ピラミディング育種による早期・早植地帯に適した優良系統の育成
摘要 県の水稲基幹品種である「コシヒカリ」は、主要病害である縞葉枯病やいもち病の抵抗性をもたず、また高温障害の影響を受けやすい品種である。そこで、現在開発中の病害虫抵抗性を持たせたコシヒカリNILに、...
摘要 多収性の夏秋どり栽培向け四季成り性イチゴ品種「夏のしずく」(盛岡 37 号)は、既存品種と比較して 1.8~2.8 倍となる 300kg/a 以上の商品果収量が見込め、宮城県、福島県等の現地で普及を開始した。東北...
ピラミディング育種による病害虫複合抵抗性、高温耐性「コシヒカリNIL]の開発
摘要 県の水稲期間品種である「コシヒカリ」は、主要病害である縞葉枯病やいもち病の抵抗性をもたず、また高温障害の影響を受けやすい品種である。そこで、現在開発中の病害虫抵抗性を持たせたコシヒカリNILに、...
摘要 目的:多収で低コスト栽培に対応した飼料用イネ(米・WCS)や加工適性に優れる米粉用米を育成する。また、「美山錦」よりも高温耐性が優る酒米品種、及び「でわのもち」よりも倒伏や穂発芽しにくい糯米品...
摘要 バイオマーカー開発に向け、高温登熟性に関連する発現遺伝子群を見いだしたほか、高温耐性系統の選抜に用いるタンパク質を同定した。また、イネのリン要求性をバイオマーカーによる診断で判別できることを確...
次世代作物開発にむけた新規遺伝子の探索および新規育種素材の開発
摘要 重要農業形質に関わる既知及び新規の有用遺伝子に関する多型情報を収集し、イネでは122 品種について任意の遺伝子に関する対立遺伝子変異をブラウザ上で閲覧できるようにしたほか、カタログ情報の内部公開用...
摘要 目的:高温耐性を備えた有望系統及び多収性品種を育成し、いもち病抵抗性のDNAマーカー選抜法を確立する。、成果:185系統のうち55系統を高温耐性有望系統と判定し交配母本に利用した。多収性品種系統につい...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、 a) アミロース含有率が27%程度で製麺適性が高く多収の「中国215号」は、岡山県等で米粉麺用として普及の見通しが立ったため品種登録出願することとした。 ...
ゲノム情報を利用したイネ高温耐性品種の育成(4)寒冷地南部向き優良品種
摘要 第8染色体短腕末端に存在する基白の発生に関わるQTLについて、最近傍マーカー(aa08000727)が笑みの絆型の場合、基白の発生が有意に減少しており、これは3年連続したものであった。従って、この領域に基白...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、 a) 米粉パン用品種では、「こなだもん」について加工適性に優れるデータが蓄積し、兵庫県で米粉パンの製品化と産地化の見通しが立った。また、製粉性に優れ...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、 a) 粒径が小さく低損傷デンプンの米粉となる特性を持つ品種登録出願中の米粉パン専用品種「ゆめふわり」(奥羽405号)は、多肥栽培では標肥栽培よりも15%...
ゲノム情報を利用したイネ高温耐性品種の育成(1)「にこまる」以上の高温・寡照抵抗性を有する暖地向き優良品種
摘要 「にこまる」以上の品質を示した系統の圃場および人工気象室試験での評価を継続し、累計での評価により高温耐性の優れた系統を選抜する。いもち病抵抗性遺伝子を導入した系統について同質性を確認する。
高温耐性QTLを導入したコシヒカリ等の同質遺伝子系統の開発(2)「Kasalath」「ハバタキ」由来QTL
摘要 「富士80号」の実用性を見極める。Apq1のマッピングを進め、候補遺伝子を探索する。Apq1とsd1おおびいもち病抵抗性遺伝子とを集積した個体を選抜する。
気象変動を克服する高度耐冷・高温耐性・良質安定多収品種の開発
摘要 <目的> 、食糧の安定供給のためには,環境変化への耐性やいもち病抵抗性に優れた水稲多収品種の開発が急務であり,平成5年,15年の冷害や平成11年,12年の高温障害の発生等気象変動が大きい中,これらを克服...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、アミロースエクステンダー変異系統「北陸粉243号」と高アミロース系統「北陸254号」、グルテリンとグロブリンの割合が少ない「奥羽405号」と「西海269号」、...
摘要 目的:岐阜県の栽培環境に即した高温登熟耐性に優れた縞葉枯病抵抗性系統を育成する。また、「ハツシモ岐阜SL」のぎふクリーン農業に向けた減化学肥料栽培法について明らかにする。 、成果:高温検定に...
摘要 目的:県下各地域に適応する、多収で良食味の優良水稲品種、良質多収で加工適性が優れた大小麦優良品種を選定する。 、成果:「あきたこまち」級の早生で耐暑性、耐冷性、病害虫抵抗性の強い良食味水稲品種...
気象変動に強く多様なニーズに対応した西日本向けの水稲品種育成とその効率的な普及
摘要 (1)「越南246号」の生産力検定は場内および場外3か所で行う。特性検定試験については、耐病性についてはいもち病抵抗性(葉いもち、穂いもち)と縞葉枯病抵抗性について行う。他の特徴的な加工適性を持つ...
摘要 目的:新しい品種を開発する上で重要となる選抜手法に、米の食味等を左右するアミノ酸などの成分分析や遺伝子診断(DNAマーカー)など、科学的、効率的な選抜手法を駆使し、消費者ニーズに即した“売れる米づく...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなど新規需要用品種の育成に関しては、a)米粉用として、ライスパスタなどの加工用途に向く北海道に適した高アミロース系統「北海315号」を新品種候補系統として育成した。平成22年度に育成し、山口...