摘要 昆虫由来色素の機能評価を繊維害虫ヒメマルカツオブシムシによって調査し、ラックダイ虫から抽出した色素で染色した羊毛や、鉄媒染が食害を阻止する効果があること等を明らかにした。画像処理手法に基づく太...
摘要 繊維害虫ヒメマルカツオブシムシの飼育法の確立と食害性試験方法について検討した。(1)採集したヒメマルカツオブシムシ幼虫を温度24±1℃のインキュベーターでカツオブシ粉末を餌にして、1年間飼育後、若齢の...
摘要 羊型悪性カタル熱(SA-MCF)の病原ウイルス(OHV-2)は羊に対して病原性を示さないが、牛や鹿などが感染するとMCFを発症し致死的な経過をとることが多い。しかし、OHV-2がまだ分離培養されていないためウ...
摘要 スクレイピー羊からの異常プリオン蛋白質の分離方法を検討し、ホスホタングステン酸による沈殿法が、最も簡便かつ効率が良いことを明らかとした。さらに、分離した異常プリオン蛋白質は糖鎖型により3型に分...
各種サンプルからの異常プリオン蛋白質の検出法の開発と応用(18)
摘要 各種プリオンの検査法について脳、脾臓、唾液腺からの異常プリオン蛋白質(PrPSc)の検出感度を比較検討した。スクレイピー発症羊の同居羊28頭の脳、扁桃、咽頭後リンパ節、腸間膜リンパ節からウエスタンブ...
摘要 羊ヘルペスウイルス-2(OHV-2)遺伝子を定量するための競合PCR法を検討した。両端にOHV-2検出用プライマーとアニーリングする配列を持ち、内部がλDNAのコンペティター(361bp)を作製し、OHV-2PCR産物(423bp)を...
イムノPCR法を応用した異常プリオン蛋白質検出法の開発(3)
摘要 羊の脳内に蓄積する異常プリオン蛋白質を効率的に分離精製し得る方法を確立した。本法で調整したサンプルはELISA、イムノPCR法へも応用することが可能であった。一方、感染羊(未発症)の異常プリオン蛋白質...
摘要 羊型悪性カタル熱の原因ウイルスはまだ分離されていないが、ウイルス遺伝子の一部が単離され、羊ヘルペスウイルス-2(Ovine Herpesvirus-2; OHV-2)と呼ばれている。このウイル...
牛、鹿、羊における悪性カタル熱ウイルスの感染様式の解明(34)
摘要 羊から鹿への悪性カタル熱(MCF)の伝達に成功したが、牛への伝達は成功しなかった。羊群においてMCFウイルスの動態を調べたところ、生後直後の子羊からはウイルス遺伝子が検出されなかったが、早い個...
摘要 突然死など乳頭糞線虫症の病態への炎症性サイトカインの関与を調べるため、乳頭糞線虫感染牛及び羊の血清中のTNF-α、IL-1、IL-6及び脂質濃度を測定した。その結果、突然死発症例の一部の個体で...
イムノPCR法を応用した異常プリオン蛋白質検出法の開発(4)
摘要 羊スクレイピー、牛海綿状脳症(BSE)の原因と考えられる異常プリオン蛋白質(PrPScまたはPrPBSE)の高感度検出法としてイムノPCR法の開発及びその診断法への応用を試みる。作製した抗Pr...
ばれいしょ圃場におけるアブラムシ類の発生変動要因の解明および発生予測モデルの開発(291)
摘要 4~10年度までの圃場への有翅虫飛来データおよび羊ヶ丘気象データを検討して、積算温度による飛来時期予測を試みた。その結果、実際の飛来日に対しモモアカアブラムシおよびジャガイモヒゲナガアブラムシ...
牛、鹿、羊における悪性カタル熱ウイルスの感染様式の解明(45)
摘要 診断法の確立のため以下の点について検討した。1)PCR産物を組み込んだプラスミッドを用いてPCRの感度を検討したところ、1stPCRでは0.1pg、2ndPCRでは0.1fg迄ウイルス遺伝子を...
イムノPCR法を応用した異常プリオン蛋白質検出法の開発(6)
摘要 羊スクレイピー、牛海綿状脳症(BSE)の原因と考えられる異常プリオン蛋白質の高感度検出法としてイムノPCR法の開発およびその診断への応用を試みた。英国との共同研究で本法に使用する抗プリオン蛋白...
ばれいしょ圃場におけるアブラムシ類の発生変動要因の解明および発生予測モデルの開発(277)
摘要 4~9年までの圃場への有翅虫飛来データおよび羊ヶ丘気象データを検討して、積算温度による飛来時期予測を試みた。その結果、実際の飛来日に対しモモアカアブラムシおよびジャガイモヒゲナガアブラムシで2...
摘要 本課題は8年度の途中から課題化したもので、病原関連微生物の生産する毒素、抗生物質、色素など多様な機能性成分を検出し、各種成分の役割を明らかにすると共に、機能性成分の有効利用を図ることを目的にし...
摘要 悪性カタル熱(MCF)の病原体は不明であるが、羊を自然宿主とするある種のヘルペスウイルスの感染により牛や鹿など大型反芻獣で発生が認められると考えられているが、その実体はほとんど明らかにされてい...
摘要 牛悪性カタル熱(MCF)はウシカモシカ型と羊型に大別される。前者はAHV-1の感染によるものであるが、後者のウイルスはまだ分離されていない。MCF発症牛と抗体陽性羊の材料から得られたPCR産物...
摘要 牛悪性カタル熱(MCF)は、ウシカモシカ型と羊型に大別される。前者はウシヘルペスウイルス3型の感染によるものであるが、後者の病原体はまだ分離されていない。MCFが疑われた牛の病性鑑定由来材料3...
摘要 突然死型乳頭糞線虫症の発症機序解明の一環として、本症の主要症状である持続性頻脈の発生起点を明らかにするために、子羊に致死量の乳頭糞線虫を感染させ、採食前後の心電図を解析した。その結果、感染の進...