摘要 目的:新規開発農薬の防除効果と薬害について検討し、実用性を判定する。 、成果:1)水稲育苗箱施用殺虫剤4剤についてウンカ類、ツマグロヨコバイ、コブノメイガ及びフタオビコヤガに対する効果と薬害を検...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、 a) 粒径が小さく低損傷デンプンの米粉となる特性を持つ品種登録出願中の米粉パン専用品種「ゆめふわり」(奥羽405号)は、多肥栽培では標肥栽培よりも15%...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、 東北において、 a) グレンドリルを用いた乾田直播体系について、耕起にスタブルカルチ、播種床造成と播種後の鎮圧にケ...
摘要 初期伸長性、半矮性、極良食味性及びいもち病抵抗性の4形質を単独で持つスーパーひとめぼれ中間母本を交配し、F1種子から目的の2形質が集積され、遺伝的背景が野生型「ひとめぼれ」に近い個体を選抜した。選...
摘要 ゲノム育種に利用可能な選抜DNAマーカーを9個開発し利用を開始した。東北地域のイネ品種に重要な穂いもち抵抗性、高度耐冷性などを含む重要形質の原因遺伝子領域を新規に9箇所同定した。変異遺伝子同定法(M...
ケミカルバイオロジーツール開発とイネいもち病菌制御化合物探索
摘要 ケミカルバイオロジーツールの提供を継続し、新たな天然化合物取得のためのモデル微生物の二次代謝遺伝子クラスター活性化研究を継続した。放線菌で二次代謝産物生産を促進する化合物NPD2639の構造活性相関...
ゲノム情報を利用したイネ高温耐性品種の育成(1)「にこまる」以上の高温・寡照抵抗性を有する暖地向き優良品種
摘要 「にこまる」以上の品質を示した系統の圃場および人工気象室試験での評価を継続し、累計での評価により高温耐性の優れた系統を選抜する。いもち病抵抗性遺伝子を導入した系統について同質性を確認する。
トビイロウンカ抵抗性、いもち病圃場抵抗性、縞葉枯病抵抗性等を備えた暖地向き複合病害虫抵抗性品種の育成
摘要 「にこまる」を遺伝的背景としたトビイロウンカ・いもち病、縞葉枯病抵抗性各種遺伝子の糖質遺伝系統育成に向けてマーカー選抜、戻し交配を行うとともに育成系統の同質性の評価を行う。室内試験では6系統以...
いもち病圃場抵抗性、縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ抵抗性等を備えた温暖地向き複合病害虫抵抗性品種の育成
摘要 Pi38、Grh3については、固定系統を評価する。Grh5については、大規模選抜を実施し、遺伝子近傍での組換え型個体を得る。いもち病圃場抵抗性集積については、乾燥ストレスのかかる畑栽培条件での生産力検定を...
摘要 早期9組み合わせ、普通期52組み合わせの交配を行いF1を採種した。F2,3の世代促進は85組み合わせについて行った。F4世代の個体選抜試験において早期257個体、普通期978個体を選抜した。F5世代の単独系統選...
摘要 水田等において飼料用稲は、その用途のため、多肥で、農薬による病害防 除が限られた条件で栽培される。しかし、この様な条件は、主要病害であるいもち病等の多発生を助長し、一部地域では本病のため、飼料...
摘要 二毛作に適性のある飼料用米、および稲発酵粗飼料用の系統育成をめざし、集団育種法に準じて交配、集団養成(世代促進)、個体選抜、系統選抜、系統育成、生産力検定(多肥、極多肥、晩植、直播等)、いもち...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (関東以西向けの多収飼料用米品種の育成)
摘要 タカナリの突然変異系統である「関東264号」は、脱粒性が改善されており原品種のタカナリよりも約1割多収であった。 複数年の生産力検定試験で、比較品種の「北陸193号」よりも収量が安定しており有望と思...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (東北地域中北部向けのいもち病抵抗性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 系統選抜により早晩性、草姿、特性に優れる27系統を選抜した。東北農研および青森農総研と交換系適(各2系統)を実施した。生産力検定予備試験供試20系統のうち、中生を中心に、いもち病圃場抵抗性に優れ、多...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (東北地域中北部向けの耐冷性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 東北農研より配付された育成材料について、全個体・系統の耐冷性を恒温深水法により検定した。個体選抜では106個体、単独系統では19系統を選抜した。生産力検定試験では、多収で耐冷性が優れる系統を、予備...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成
摘要 東北地域において1000kg/10a以上の多収品種を育成することを目指して、生産力検定試験を行った。2013年の収量は、「奥羽421号」が多肥移植栽培で957kg/10a、極多肥移植で946kg/10a、多肥直播栽培で747kg/10a...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 北海道向け飼料稲品種である「きたあおば」の欠点であった耐冷性、いもち病抵抗性等の特性を改良し、収量性が「きたあおば」と同等以上でそれぞれ出穂期の異なる極多収飼料稲系統を4系統選抜した。4系統のう...
耐冷性といもち病抵抗性を兼ね備えた極良食味及び業務用米品種の開発とその普及
摘要 Ⅰ.寒地における安定良質水稲品種の開発 1.極良食味品種及び良質糯品種の開発及び栽培試験 2.業務用及び加工用品種の開発 3.有望系統の早期開発のための特性検定試験及び選抜技術の向上 4.生産...
暖地における耐病性ソルガムおよびいもち病抵抗性イタリアンライグラス品種の育成
摘要 ソルガムとイタリアンライグラスについて実需者および生産者の意見を踏まえて有望系統を選定し,各地域に即した栽培・利用技術を開発するとともに、多様な作付け体系を提案する。