摘要 飼料化によるカンショの用途拡大を図る一環として飼料特性を成分分析と給与試験により調査した。カンショは、トウモロコシに比較して蛋白質、脂肪、ADF含量が少なかった。カンショ飼料を給与した豚の増体...
東南アジア地域における反芻家畜からのCH4発生の抑制技術の開発(171)
摘要 暖地型牧草にイモ類を加えることにより,乳量の増加とメタン発生量低減の効果が顕著であり,乳量1kgの増加に伴い乳量当たりのメタン発生量が約15L減少することを明らかにした。今後の課題として、イモを...
摘要 牛群によるフリーストールの利用性を改善するため、対頭二列式16床のフリーストールペンに飼養する15頭の泌乳牛を用い、床材の種類(土間、成形ゴムマット)や個体属性の違いが行動に及ぼす影響を検討した。...
摘要 搾乳ロボットは、我が国でも99年で10戸以上の農家で導入されており、ロボットに適した飼養管理・運用技術の確立が望まれている。11年度はロボット搾乳を牛の行動に任せた形態(フリーカウトラフィック)での...
資源循環を基盤とするフリ-スト-ル飼養乳牛群における窒素の自給率と利用効率(161)
摘要 資源循環モデルシステムにおける窒素の動態を把握するため、フリーストール牛舎に飼養する泌乳牛群の24カ月の月別摂取窒素の利用・損失区分を調査した。その結果、平均でふん尿窒素が55%、乳窒素が29%、体...
家畜感染症防御抗原の探索および遺伝子導入飼料作物を用いた家畜疾病予防法の宿主動物を用いた効果検定
摘要 飼料作物に家畜感染症の病原体に対するコンポーネントワクチンを遺伝子導入作物により作製し、経口接種した家畜に感染防御免疫を誘導する機能性飼料の開発を実施する。本研究は東京大学、琉球大学および家畜...
摘要 ヒルガオの栄養繁殖器官である根茎の制御法として,作物収穫後の休閑期の耕起によって,低温・乾燥条件に曝し枯死させることが考えられる。トウモロコシ収穫後の10月中旬,11月中旬,12月中旬に根茎を野外圃...
肉用繁殖牛のための草地の安定利用技術の開発-繁殖牛に適する草種の評価とその放牧管理法(242)
摘要 シバムギ優占草地の収量性を施肥量と刈取り回数および刈取り高さを変え、5年間調査した。年間乾物収量は採草条件下は1169kg/10a、放牧条件下では868 kg/10aであった。シバムギの被度は採草条件下では79%...
放牧牛のホームレンジを活用した省力輪換放牧技術の開発(244)
摘要 牛群の行動域の独立性を検討するため、隣接する2牧区間及び700m離れた2牧区間を通路で結んで繁殖牛群を放牧し、その利用経過を調査した。隣接牧区間では、放牧の前半は各区に数日間ずつ滞在する状況が...
摘要 飼料作物をビニール袋等に詰め込み、密封することによりスタックサイロを形成することトラクタで移動可能な作業機を開発することを目的とした。開発にあたっては、■スタック調製密封作業を2名以下の人数で...
資源循環を基盤とする牧草・飼料作物に対する泌乳牛の採食性向上技術の確立(160)
摘要 サイレージ品質が牛の採食行動に及ぼす影響を試験した。その結果,サイレージの有機酸含量の差は採食時間・採食速度等にそれほど影響を及ぼさないが,乾物率の10%程度の差は,採食時間と採食速度に影響を及...
摘要 フリーストール牛舎内の給飼から乳生産、糞尿排泄までの窒素(N)の流れを調べ、Nの自給率と乳生産への利用効率を指標として資源循環型舎飼い群管理システムの指針を与える。’97年の牛群導入時から’98...
資源循環を基盤とする牧草・飼料作物の省力栽培及び高品質サイレージ調製技術の開発(137)
摘要 資源循環型酪農の条件である高品質粗飼料の生産・調製技術の確立のために10年度産当場粗飼料の化学成分・発酵品質とほ場の作業性について調査した。10年度のサイレージの化学成分・発酵品質はトウモロコ...
摘要 機能性を付与した飼料設計を行い家畜生産性の向上を図るため、各種飼料の抗酸化力のスクリーニングを行った。その結果一般に夏作物といわれる飼料は、抗酸化力が低かった。先に行った実験結果においてアルフ...
摘要 酪農家がイネを飼料として利用しようとする場合、乳牛の養分要求量に見合った飼料メニュ-が必要である。高泌乳の飼料メニュ-作成のためには、まず、イネの乳牛による自由採食量の解明が必要である。また、...
牧草類組換体植物の開放系における遺伝子拡散評価のための基礎研究
摘要 将来の組換体植物の開放系放出を想定し、牧草類についてその種子や栄養繁殖による拡散及び花粉による野生化している宿主同一種(一部近縁)との交雑・拡散など、農業及び生態系に及ぼす影響・機構を評価、解...
摘要 肉用子牛生産の低コスト・省力化及び草地の有効利用を目的とし、野草地と牧草地を組み合わせて、繁殖牛を周年で放牧する技術を確立する。トールフェスクの利用率はホクリョウ及びナンリョウの両品種とも4~...
摘要 南九州の和子牛産地を対象にして、和子牛生産経営を生産状況(飼養頭数や出荷価格等)や経営資源、技術構造等によって類型化し、担い手経営の摘出を行った。鹿屋市I集落の和子牛飼養農家への聞き取り調査結...
摘要 ガレガは、最近、旧ソ連を中心に利用が増えている新しいマメ科牧草である。地下茎繁殖が可能であるため、永続性が極めて高く、1番草の開花がアルファルファより2週間程度早い、生育ステージの進行に伴う品...
摘要 夏作としてイヌビエを、冬作としてイタリアンライグラスを利用し通年グラス体系を採用している大田市内の酪農家を調査し、本飼料生産体系は作業が平準化しており、省力的であることがわかった。また、中国農...