2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
温暖化により増加が予想されるもみ枯細菌病に対応した水稲健全種子生産技術体系の確立 、2.体系防除による苗腐敗症および穂枯症防除技術の確立 、
摘要 目的:苗腐敗症および穂枯症に対し効果の安定した防除体系を構築する。 、成果:1)テクリードCフロアブルによる種子消毒とカスミン剤の播種時処理の体系処理は苗腐敗症、ばか苗病、いもち病に対し高く安定し...
摘要 目的:水稲品種「きたくりん」(空育172号)を用いて湛水直播栽培を行い、栽培特性を明らかにする。 、成果:1)「きたくりん」の苗立ち本数は「ななつぼし」よりもやや少ないが、実用上問題なく、生育期節は...
耐冷性といもち病抵抗性を兼ね備えた極良食味及び業務用米品種の開発とその普及 1)極良食味品種および良質糯品種の開発および栽培試験ア.「空育172号」等の安定生産のための栽培試験
摘要 目的 「空育172号」の目標収量を設定し、これを達成するためのm2当たり籾数とm2当たり籾数を明らかにし、成熟期窒素吸収量とm2当たり籾数の関係から最適な施肥窒素量の水準を明らかにする。 、結果 「きた...
摘要 目的:食の安全・安心のニーズに対し増加しつつあるクリーンライスなどの減農薬栽培では、農薬の使用回数などの制限があることや、防除圧の低下による病害の発生など、生産現場では様々な問題が生じている。...
摘要 目的:道産水稲の国際競争力を高め、高度化する消費者ニーズにも対応するため、化学肥料・化学合成農薬を5割以上削減した高度クリーン農業技術を開発・実証する。、計画:化学肥料5割削減のリスク評価,代...
摘要 目的:稲・麦・大豆等の病害虫調査を行い、毎月、予察情報を作成する。また、病害虫診断、現地指導を実際に行う技術を構築する。成果:(i)月1回、病害虫発生状況を報告した。斑点米カメムシの診断から、アカ...
摘要 目的:生物工学研究所で見いだされた水稲のいもち病に有効な糸状菌および各種病害防除に開発されつつある防除素材ならびに大豆のハスモンヨトウ防除に有効な昆虫病原性ウイルスや芳香性誘引物質等,各種生物...
売れる米つくりのための病害虫管理技術の確立 (1)イネいもち病の薬剤耐性菌緊急防除対策
摘要 イネいもち病の薬剤耐性菌の発生が県西部まで発生拡大(H15は東部、H16は東中部)していることを明らかにした。また、この対策の一環として、新薬剤(未登録)の播種時処理が、育苗期のいもち病に対して高...
売れる米つくりのための病害虫管理技術の確立 (4)水稲病害虫の省力的防除法の確立
摘要 (1)イネいもち病に対する新規育苗箱施用剤の平坦地における防除効果を葉いもちは中発生、穂いもちは少発生下で検討した結果、オロサストロビン剤の育苗箱施用は、播種時処理、移植当日処理ともにフィプロ...
売れる米つくりのための病害虫管理技術の確立 (1)イネいもち病の薬剤耐性菌緊急防除対策
摘要 (1)平成15年に発生が確認されなかった県中西部を中心にMBI-D剤耐性菌調査を行った結果、耐性菌の発生が県中部まで発生拡大していることが明らかとなった。一方、県西部では平成15年と同様に耐性菌の発生は...
水稲苗箱処理への細菌エンドファイト併用による減農薬・省力防除
摘要 細菌エンドファイト感染イネは,いもち病,セジロウンカやコブノメイガに対し抵抗性を示す。本細菌エンドファイトを水田の生態系保全に配慮した微生物農薬として実用化するため,病害虫抵抗性機能の評価・...
売れる米つくりのための病害虫管理技術の確立 (4)水稲病害虫の省力的防除法の確立
摘要 (1)イネいもち病に対する数種育苗箱施用剤の山間常発地における防除効果を葉いもち多発生、穂いもち甚発生下で検討した。オリサストロビン粒剤は、穂ばらみ初期においても対照のフィプロニル・プロベナゾ...
摘要 i)倒れにくく直播に適する東北地域向け飼料用系統「奥羽飼387号」の品種化に向け成績の取りまとめを行った。ii)低アミロースで良食味の東北地域向け低グルテリン米系統「奥羽392号」を育成した。飼料用系統...
摘要 i)いもち病菌レ-ス007菌株を伝染源にした圃場において、抵抗性の2系統だけを混植したクリ-ンクロップ法では、穂いもちはほとんど発病しなかった。一方、罹病性系統と、抵抗性系統を3:7の割合で混植し...
摘要 肉用子牛生産の低コスト・省力化及び草地の有効利用を目的とし、野草地と牧草地を組み合わせて、繁殖牛を周年で放牧する技術を確立する。トールフェスクの利用率はホクリョウ及びナンリョウの両品種とも4~...
ポジショナルクローニングによるいもち病抵抗性遺伝子の単離(205)
摘要 イネのいもち病抵抗性遺伝子をポジショナルクローニングの手法により単離することを試みており、その最終段階で必要となる、遺伝子の相補性試験を効率よく行うためのベクターの開発に成功した。すなわち、p...