDR2順位の1位を占めた。ネザサ型草地では、前年度の優占種であったネザサは、本年開花、結実して枯死したため、大幅に優占度を下げ、かわってワラビ...
摘要 造成・利用面である程度実用化のめどのついたオオクサキビ-ライグラス草地について、潜在的な草生産量を有効に利活用し、高水準の家畜生産性を実現するため、高栄養草地としての可能性と効率的な利用方式を...
Trifolium属種間雑種のカルス培養系におけるゲノム倍加と有用変異誘導技術の確立(188)
摘要 アカクローバと、近縁のジグザグクローバの雑種植物は稔性が低いので、雑種胚由来のカルス培養中に染色体数を倍加して、稔性を持ち、かつジグザグクローバ並みの地下茎繁殖力を有する複倍数体植物を作出する...